提供:パナソニック株式会社 イヤホンを買うなら、いい音の製品がいい──音楽好きなら誰もが抱く想いだが、“いい音”の定義は意外と曖昧だ。「細部までクリアに聴こえる」「臨場感がある」などの条件が思い浮かびはするが、正解を教わる機会は一般人には少なく、自分が求めるものをリストアップすることは難しい。 いい音とは、いったいなんなのだろう? ここでは、「音づくりのプロ」と「音を鳴らす機材を作るプロ」へのインタビューから、ひとつの答えを考えていく。 音づくりのプロが思う“いい音”とは? まず“音づくりのプロ”として、J-WAVE NEWSの運営母体であるラジオ局・J-WAVEの技術者である新井康哲に話を聞いた。ナビゲーターがマイクに向かって話す「音の入り口」から、電波として発信される「音の出口」まで、ラジオ放送における音や機材の調整を行うのが新井をはじめとする技術者の仕事だ。その音は、緻密な調整がなさ
“いい音”って数値化できるの? イヤホンのスペックの読み方2024.05.03 22:0010,518 巽英俊 イヤホンやヘッドホンのカタログを見ていると、なんだかいろいろなスペックが掲載されています。実際にはスペック的に優れているイヤホンがそのまま「音がいい」とは限らないのですが、このスペックを読み取れると、ある程度はその製品が志向するサウンドの傾向がわかるかもしれません。 その手助けとして、イヤホン&ヘッドホンのスペックが何を意味しているのかを、ざっくり解説していきます。 ドライバードライバーは電気の流れとして伝わった音声信号を、空気の振動に変換して耳に伝えるパーツで、イヤホンの心臓部です。ドライバーのサイズが大きいほど多くの空気を振動させることができるので、低域の再生が有利になります。現実の楽器だって、例えば小太鼓よりもドスンと低い音を出す大太鼓はサイズがでかいわけで、あれと同じこと
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