数年前、ポカポカとした春の陽気が感じるころ。四国から都内の大学に進学したライター・赤池は、とある授業中にカルチャーショックを受けました。それは教室内の机を動かすとき。クラスメイトに「その机かいといて」と伝えると、「え?どういう意味?」といわれたのです。 周囲を田んぼに囲まれBGMはウシガエルなド田舎で育ってきた私は、そのときに初めて机を運ぶという意味の「机をかく」という言葉が方言だったと知り、とても衝撃を受けたのです。 みなさんも地元から離れ、違う土地で新生活を始めたとき、私のように標準語だと思っていたのに実は方言で意味が通じなかった…という経験はありませんか? そこで今回は、以前募集したアンケートに回答してくださった読者のかたの証言をもとに、「上京して通じなかった悲しい方言たち」をご紹介します。 ・関連記事 >>>標準語だと思ってた…上京して通じなかった悲しい「方言」たち(掲載日2020