並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 17 件 / 17件

新着順 人気順

genpatsuの検索結果1 - 17 件 / 17件

  • やはりベントできなかった2号機 東京電力福島第一原発

    水素爆発こそ起こさなかったものの、東京電力福島第一原発事故で最も多くの放射能を撒き散らしたとされる2号機。原子力規制委員会による現地調査で、2号機のベント(排気)配管の途中にある仕切り板(ラプチャーディスク)はほぼ汚染されていないことが分かり、やはり一度もベントが成功しなかったことが確定的になった。 2011年3月14日夜、ベントによる原子炉の減圧ができず、消防車では注水もできず、メルトダウン(炉心溶融)が進んだ。 結果的には、翌日早朝、格納容器下部の圧力抑制室付近で爆発音がした後、炉の圧力が下がって注水が再開。格納容器が破裂し東電も現場放棄するしかない最悪の事態は回避された。 しかし、破断部から高濃度に汚染された生の蒸気が外部に大量流出する結果を招いた。(山川剛史)

      やはりベントできなかった2号機 東京電力福島第一原発
    • 電源車 ほとんど役に立たず | 40年後の未来へ 福島第一原発の今 〈原発事故 海水リアルタイムモニター〉

      東京電力福島第一原子力発電所には、3月11日の事故のあと、失った電源を復旧させるためにおよそ70台の電源車が向かいましたが、津波によるがれきの散乱などで作業が難航したうえ、水素爆発の被害も受けて、実際にはほとんど役に立たなかったことが東京電力の調査で分かりました。 福島第一原発では、地震により外部からの電源供給が止まったうえ、非常用の発電機も津波の影響で動かなくなったため、東京電力だけでなく、東北電力や自衛隊などの電源車、合わせておよそ70台が発電所に向かいました。 この電源車がうまく機能したかを東京電力が調査したところ、発電所の敷地内に、津波によって車の進行の邪魔となるがれきが散乱していたり、ケーブルをつなぐ配電盤が水につかって故障したりしていたため、電気をうまく供給できなかったことが分かりました。 それでも、地震の発生からおよそ24時間がたった3月12日の午後3時ごろには、2号機の配電

        電源車 ほとんど役に立たず | 40年後の未来へ 福島第一原発の今 〈原発事故 海水リアルタイムモニター〉
      • 廃炉金属のリサイクルの現状は-進む原発老朽化で大量発生へ-

        原発の廃炉に伴い発生する金属やコンクリートの廃棄物を少しでも減らすために、汚染の程度が比較的低いものをリサイクルする「クリアランス」制度。老朽原発の廃炉が相次ぐのを見込む電力業界は審査の効率化を求め、原子力規制委員会が放射能の測定方法を見直している。国の実証事業で金属廃棄物を加工した工場周辺では、市民団体が「うやむやのまま全国の原発から持ち込まれるのでは」と警戒し、情報公開の徹底を要望。リサイクル製品が社会的に受け入れられるかも未知数だ。(宮尾幹成)

          廃炉金属のリサイクルの現状は-進む原発老朽化で大量発生へ-
        • 虚偽DVに対する刑事告訴 - 共同養育支援法 全国連絡会

          虚偽DVをねつ造し流布したことによる元妻側弁護士等の名誉棄損に対し、刑事告訴 最新関連記事 平成30年1月30日、現代ビジネス、DV認定され、9歳の娘に二度と会えない…離婚で地獄を見た男の嘆き 平成30年1月29日号、AERA、「子と引き離される「元夫」の苦悩」 刑事告訴についての報道 虚偽DVをねつ造し流布したことによる元妻側弁護士等の名誉棄損に対する刑事告訴の記事が、平成29年10月13日に産経新聞朝刊に、また10月17日に産経新聞WEB版に掲載されました。 平成29年10月17日、産経新聞、「親権1、2審逆転訴訟が刑事事件に 敗訴の父親が元妻支援の弁護士ら告訴 異例の展開」 当該当事者の方が産経新聞への掲載を受けてFacebookにコメントが出されましたので紹介いたします。 新聞に、私が元妻の代理人らに対しておこした名誉棄損の刑事告訴の記事が掲載されました。 私が言いたかったことを記

