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OSDNの検索結果241 - 280 件 / 321件

  • JITコンパイラを導入した「PHP 8」が登場 | OSDN Magazine

    プログラミング言語PHPの開発チームは11月26日、最新のメジャーリリースとなる「PHP 8.0.0」公開を発表した。JITコンパイラの導入をはじめ、多数の強化が加わっている。 PHP 8.0は2015年12月に公開されたバージョン7に続くメジャーリリースとなる。 JITコンパイラを導入した。2011年より開発が進んでいたもので、7.4で実験的に導入するという提案が否決されたなどの経緯を持つ。Tracing JIT、Function JITと2種類のJITコンパイルエンジンがあり、Tracing JITの場合は合成ベンチマークでコンパイラなしと比較して最大3倍高速になるという。特定のアプリケーションの場合は約15.2倍の改善が図れたとしている。 名前付き引数もサポートした。必要なパラメーターのみを特定し、オプションをスキップできる。引数名で読みやすく記述できる。Match式をサポートした。

      JITコンパイラを導入した「PHP 8」が登場 | OSDN Magazine
    • PHP開発コミュニティがPHP Foundationを立ち上げ | OSDN Magazine

      PHP開発コミュニティは11月22日、PHP言語の開発母体として非営利団体PHP Foundationを立ち上げることを発表した。メンテナーの変更に影響を受けることなく長期的に言語の開発を継続することを目指す。すでに約10社が支援に加わっている。 PHPは今年で26周年を迎えるすプログラミング言語。Drupal、Wordpressなど、様々なアプリケーションで用いられている。人気プログラミング言語ランキングのTIOBE Index(November 2021)では第10位にランクしている。 今回の非営利団体設立の直接の発端となったのは、メンテナーの変更。PHP 5.5から開発に貢献、以来メインのメンテナーとして開発作業に携わってきたNikita Popov氏が現在の雇用主であるチェコJetBrainsを12月1日で退職し、PHPの開発に注ぐ時間が大幅に少なくなるという。 コミュニティによる

        PHP開発コミュニティがPHP Foundationを立ち上げ | OSDN Magazine
      • 「Fedora 32」リリース、新たにWorkstation向けエディションでEarlyOOMを導入 | OSDN Magazine

        FedoraはRed Hatが支援するオープンソースのLinuxディストリビューション開発プロジェクト。コミュニティ主導で最新機能の開発を積極的に進めているのが特徴で、半年サイクルでリリースが行われている。Fedora 32は2019年10月に公開されたバージョン31に続く最新版となる。 デスクトップ向けのFedora Workstation、サーバー向けのFedora Server、自動アップデート機能を持つコンテナ向けのFedora CoreOSなどのエディションが提供されるほか、デスクトップ向けにより細かくカスタマイズが加えられた「Fedora Spins」や、特定の機能に特化した「Labs」なども用意されている。 Linuxカーネルのバージョンは5.6で、WireGuard VPN、USB4などのサポートが加わった。Fedora Workstationでは, 利用できるメモリ量と利

          「Fedora 32」リリース、新たにWorkstation向けエディションでEarlyOOMを導入 | OSDN Magazine
        • 米Microsoft、JVMのチューニング技術を持つjClarityを買収 | OSDN Magazine

          米Microsoftは8月19日、Java仮想マシン(JVM)の性能チューニング技術を提供する英jClarityの買収を発表した。Azure上のJavaワークロードの性能強化を目的としたもので、jClarityが進めるOpenJDKへの貢献も支援するという。 jClarityはJavaの性能改善に関する技術を開発・提供するベンダーで、JVMガベージコレクションサブシステムのログファイルを解析する「Censum」、JavaやJVMの性能を診断する「Illuminate」などの技術を持つ。米Intel、米Uber Technologies、米Kayak、仏BNP Paribasなどが同社の技術を利用しているという。 また、同社は米OracleがJavaのライセンスモデルを変更したことを受け、OpenJDKディストリビューション「AdoptOpenJDK」プロジェクトも共同創設している。同プロジ

            米Microsoft、JVMのチューニング技術を持つjClarityを買収 | OSDN Magazine
          • Open Invention Network、exFATとAndroid ASOP 10を保護下へ | OSDN Magazine

            Linux関連の特許保護のためのコンソーシアムOpen Invention Network(OIN)は10月13日(米国時間)、「Linux System Definition」を改訂し、Android AOSP 10、exFATなどのオープンソースプロジェクトを保護下に加えたことを発表した。これにより、参加企業に対し、合計で3300以上のパッケージを訴訟リスクから保護する。 Open Invention Network(OIN)は2005年、Linuxに対する特許訴訟から企業を保護する目的で設立されたコンソーシアム。Google(米Alphabet傘下)、米IBM、中国TenCent、ソニー、楽天などが参加、2018年には米Microsoftも加わった。合計で3300以上の企業や団体がメンバーとなっている。OINは「Linux System Definition」として、Linux関連の

