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  • 70歳のおじいちゃんが『To Loveる』を読んだらどのキャラに一番ハマるのか | マジスカスクエアガーデン

    皆さんは2006年から2009年にかけて、週刊少年ジャンプで連載された伝説的ラブコメディ漫画『To LOVEる』をご存知だろうか。 本作の主人公は、恋愛に奥手な男子高校生・結城リト。 ある日地球にやってきた美少女宇宙人ララを中心に、美少女たちとトラブルまみれの学園生活を送るハメとなり、 結果的に十数人がリトのことを好きになるという物語だ。 作中では美女・美少女キャラのムフフな描写が多く、ハーレム作品としては金字塔的な作品であり、 当時の多感な男子たちの股間にも文字通り多くの金字塔を打ち立ててきた。 ※あまりに過激なため香港では購入の際に年齢制限が設けられ、台湾では現地で修正された上で販売されている(参考: Wikipedia) そして登場するキャラクターは個性豊かな面々が多く、お色気描写だけでない、ストーリーとしての面白さも内在している。 実際にテレビアニメ化など多くのメディアミックスを展

      70歳のおじいちゃんが『To Loveる』を読んだらどのキャラに一番ハマるのか | マジスカスクエアガーデン
    • 鳥山明さんのいなくなった日3【夏目房之介のマンガ与太話 その30】 | マンバ通信

      鳥山明は、縦の間白(コマとコマの間)より横の間白を広くとり読みやすくする工夫など、先鋭的な作品ではむしろダサく見えてしまう表現上の更新もしている。が、それが典型的に示すように、新しい革新的な表現に注目しがちな批評言説からは注目されにくい作風である。けれど、彼は間違いなくジャンプ最盛期の牽引役で、その後のジャンプ路線のシンボルだった。のちにジャンプを支える『NARUTO』の岸本斉史、『ワンピース』の尾田栄一郎ら、多くのジャンプ作家に影響を与えた。いわば読者を育て、そこから作家を生み出したのである。いいかえると、彼はジャンプの基準、範例のようにも見なされ、結果「明朝体」のように感じられるようになったのかもしれない。 鳥山明はとてつもない作業量をこなし、しかも締め切りを守った。その理由が、会社員を経験したので、〈原稿が遅れるといろんな人に迷惑がかかる〉*1と思ったからだという。ただ、絵を描くのが

        鳥山明さんのいなくなった日3【夏目房之介のマンガ与太話 その30】 | マンバ通信
      • 次に来るバンド漫画は『ふつうの軽音部』である──傑出した“普通”で描く生々しさ

        『ぼっち・ざ・ろっく!』に『ガールズバンドクライ』ときて、次にくるバンド作品はこれ! な漫画を今回は紹介。 年間数百タイトルの漫画を読む筆者が、時事に沿った漫画を新作・旧作問わず取り上げる本連載「漫画百景」。第四十景目は『ふつうの軽音部』です。 先に挙げた2作を筆頭に、バンドモノが人気を集めている今日この頃、次にくるバンド漫画は『ふつうの軽音部』だと断言します。 既刊2巻とまだ追いかけやすいうちに、ぜひ一読を。 ロックの日である本日6月9日には最新話(25話)が更新され、エピソード的にも今ちょうど盛り上がりを見せているので、タイミングもバッチリです。 少年ジャンプ+で連載中 クワハリ&出内テツオによる漫画『ふつうの軽音部』『ふつうの軽音部』は、2024年1月から集英社の漫画アプリ「少年ジャンプ+」で連載が開始された漫画作品です。 高校入学を機に、軽音部へ入ることを決めた女子高生・鳩野ちひろ

          次に来るバンド漫画は『ふつうの軽音部』である──傑出した“普通”で描く生々しさ
        • Netflix映画『シティーハンター』ってなんでこんなにヒットしているの?

          Netflix映画『シティーハンター』ってなんでこんなにヒットしているの?2024.05.19 12:0077,407 中川真知子 Netflix映画『シティーハンター』、みなさんはもう視聴しましたか。 私は原作とアニメをこよなく愛し、是非とも自分でも『シティーハンター』を作ってみたいとアニメ業界の門戸を叩き、業界の端っこからレジェンドたち(『シティーハンター』のクリエイターたちのこと)に熱い眼差しを送っていたタイプのファンで、今回の日本初実写ドラマ化を期待半分不安半分で視聴しました。 で、感動しましたね。よくやってくれた、とも思いました。原作に敬意が払われていたし、何より主演の鈴木亮平さんが作品をとても愛しているのが伝わってきました。80年代の作品を蘇らせる上での工夫も十分に施されていたと思います。 でも、この記事で語りたいのは作品の良さや鈴木亮平さんの作り込みではなく(他で語り尽くされ

            Netflix映画『シティーハンター』ってなんでこんなにヒットしているの?
          • 『岸辺露伴は動かない』は『ジョジョ』の新たな可能性も広げた 見事な“スタンド”の脚色

            5月10日にテレビドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK総合)の最新エピソードとなる第9話「密漁海岸」が地上波で放送され、5月18日にはPrime Videoでの配信が始まった。 『岸辺露伴は動かない』は人気漫画家の岸辺露伴(高橋一生)と編集者の泉京香(飯豊まりえ)が杜王町という架空の街を舞台に、人知を超えた超常現象に遭遇する姿を描いた1話完結の怪異譚だ。露伴は人間を本に変えて記憶を読んだり、情報を書き足すことで行動を操ることのできるヘブンズ・ドアーというギフト(特殊能力)の持ち主で、ヘブンズ・ドアーを用いて窮地を脱出する姿がドラマの見せ場となっている。 今回の「密漁海岸」では、杜王町にオープンしたイタリアン・レストランに向かった露伴と泉がトニオ・トラサルディー( Alfredo Chiarenza )というイタリア人のシェフと出会う場面から始まる。 トニオは手を見ることで健康状態を見抜くこ

              『岸辺露伴は動かない』は『ジョジョ』の新たな可能性も広げた 見事な“スタンド”の脚色
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