          • 高浜増設 ずぶずぶの関係に 依存の構造(上)-関電役員 金品受領-

            関西電力役員らが福井県高浜町元助役・森山栄治氏=2019年3月に90歳で死去=から金品を受け取っていた問題は、発覚から2カ月近くとなった。関電と森山氏との関係はどのようにできあがり、背景にあったものは何か。原発立地自治体と金を巡る「依存の構造」を探った。(高野正憲、栗田啓右、今井智文、鈴木啓太) 人脈を駆使した高浜町元助役の森山氏 「地元に金を落とせ」。6畳ほどの洋風応接間で関電高浜原発の所長は、机越しに座る小柄な森山氏から、原発内の工事を特定の業者に発注するよう迫られたことがあった。断ろうとすれば、森山氏は机を蹴り上げて、すごみをきかせてきた。「おれの言うことが聞けないのか」 森山氏は高浜町助役を辞めた後、高浜原発の幹部らを京都市内の自宅に呼び出していた。「『できません』は禁句だった。(一方的に話をされる)2時間ずっと耐えるしかなかった」。先の所長経験者はそう振り返った。 京都府綾部市職

              高浜増設 ずぶずぶの関係に 依存の構造(上)-関電役員 金品受領-
            • 古賀茂明「原発は民間の耐震住宅より桁違いに耐震性が弱く危険」差止判決の福井地裁元裁判官の樋口英明の理屈 - 事実を整える

              いつまで虚偽の事実で風評被害を続けるのか 古賀茂明「原発は民間の耐震住宅より桁違いに耐震性が弱く危険」 差止判決を出した福井地裁元裁判官の樋口英明の理屈 いつまで原子力発電所に関する虚偽の事実で風評被害を続けるのか 古賀茂明「原発は民間の耐震住宅より桁違いに耐震性が弱く危険」 脱炭素には原発が必要とEUが認めた と叫ぶ人がいるが 脱炭素の議論は脱原発の必然性に影響しない 民間の耐震住宅より桁違いに耐震性が弱く危険 事故の賠償の備えが1200億円しかない 避難計画に規制委審査もない 核のゴミ処理の見通しもない そんな原発は動かすべきではないhttps://t.co/kcKFED787v — 古賀茂明@フォーラム4 (@kogashigeaki) 2022年2月20日 古賀茂明「原発は民間の耐震住宅より桁違いに耐震性が弱く危険」とツイート。 これは虚偽の事実です。 同様の発信は過去にも行ってい

                古賀茂明「原発は民間の耐震住宅より桁違いに耐震性が弱く危険」差止判決の福井地裁元裁判官の樋口英明の理屈 - 事実を整える
              • http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~k-hirano/Genpatsu/Genpatsu03.html

                • 『「やさしさ」の免罪符』 脚注・参考資料集

                  『「やさしさ」の免罪符 暴走する被害者意識と「社会正義」』(林智裕)の脚注・参考資料集です。 ※参考資料については、お待ちください。 ※「事実を整える」の Nathanさんと共同作業で作りました はじめに*1 【北海道・大千軒岳】「友だちでした。何も言えない」クマに襲われたとみられる遺体北大生と判明…水産学部長「志半ばの若い命が失われたことに深い悲しみ」 | みんなの掲示板 Talk (トーク) *2 北秋田市でクマに襲われ 高校生含む5人けが 1人は重傷|NHK 秋田県のニュース *3 クマ類による人身被害について [速報値] *3 クマによる人的被害 統計開始以降最多に 今年度17道府県160人 | NHK | クマ被害 *4 ファラオ田中【冷めた】 on X: "人間は碌な生き物じゃないのは間違いないが、熊社会の為にも人の味を覚えた熊は排除しなきゃいけないんだな。 人間を食う、人間の

                    『「やさしさ」の免罪符』 脚注・参考資料集
                  • 1、2号機排気筒、8月1日から解体

                    東京電力福島第一原発では、8月1日から1、2号機原子炉建屋そばにある排気筒(高さ約120メートル)の解体が始まる。大型クレーンで切断機器を上からつるして筒にはめ込み、外側をカッターで切るという前例のない難作業で、天候に左右される。 筒の中央部分に複数の損傷が見つかっており、東電は高さを半分にする計画。1日に筒身の外側に付いている電線などを切り、2日に筒身本体を切断予定。東電は2020年3月までの作業完了を目指す。 また、3号機使用済み核燃料プールでは7月21日、7月中に予定していた核燃料21体の取り出しを完了。4月分を合わせると、未使用核燃料28体を地上の共用プールに移し終えた。9月に作業を再開する。

                      1、2号機排気筒、8月1日から解体
                    • 東電・武黒氏 注入中断の指示を陳謝 | 40年後の未来へ 福島第一原発の今 〈原発事故 海水リアルタイムモニター〉