              Open Invention Network、exFATとAndroid ASOP 10を保護下へ | OSDN Magazine
            • オープンソースのパケットアナライザ「Wireshark 3.6」が公開 | OSDN Magazine

              Wireshark Foundationは11月22日、オープンソースのネットワークプロトコル解析ソフトウェアの最新版となる「Wireshark 3.6.0」を公開した。 Wiresharkはネットワークプロトコルアナライザー。多数のプロトコルをサポートし、ネットワークを流れるパケットを分析、視覚化できる。取得したパケットをファイルに保存してオフラインで分析することも可能。WindowsやmacOS、Linux、Solaris、FreeBSD、NetBSDなどさまざまなプラットフォームで動作する。 Wireshark 3.6は2019年3月に公開されたバージョン3系の最新版。 新たに多数のプロトコルをサポートし、既存のプロトコルも多数がアップデートされた。ファイルフォーマットでは、Vector Informatik Binary Log File(BLF)のデコードをサポートした。macO

                オープンソースのパケットアナライザ「Wireshark 3.6」が公開 | OSDN Magazine
              • 「Wine 6.0」が公開 | OSDN Magazine

                WindowsアプリケーションをLinuxなどPOSIX準拠のOSで動かすための互換レイヤ「Wine」の開発チームは1月14日、最新メジャーリリースとなる「Wine 6.0」を公開した。 Wine 6.0は2020年1月に公開された「Wine 5.0」に続く最新のメジャーリリース。この1年で8300件以上の変更が加わったと報告している。 このところ進めてきたPE(Portable Executable)形式でのモジュールの提供を継続し、6.0ではNTDLL、KERNEL32、GDI32、USER32などコアのDLLをPE形式で構築した。これにより、ディスク上のDLLファイルとインメモリコンテンツとをチェックする複製保護スキームを用意にするとしている。また、UNIXライブラリをPEモジュールと関連付ける新しいメカニズムも導入した。この仕組みを利用して、Win32 APIでは対応できないファン

                  「Wine 6.0」が公開 | OSDN Magazine
                • APIファーストを強化、容易にアップグレードできる「Drupal 9」が公開 | OSDN Magazine

                  オープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)「Drupal」を開発するDries Buytaert氏は7月3日、最新のメジャーリリースとなる「Drupal 9.0.0」公開を発表した。 DrupalはPHPで作成されたオープンソースのコンテンツ管理プラットフォーム。WYSIWYGエディタなどコンテンツのオーサリング機能を持ち、Webサイトやアプリケーションを構築できる。ライセンスはGPL。約12万人のユーザーを持ち、ドイツLufthanzaなど企業の導入事例も多数ある。 Drupal 9は、2015年に公開されたバージョン8に続くメジャーリリース。Drupal 9はDrupal 8を土台としており、容易にアップグレードできる。一方で非推奨となったAPIもあり、検出できるツールでチェックできる。 ページデザインを容易にできるレイアウトビルダー、WYSIWYGで操作できるメディア管理システ

                    APIファーストを強化、容易にアップグレードできる「Drupal 9」が公開 | OSDN Magazine
                  • exFATサポートが加わった「GParted 1.2.0」が公開 | OSDN Magazine

                    ディスクパーティション管理「GParted」開発チームは1月25日、最新版となる「GParted 1.2.0」を公開した。exFATのサポートが目玉となる。 GPartedはGNOME Partition Editorの略で、グラフィカルなUIを使ってディスクパーティションを管理できる。パーティションのサイズ変更、複製、移動などをデータを損失することなくできる。btrfs、ext2/3/4、fat16/32など多数のファイルシステク方式をサポートし、x86およびx86_64ベースのLinux、Windows、macOSで動かすことができる。GParted 1.2は、2020年1月に公開されたバージョン1.1に続く最新版。 最大の特徴は、exFAT形式のサポート。exFATのユーザー空間ツールexfatpogsを使ってexFATを扱うことができる。このほか、署名を削除時に/dev/DISKで

                      exFATサポートが加わった「GParted 1.2.0」が公開 | OSDN Magazine
                    • オンラインストレージの「ownCloud 10.5」が発表、completeとminimalの2エディションに | OSDN Magazine

                      ドイツownCloudは8月4日、オープンソースのオンラインストレージサーバー最新版「ownCloud 10.5」を発表した。最新版より、完全版の”complete”と最小版の”minimal”の2パッケージに集約し、有償となるEnterpriseの機能はライセンスキーで入手できるようになった。 ownCloudはオープンソースのオンラインストレージ、ファイル共有機能。自社のデータセンターに実装してオンラインストレージ機能を提供できる。サーバーにあるファイルは暗号化されるなど、安全性を重要な特徴とする。世界で20万以上のインストール、5000万人以上のユーザー数を持つ。 ownCloud 10.5は2018年9月に公開されたバージョン10系の最新安定版。 最新版では提供方法が簡素化され、エディションがサポートする全パッケージを含むcompleteと最小のminimalの2種類となった。ユー

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                      • UI構築JavaScriptライブラリ「React v17.0」が公開、段階的アップグレードが可能に | OSDN Magazine

                        ユーザーインターフェイス(UI)用のJavaScriptライブラリ「React」開発チームは10月20日、最新のメジャーリリースとなる「React v17.0」公開を発表した。新しい機能はなく、今後アップグレードを簡単にするための踏み台としている。 Reactは米Facebookが開発してオープンソースとして公開するUI構築のためのJavaSriptライブラリ。React v17は、2017年9月に公開されたバージョン6系に続くメジャーリリース。 JSXコードをJavaScriptに変換する最新のJSXトランスフォームをサポートする以外に、大きな新機能はない。開発チームは、開発者向けの機能を付け加える代わりに、Reactそのもののアップグレードを容易にすることにフォーカスしたと説明している。特定のバージョンのReactで管理するツリーに別のバージョンのReactで管理するツリーを組み込むこ

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                        • KubernetesネイティブJavaフレームワークの「Quarkus 1.10」が公開 | OSDN Magazine

                          KubernetesネイティブJavaアプリケーションフレームワーク「Quarkus」開発チームは12月1日、最新版となる「Quarkus 1.10」を公開した。 Quarkusは、KubernetesネイティブのJavaスタック。Javaライブラリと標準を集めてOpenJDK HotSpot、GraalVMに最適化したアプリケーションを構築できる。高速な起動時間、低いRSS物理メモリ消費などの特徴を備え、Kubernetesなどのコンテナオーケストレーションプラットフォームで高密度なメモリ使用と瞬時のスケールアップを実現するという。Quarkus 1.10は2019年に公開されたバージョン1系の10回目のポイントリリースとなる。 デフォルトのコンテンツの型がJSONになった。RESTリソースを活用しやすくするためのもので、@Producesと@Consumesを付けることなくJSONを使

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                          • オープンソースの動画エディタ「OpenShot 2.5」リリース、多くの新機能導入や機能強化が行われる | OSDN Magazine

                            OpenShotはWindowsおよびmacOS、Linuxで動作するオープンソースの動画エディタ。さまざまな動画/音声/画像フォーマットをサポートし、動画編集やエフェクトの適用、アニメーションの作成といった機能を備える。ライセンスはGPLv3。 OpenShot 2.5は2017年に公開されたバージョン2.4に続く安定版。多数の機能が加わっており、「過去最大のリリース」としている。 実験的ながらハードウェアアクセラレーションに対応した。対応するエンコーダ/デコーダを持つシステムでは、CPUを利用せずに動画データのエンコードとデコードができるようになり、性能を改善できるという。条件によっては、30〜40%の改善も期待できるとしている。 Appleの「Final Cut Pro」などで使われるEDLやXML形式での各種メタデータのインポートや、OpenShotからのEDL/XML形式でのエク

                              オープンソースの動画エディタ「OpenShot 2.5」リリース、多くの新機能導入や機能強化が行われる | OSDN Magazine
                            • 米MS、アプリストアに導入予定だったオープンソースソフト販売禁止条項を撤廃 | OSDN Magazine

                              米Microsoftが、アプリストア「Microsoft Store」におけるオープンソースソフトウェア販売についての方針を再度変更した。これにより禁止予定だったオープンソースソフトウェアの有償提供が継続可能となった。 今回の変更は、7月19日にMicrosoft Storeのゼネラルマネージャーを務めるGiorgio Sardo氏がツイートで発表した。 Microsoftは6月中旬、Microsoft Storeのポリシーを一部変更してオープンソースなどのソフトウェアの有償販売を禁止する予定を発表した。具体的には、10.8.7項で、「無料で一般提供されているオープンソースまたはその他のソフトウェアから利益を得ようとしたり、製品によって提供される機能に対して非合理に高い価格を設定したりしてはならない」という文言が加わるというもの。変更されたポリシーは7月16日に有効になるはずだった。 しか

                                米MS、アプリストアに導入予定だったオープンソースソフト販売禁止条項を撤廃 | OSDN Magazine
                              • JavaScriptコンパイラ「Babel」、フルタイム開発者維持のために寄付呼びかけ | OSDN Magazine

                                JavaScriptコンパイラの「Babel」プロジェクトが資金難に陥ったことを報告している。「2018年以来、ファンディングプランの下で実験的にフルタイムでBabelの作業ができるのか試したが、答えは「ノー」かもしれない」と記している。 BabelはAngular、React.js、Vueなどのフレームワークに統合されており、毎月のダウンロード数は1億1700万回。米Facebook、米Netflix、米Airbnb、米Paypal、米Yahoo!など多数の企業が使用している。最新版は4月末に公開した「Babel 7.14.0」。チームは新しいECMAScript仕様の実装を進め、次期メジャーリリースであるBabel 8に向けた作業を進めている。 今回の資金問題は、Babelのコアチームが5月10日付けのブログにて明らかにした。それによると、2018年以来、開発者がフルタイムでBabel