                      福島第一原発の事故直後に、総理大臣官邸で対応に当たった東京電力の武黒フェローが、国会の原発事故調査委員会に参考人として出席し、原子炉への海水注入の中断を指示したことについて、「菅総理大臣の了解を得てからと思い、いったん止めるように連絡したが、混乱を招き、申し訳なく思っている」と陳謝しました。 28日開かれた国会の原発事故調査委員会には、東京電力で原発に関する技術的な助言や指導を行う立場にあり、福島第一原発の事故直後に東京電力の代表として、総理大臣官邸で対応に当たった武黒一郎フェローらが参考人として招かれました。 武黒氏は、事故発生当初、東京電力が行っていた原子炉を冷やすための海水注入を中断するよう、現場に指示を出しましたが、現場の判断で、海水注入は継続されました。 これについて、武黒氏は「当時の菅総理大臣への説明が終わっていなかったため、理解を得てから行うのが重要だと思い、いったん止めるよ

                        東電・武黒氏 注入中断の指示を陳謝 | 40年後の未来へ 福島第一原発の今 〈原発事故 海水リアルタイムモニター〉
                      • 熊谷徹「なぜドイツは原発捨てたのか8000字書いた」⇒フランスから買う(8文字):ハイキング中のドイツ人 - 事実を整える

                        ハイキング中のドイツ人がまた渾身の投稿です。 熊谷徹「なぜドイツは原発捨てたのか8000字書いた」 フランスから買う、仏から買うから。(8文字)で終了 ドイツと原子力発電 なぜ8000字も?そのヒントが朝日新聞記者の鮫島浩に 熊谷徹「なぜドイツは原発捨てたのか8000字書いた」 ドイツでは来年末をもって、原発が全廃されます。 ドイツ人はなぜ原子力を捨てたのか?約8000字の原稿を東京の編集部に送りました。 一球入魂で、力が入りました。 pic.twitter.com/B7kVH2o9tn — 熊谷 徹 (@ToruKumagai) 2021年3月7日 熊谷徹 氏が「なぜドイツは原発捨てたのか8000字書いた」と投稿。 ツッコミが相次ぎました。 フランスから買う、仏から買うから。(8文字)で終了 「フランスから買う」「仏から買うから。」(8文字)で終わるという指摘が相次ぐ。 フランスから買う

                          熊谷徹「なぜドイツは原発捨てたのか8000字書いた」⇒フランスから買う(8文字):ハイキング中のドイツ人 - 事実を整える
                        • 2号機デブリ採取機器が福島に到着

                          東京電力は1月31日、2号機原子炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)を採取するロボットアームが、福島県楢葉町にある日本原子力研究開発機構の遠隔技術開発センターに到着したと発表した。昨年8月から神戸の三菱重工業の工場で性能を確認する試験や、操作の訓練を続けてきた。2月中旬から半年程度かけて、センターで試験や訓練を実施する。 ロボットアームは長さ22メートル、重さ4.6トンのステンレス鋼製。先端に取り付けた金属ブラシでデブリをこすって1グラム程度採取し、真空容器に入れる。これを数回繰り返す工程を計画し、2022年内の実施を目指している。 1月12日に開始予定だった1号機原子炉格納容器内のロボット調査は、機器不具合の原因調査が難航。開始のめどは立っていない。

                            2号機デブリ採取機器が福島に到着
                          • 排気筒の切断装置、刃が挟まり抜けず作業中断 福島第一原発

                            東京電力福島第一原発で進む1、2号機建屋脇の排気筒(高さ110メートル強)の解体で11月27日、4ブロック目の輪切り作業中、切断装置の回転のこぎりの刃が筒本体の切れ目に挟まり、外れなくなった。29日午前4時前には装置の燃料が切れる見込みで、別のクレーンで作業員が装置に上がって、燃料を補給する可能性が高まっている。(山川剛史) 排気筒の上部に設置された切断装置。筒を内側から切断する回転のこぎりの刃が抜けなくなり、動けない状況が続く=28日午前8時3分、福島県浪江町から望遠レンズで撮影 東電によると、27日昼ごろ、筒本体を内側から切断する4台の回転のこぎりのうち、1台の刃が切れ込みから外れなくなった。切断装置はクレーンでつり上げて筒上部に設置しており、筒の輪切りは既に8割ほどまで進んでいる。 8月に始まった解体作業では筒自体の重みで刃が回りにくくなる現象が何度も起き、ミシン目に切る方法に変更。

                              排気筒の切断装置、刃が挟まり抜けず作業中断 福島第一原発
                            • 東京電力福島第一原発 ようやく見えた建屋地下の床