                                  JavaScriptコンパイラ「Babel」、フルタイム開発者維持のために寄付呼びかけ | OSDN Magazine
                                • ODF 1.3対応の「LibreOffice 7」が公開 | OSDN Magazine

                                  The LibreOffice Projectは8月5日(ドイツ時間)、オープンソースのオフィススイートの最新のメジャーリリースとなる「LibreOffice 7.0」を発表した。OpenDocument Format(ODF)1.3対応、Skiaグラフィックエンジン搭載など多数の大型機能が加わっている。 LibreOfficeは、OpenOffice(現「Apache OpenOffice」)のフォークとして2010年に立ち上がったプロジェクトで、The Document Foundationが開発母体となっている。ワープロ「Writer」、表計算「Calc」、プレゼンの「Impress」などのアプリケーションで構成され、Linux、macOS、Windowsなどに対応する。 LibreOffice 7.0は、2018年1月に公開されたLibreOffice 6.0に続く最新のメジャーリ

                                    ODF 1.3対応の「LibreOffice 7」が公開 | OSDN Magazine
                                  • 「GitLab 13.7」が公開、マージリクエストのレビューリクエストが可能に | OSDN Magazine

                                    オランダGitLabは12月22日、Gitリポジトリ管理の最新版となる「GitLab 13.7」公開を発表した。 GitLabはDevOps向けのプラットフォーム。Gitリポジトリ管理としてスタートし、ソースコード管理、パッケージ管理からCI/CDツールチェーンなどにも機能を拡張している。無償のコミュニティ版、有償のEnterpriseを用意している。GitLab 13.7は、5月に公開されたGitLab 13系の最新安定版。合計で45件以上の機能強化が加わった。 マージリクエスト関連でいくつかの機能強化を図った。マージリクエストに対して特定の人にレビューを求めることができる機能で、求められた人はレビューに参加を促す通知がいく。類似イシューの生成を効率化するため、イシューで/cloneを利用できるようになった。これを利用して、同じプロジェクト内で、同じタイトル、記述、メタデータを持つ新しい

                                      「GitLab 13.7」が公開、マージリクエストのレビューリクエストが可能に | OSDN Magazine
                                    • 米Microsoft、Visual Studio Code 1.40」をリリース | OSDN Magazine

                                      米Microsoftは11月8日、オープンソースのコードエディタ「Visual Studio Code 1.40(October 2019)」のリリースを発表した。TypeScript 3.7対応、Activity Barの強化などの機能が加わっている。 Visual Studio CodeはMicrosoftが開発してオープンソースで公開しているコードエディタ。Windows、macOS、Linuxで動き、コード入力補完とシンタックスハイライトを行う「IntelliSense」や、エディタ上で直接コードのデバッグを行えるデバッグ機能、Gitコマンド統合などの機能を備える。 Visual Studio Codeは月に1度のリリースサイクルを持ち、Visual Studio Code 1.40は10月に公開されたVisual Studio Code 1.39(September 2019)に

                                        米Microsoft、Visual Studio Code 1.40」をリリース | OSDN Magazine
                                      • aarch64に対応した「PyPy 7.2」が公開 | OSDN Magazine

                                        高速なPython実行環境のPyPy開発チームは10月14日、最新版となる「PyPy 7.2」を公開した。64ビットARMアーキテクチャのサポートが追加されている。 PyPyはPythonで実装されたPythonの実行環境。JITコンパイラによる高速さ、低いメモリ使用量を特徴とし、Cで実装されたPython(CPython)よりも高速に動く場合もあるという。 PyPy 7.2は2月に公開された7系の最新のポイントリリースとなる。100%の後方互換性をうたっており、Python 2.7およびPython 3.6に対応するバージョンがそれぞれリリースされている。なおPython 3.6に対応する「PyPy3.6」は本バージョンでベータから正式扱いになった。開発チームはPython 3.7に対応するバージョンの開発作業をスタートしているという。 本バージョンでは新たに64ビットのARMアーキテク

                                          aarch64に対応した「PyPy 7.2」が公開 | OSDN Magazine
                                        • 6年ぶりのメジャーリリース「Apache Cassandra 4」が登場 | OSDN Magazine

                                          Apache Cassandra Projectは7月27日(米国時間)、オープンソースNoSQLデータベースの最新のメジャーリリースとなる「Apache Cassandra v4.0」公開を発表した。 Apache CassandraはNoSQLに分類される分散型データベース。Javaで実装されており、マスターレスアーキテクチャ、低遅延、フォールトトレラントなどの特徴を備える。同期または非同期レプリケーションを選択でき、DML/DDL/DCLを追跡するオペレーターのロギング機能もある。米Apple、中国Huawei Technologies、米Netflixなど多数の採用実績を持ち、Appleでは1000以上のクラスタ構成上に、16万以上のインスタンスを構築、データ量は100ペタバイト以上に及ぶという。Apache Cassandra 4.0は2015年に公開されたバージョン3系に続くメ

                                            6年ぶりのメジャーリリース「Apache Cassandra 4」が登場 | OSDN Magazine
                                          • 「GCC 9.3」リリース、157件以上のバグを修正したポイントリリース | OSDN Magazine

                                            GNU Compiler Collection(GCC)開発チームは3月12日、コンパイラ集「GNU Compiler Collection(GCC) version 9.3」を公開した。約150件のバグを修正したポイントリリースとなる。 GCC 9.3は2019年5月に公開された9系の2回目のポイントリリース。同年8月に公開された9.2に続くもので、バグ修正が中心となっている。C++やFORTRANなどで発生していた複数の不具合や、libstdc++や最適化関連の不具合など、9.2以来合計で157件以上の修正が行われた。 GCCは通常毎年5月に最新のメジャーリリースを公開することになっており、2020年5月の10系に向けて開発が進んでいる。 GNU Compiler Collection(GCC) https://gcc.gnu.org/

                                              「GCC 9.3」リリース、157件以上のバグを修正したポイントリリース | OSDN Magazine
                                            • JavaScriptやHTMLを使ったアプリ開発フレームワーク「Electron 8」リリース | OSDN Magazine

                                              米GitHubのアプリケーション構築フレームワーク「Electron」開発チームは2月4日、最新のメジャーリリースとなる「Electron 8.0.0」をリリースした。Chromiumなどの土台技術が新しくなったほか、多数の機能が加わっている。 ElectronはJavaScript、HTML、CSSを使ってクロスプラットフォーム対応アプリケーションを構築できるフレームワーク。WebブラウザのChromiumやJavaScriptランタイム環境のNode.jsをコアとして実装されており、macOSやWindows、Linuxで動作するアプリケーションを開発できる。GitHubのAtomエディタ向けに開発された経緯を持ち、自動アップデート、ネイティブメニュー・通知、クラッシュレポート、デバッグとプロファイルなどの機能を備える。 Electron 8.0は2019年10月に公開したElectr

                                                JavaScriptやHTMLを使ったアプリ開発フレームワーク「Electron 8」リリース | OSDN Magazine
                                              • 「TypeScript 4.0」が登場 | OSDN Magazine

                                                TypeScriptはJavaScriptの拡張で、静的型付けのシンタックスを加えたもの。コードを走らせる前に型チェックができ、作成したコードはJavaScriptが動く任意のブラウザとOSで動く。Microsoftが開発し、Apache License 2の下でコードを公開している。 TypeScript 4.0は、2018年7月に公開したバージョン3.0に続くメジャーリリース。 可変長引数タプル型を導入した。要素を置き換えることができる汎用型のスプレッド構文を持たせることができ、推論も強化した。タプル型ではラベル機能も加わった。 noImplicitAnyが有効になっているとき、コントロールフロー解析を使ってクラスのプロパティの型を決定するようになった。 buildモードでの速度を改善した。–noEmitOnErrorフラグを使った時に、–incrementalでエラーのある前回のコン

                                                  「TypeScript 4.0」が登場 | OSDN Magazine
                                                • 「GNU Emacs 27.2」公開 | OSDN Magazine

                                                  GNU Emacs開発チームは3月25日、テキストエディタの最新版となる「GNU Emacs 27.2」を公開した。 GNU Emacsはフリーのテキストエディタ。Lisp言語の方言であるEmacs Lispを中核とし、拡張性に優れる。シンタックスハイライト、Unicodeサポート、デバッガーとのインターフェイス、プロジェクトプランナーなどの機能を備える。GNU/Linux、BSD系、Windows、macOSで利用できる。Emacs 27.2は、2020年8月に公開したバージョン27系の最新安定版となる。新機能はなく、バグの修正が中心となる。 Lispでは、resize-mini-framesユーザーオプションの振る舞いを変更し、non-nil値に設定時は、行頭または行末の空白文字をスキップする新しい関数のfit-mini-frame-to-bufferを使ってミニフレームのサイズ変更を

                                                    「GNU Emacs 27.2」公開 | OSDN Magazine
                                                  • Linux Foundation、新型コロナ接触感染アプリを支援するイニシアティブを立ち上げ | OSDN Magazine

                                                    Linuxなどフリー/オープンソースを支援する非営利団体Linux Foundationは7月20日(米国時間)、新イニシアティブ「Linux Foundation Public Health(LFPH)」を発表した。世界の公衆衛生機関が、オープンソースソフトウェアを使って新型コロナウイルス感染症(「COVID-19」)及び将来の伝染病と戦うことを支援するとしている。 新イニシアティブは、新型コロナの感染拡大と戦う世界各国の公衆衛生機関によるオープンソース技術の活用を支援する。具体的には、GoogleとAppleが公開する濃厚接触の可能性を検出するシステム「Google Apple Exposure Notification(GAEN)」を使うアプリを対象とする。 プレミアメンバーとして、米Cisco、米doc.ai、米Geometer、米IBM、アイルランドNearForm、米Tence

                                                      Linux Foundation、新型コロナ接触感染アプリを支援するイニシアティブを立ち上げ | OSDN Magazine
                                                    • Google、Androidのゲーム開発キット「Android Game Development Kit」を発表 | OSDN Magazine