                              東京電力福島第一原発で、長らく事故収束作業の現場を苦しめてきた高濃度汚染水問題。注水による原子炉冷却が続く限り、汚染水の発生も続く。しかし、1~4号機周りの地下水を減らし、建屋内の汚染水処理を進めた結果、ようやくタービン建屋などにたまる汚染水がほぼなくなり、地下階の床が見えてきた。現状を報告する。(山川剛史) 津波で水没。当初、建屋地下は3~4メートルも水位 東日本大震災の大津波で、福島第一の建屋地下には津波による海水がたまり、電源盤や非常用発電機などは水没した。炉心溶融で原子炉が損傷した後は、冷却のため注入された水が高濃度汚染水となって地下に流れ込み続けている。 2011年当時、たまった汚染水は計約10万トンで、地下階は3~4メートルの水位があった。 配管の貫通部などから地下水が建屋に流入し、汚染水の水かさを増やすため、汚染水量はなかなか減らなかった。 ようやく汚染水は減少 されど難題は

                                東京電力福島第一原発 ようやく見えた建屋地下の床
                              • 四国電力の伊方原発の運転差し止め仮処分広島高裁決定:破局的噴火は否定、判決文で理由を読む - 事実を整える

                                四国電力の伊方原発3号機の運転差し止め仮処分を広島高裁が決定しました。 決定要旨からその理由を見ていきます。 阿蘇山の破局的噴火リスクによる立地不適は社会通念に反する 破局的噴火の立証責任論+社会通念論+短期的前駆現象の予見 地震に関する安全性:活断層の不存在について規制委員会の判断に過誤・欠落がある 判決文(決定文)からは四国電力伊方原発の運転差し止め司法審査のあり方が変わったのが理由か 阿蘇山の破局的噴火リスクによる立地不適は社会通念に反する 噴火リスクは「火砕流到達の危険」と「降下火砕物の影響」の2つを見ていました。 前者は「立地評価」=そもそもそこに原子炉を建ててはいけないのでは?という観点、後者は「影響評価」=建てても良いけど降下火砕物の影響で危険になるのでは?という観点です。 前者について脱原発弁護団全国連絡会のウェブサイト上に掲載された決定要旨を見ると 破局的噴火のリスクに対

                                  四国電力の伊方原発の運転差し止め仮処分広島高裁決定:破局的噴火は否定、判決文で理由を読む - 事実を整える
                                • 水郷 湖沼にたまる放射性セシウム 本紙が6回目の独自調査

                                  東京電力福島第一原発事故の発生から10年近く。本紙は茨城県の霞ケ浦や牛久沼、千葉県の手賀沼や印旛沼などで、6回目の放射能調査を実施した。 これまでの調査結果と比べると、時間の経過とともに、徐々に放射性セシウム濃度は下がってきている。ただし、湖沼は水の動きが少なく、海のように拡散で急速に濃度が下がっていくような状況にはない。30年で放射能が半減するセシウム137がほとんどを占める状況となり、濃度の低下はゆっくりゆっくり進むと予想される。 一方、生息する魚類については、本紙は調査できていないが、水産庁のまとめを見ると影響は残っている。 濃度が高いのは手賀沼で、コイやウナギ、フナはいずれも1キログラム当たり40ベクレル前後だった(食品基準は100ベクレル)。霞ケ浦ではアメリカナマズが30ベクレル前後、ワカサギやテナガエビは10ベクレルを少し下回る程度。 牛久沼や印旛沼ではウナギやテナガエビの検出

                                    水郷 湖沼にたまる放射性セシウム 本紙が6回目の独自調査
                                  • 廃炉が決まった福島第二原発の今

                                    東京電力は7月31日、福島第二原発(福島県富岡町、楢葉町)の全4基の廃炉を正式に決定した。福島第一原発事故の収束作業と並行して進めていくことになり、敷地内に核燃料貯蔵施設の新設方針も示した。しかし、約1万体の核燃料の県外搬出先と放射性廃棄物の処分先は決まっていない。(小川慎一) 核燃料は新設施設で保管へ 各原子炉建屋上部にある使用済み核燃料プールに、計1万76体の核燃料を保管。東電は、専用容器に入れて外気で冷やす「乾式貯蔵施設」を新設し、原発構内で一時保管する方針を示している。東電の小早川智明社長は「核燃料は廃炉完了までに、福島県外に搬出する」と自治体に約束している。

                                      廃炉が決まった福島第二原発の今
                                    1