                                                      Android Game Development Kit(AGDK)はAndroid上で動作するゲームの開発、最適化、リリースに必要なツールとライブラリを備えた開発キット。AGDKの公開により、既存のAndroid Games SDKはAGDKライブラリの一部となった。 既存のワークフローとの統合として、Visual Studio向けの拡張として利用することでAndroidをターゲットに開発できる。Unity向けのプラグインを構築したほか、今後は人気のゲームエンジンに直接統合する方向も模索しているという。 C/C++ゲームライブラリを備えた。例えば、GameActivityを使ってC/C++でゲームを開発し、Android Jetpackやサービスにアクセスできるという。ゲームコントローラーからの入力を処理するGame Controllerの他、テキスト入力では、ソフトウェアベースのキーボ

                                                        Google、Androidのゲーム開発キット「Android Game Development Kit」を発表 | OSDN Magazine
                                                      • リリース Tera Term 4.106 - Tera Term - OSDN

                                                        TeraTerm2021.06.05 (Ver 4.106)Changes Increased max width of window from 500 to 1000 chars. Serial port connection Removed the 1.5 stop bit in the serial port setup. Removed the "1.5" name from the StopBit entry in the teraterm.ini file. Bug fixes The elapsed time style timestamp in the log is incorrect. Fixed support for IME feedback back and forth function. This bug was introduced in 4.103. Fixe

                                                          リリース Tera Term 4.106 - Tera Term - OSDN
                                                        • 多言語・ライブラリが使える仮想マシン「GraalVM 20.2」が公開 | OSDN Magazine

                                                          Java向けランタイム「GraalVM」開発チームは8月18日、最新安定版となる「GraalVM 20.2」公開を発表した。 GraalVMは米Oracleが開発しオープンソースとして公開する仮想マシン。Java、JavaScript、CやC++などLLVMベースの言語、RやPythonなど多言語向けで、高度な最適化コンパイラによる高性能、Ahead-of-Timeコンパイルなどを特徴とする。デバッグ、モニタリング、プロファイリング、リソース最適化などのツールも利用できる。 GraalVMコンパイラがついたJavaランタイム、GraalVM JavaScriptインタープリタ付きのNode.jsランタイム、LLVMビットコードランタイムなどで構成されるコミュニティ版(無償)と有償版がある。 GraalVM 20.2は、2月に登場した20系の最新版。コミュニティ版はOpenJDK versi

                                                            多言語・ライブラリが使える仮想マシン「GraalVM 20.2」が公開 | OSDN Magazine
                                                          • パッチベースのバージョン管理システム「Pijul」がベータに | OSDN Magazine

                                                            Pijulはオープンソースの分散型バージョン管理システム。git、mercurial、svnなどがスナップショットベースであるのに対し、Pijulはdarcsと同様にパッチの理論を意味する「Theory of Patches」に基づく。パッチベースは簡単に学習できるが速度が遅いといわれるが、Pijulは高速さと拡張性も備えるという。darcsとの違いはスピードに加え、ブランチのサポートも挙げている。 結果やバージョンの識別子を変えることなく、独立した変更を順番に関係なく適用できる。git rebaseやhg transplantを使うよりもシンプルなワークフローで作業ができるとしている。ブランチのような機能として”チャネル”を備えるが、他のシステムよりも重要度は低いという。また、コンフリクトは”マージに失敗”ではなく標準のケースとしてモデルされる。ブランチ内で複数の機能を開発してその一部を

                                                              パッチベースのバージョン管理システム「Pijul」がベータに | OSDN Magazine
                                                            • Kubernetesモニタリングが標準に、「Zabbix 6.0」公開 | OSDN Magazine

                                                              オープンソースのITインフラモニタリングツール「Zabbix」開発チームは2月15日、最新のメジャーリリースとなる「Zabbix 6.0」を公開した。2025年2月までサポートされる長期サポート(LTS)版となる。 Zabbixはネットワークやサーバーハードウェア、アプリケーションなどの監視を行うためのモニタリングソフト。GPLv2で公開されている。 Zabbix 6.0は2020年5月に公開された5系に続くメジャーリリース。Zabbix開発チームは1年半ごとにLTSのメジャーリリースを行なっている。 Zabbixサーバーで、1つまたはそれ以上のスタンバイノードをサポート、すぐにHAクラスタを使用できるようになった。 サービスでは、ビジネスサービス監視を強化し、10万台以上のサービスのモニタリングが可能になった。このほか、柔軟性のあるサービス計算ロジック、根本原因の分析、サービスステータス

                                                                Kubernetesモニタリングが標準に、「Zabbix 6.0」公開 | OSDN Magazine
                                                              • プロジェクト誕生から10周年、「OpenIndiana Hipster 2020.10」が公開 | OSDN Magazine

                                                                OpenIndianaは米Sun Microsystemsの「Solaris」のオープンソースプロジェクトであるOpenSolarisの流れを汲むプロジェクト。2010年の米OracleによるSun買収後、Illumos Foundationが立ち上がり、その下のプロジェクトとして開発が進んでいる。 6ヶ月のリリースサイクルを持ち、OpenIndiana Hipster 2020.10は5月に公開されたOpenIndiana Hipster 2020.04に続く最新版。最新版では仮想化ハイパーバイザーBHyVeが加わった。Type-2のハイパーバイザーとしては、VirtualBoxに加わるものとなる。なおType-1ではKVMをサポート済み、OSレベルの仮想化も対応している。 Remote Desktop Protocol(RDP)のオープンな実装であるFreeRDP、リモートデスクトップ

                                                                  プロジェクト誕生から10周年、「OpenIndiana Hipster 2020.10」が公開 | OSDN Magazine
                                                                • 「Python 3.9」が公開 | OSDN Magazine

                                                                  プログラミング言語Pythonの開発コミュニティとリリースチームは10月5日、最新版となる「Python 3.9.0」公開を発表した。 Python 3.9は2019年10月に公開されたバージョン3.8に続く最新版。Pythonは2019年秋にリリースサイクルを変更して年一度に短縮する方針を決定しており、Python 3.9はそれに基づくものとなる。 シンタックスでは、PEP 584として2つの辞書オブジェクトをマージできる演算子が加わった。Python関数をラッピングして振る舞いを変更するデコレーターの文法制限が緩和され、任意の有効な表現を利用できるようになった。リストとディレクトリで型ヒントを利用できるようになった。また標準ライブラリでは、typingモジュールにAnnotated typeが加わり、型ヒントに任意のメタデータを追加できるようになった。 標準ライブラリではまた、os.p

                                                                    「Python 3.9」が公開 | OSDN Magazine
                                                                  • ニュース: OSDN.netにおけるバナー広告の廃止の決定ならびにファイルリリースのGitHub同期機能の開始について - OSDN運営・管理 - OSDN

                                                                    OSDN.netにおけるバナー広告の廃止の決定ならびにファイルリリースのGitHub同期機能の開始について (原文) 株式会社アピリッツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:和田順児、以下アピリッツ)OSDN部は、日本最大のオープンソースソフトウェアの開発とダウンロードのプラットフォームであるOSDN.net (https://osdn.net/ )において、サイト運営社側の収益となるバナー広告の全面的な廃止の決定とファイルリリース/ストレージ機能においてGitHubとの同期機能の提供を開始することをお知らせします。 背景2000年にOSDNの前身となる組織が発足した当時、オープンソース・コミュニティによるオープンソース開発には3つの「D」、Develop(開発)、Distribute(配布)、Discuss(議論)が欠かせないものであると位置付け、OSDNはそれらを支える活動を行うという

                                                                    • 米Microsoft、量子コンピュータ向け開発キット「Quantum Development Kit(QDK)」をオープンソースで公開 | OSDN Magazine

                                                                      米Microsoftは7月11日、量子コンピュータ向けアプリケーション開発のための開発キット「Microsoft Quantum Development Kit(QDK)」をオープンソースで公開した。 Microsoft Quantum Development Kit(QDK)はMicrosoftが2018年に発表していたもので、ハイレベル量子向けプログラミング言語Q#を利用した量子アプリの開発が行える。 QDKにはQ#コンパイラやサンプル、チュートリアル、VSとVS Code向けの開発環境拡張、量子プログラム向けのシミュレーター、リソース予測機能などが含まれている。 Visual Studio(VS)やVisual Studio Code(VS Code)との統合機能もあり、慣れ親しんだ環境でQ#によるプログラミングが行える。対応プラットフォームはWindowsおよびmacOS、Linu

                                                                        米Microsoft、量子コンピュータ向け開発キット「Quantum Development Kit(QDK)」をオープンソースで公開 | OSDN Magazine
                                                                      • 「GCC 9.2」リリース | OSDN Magazine

                                                                        The GNU ProjectとThe GNU Compiler Collection(GCC)開発者は8月12日、コンパイラ集「GCC 9.2」を公開した。9系の最新のバグ修正リリースとなる。 GCCは元々はGNU operating system向けのコンパイラ(GNU C Compiler)として開発がスタートしたもの。C/C++、Objective-C、Fortran、Ada、Goなどさまざまな言語に対応するようになったために名称をGNU Compiler Collectionに変更した。コンパイラのほか各種言語向けのライブラリ、フロントエンドなども提供する。 GCC 9.2は5月に公開したGCC 9.1に続く最新版。9系では最初のバグ修正リリースとなる。 aarch64に関するバグが修正された。AMD Zen 2では新しいスケジューラーモデル向けに”-march=znver2″オ

                                                                          「GCC 9.2」リリース | OSDN Magazine
                                                                        • PythonのWebフレームワーク「Django 3.0.2」リリース | OSDN Magazine

                                                                          Webフレームワーク「Django」開発チームは1月2日、3系の最新版となる「Django 3.0.2」を公開した。3.0で生じたバグの修正が中心となる。 DjangoはPythonでWebアプリケーションを実装するためのフレームワーク。クリーンかつ実用的な設計、安全性、拡張性などを特徴とする。 Django 3.0.2は2019年12月はじめに公開したバージョン3系の最新のポイントリリース。バグの修正が中心で、GROUP BYでのSubquery()が参照する列を含まないバグ、クエリセットがSubquery()での集合を含む場合にQuerySet.exists()がクラッシュするバグなど、3系で生じた不具合を修正した。 また、PostgreSQL 10以上で、外部キーの追加とデータの変更を同時に行なった場合にマイグレーションクラッシュを生じるバグなども修正した。 Django 3.0.2

                                                                            PythonのWebフレームワーク「Django 3.0.2」リリース | OSDN Magazine
                                                                          • OSDN.netにおけるバナー広告の廃止の決定ならびにファイルリリースのGitHub同期機能の開始について

                                                                            株式会社アピリッツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:和田順児、以下アピリッツ)OSDN部は、日本最大のオープンソースソフトウェアの開発とダウンロードのプラットフォームであるOSDN.net (https://osdn.net/)において、サイト運営社側の収益となるバナー広告の全面的な廃止の決定とファイルリリース/ストレージ機能においてGitHubとの同期機能の提供を開始することをお知らせします。 背景 2000年にOSDNの前身となる組織が発足した当時、オープンソース・コミュニティによるオープンソース開発には3つの「D」、Develop(開発)、Distribute(配布)、Discuss(議論)が欠かせないものであると位置付け、OSDNはそれらを支える活動を行うという基本方針が定められました。それから20年以上の年月が経過し、オープンソースを巡る環境は劇的に変化を続けていますが、今も

                                                                            • 統合開発環境「IntelliJ IDEA 2020.1」リリース、新たにJava 14をサポート | OSDN Magazine

                                                                              Java仮想マシン(JVM)向けの統合開発環境(IDE)「IntelliJ IDEA」開発チームは4月10日、最新版となる「IntelliJ IDEA 2020.1」を公開した。Java 14のサポートが加わったほか、エディタ、デバッガなどで多数の機能強化が図られている。 IntelliJ IDEAは、チェコJetBrainsが開発するJavaや関連言語向けのIDE。静的コード解析、バージョン管理、コード入力自動補完、デザインなど開発生産性にフォーカスした機能を備える。より対応言語が多く、フレームワークサポートや各種ツールなどが利用できる商用版と、Apache License 2で公開するオープンソース版の2種類が提供されている。 IntelliJ IDEA 2020.1は、2019年11月末に公開されたIntelliJ IDEA 2019.3に続くリリースで、2020年初の公開となる。最

                                                                                統合開発環境「IntelliJ IDEA 2020.1」リリース、新たにJava 14をサポート | OSDN Magazine
                                                                              • 「OpenSSH 8.3」公開、バグ修正が中心のリリースに | OSDN Magazine

                                                                                SSHプロトコルの実装「OpenSSH」開発チームは5月27日、最新版となる「OpenSSH 8.3」を公開した。バグ修正が中心のリリースとなる。 OpenSSHはSSH 2.0プロトコルを実装したサーバーおよびクライアントで、SFTPクライアントとサーバーのサポートも含む。暗号化された経路を使って安全にリモートホストへとアクセスする仕組みを提供する。さまざまな認証手法をサポートし、高度な設定オプションも備える。 OpenSSH 8.3は、2019年に登場した8系の最新版で、2月に公開されたOpenSSH 8.2に続くリリースとなる。 sshdではIgnoreRphosts機能を強化した。また、sshコマンドおよびsshdの両方でOpenSSHに含まれる移植性のあるC実装よりもlibcryptoのchacha20を優先使用するように変更した。 秘密鍵ファイルに対応する公開鍵がない場合、暗号

                                                                                  「OpenSSH 8.3」公開、バグ修正が中心のリリースに | OSDN Magazine
                                                                                • 「Dart 2.7」リリース、拡張メソッド機能が実装される | OSDN Magazine

                                                                                  GoogleのWeb向けプログラミング言語Dart開発チームは12月12日、最新安定版となる「Dart 2.7 SDK」公開を発表した。 DartはGoogleが開発するプログラミング言語。JavaScriptの代替として登場したが、現在はクライアント向けに最適化されたプログラミング言語と位置付けている。JavaScriptにコンパイルしてさまざまなJavaScriptエンジンで実行できるほか、ARMおよび64ビットx86のネイティブコードにコンパイルすることもできる。これによってモバイルやデスクトップ、バックエンドなど任意のプラットフォームで高速に動くアプリケーションを開発できる。11月に公開されたGitHub Octoverseのレポートでは、貢献者の数でもっとも成長している言語と評価されている。 Dart 2.7は11月に公開されたバージョン2.6に続く最新版。 本バージョンでは拡張

                                                                                    「Dart 2.7」リリース、拡張メソッド機能が実装される | OSDN Magazine