アメリカのホワイトハウスは9日、イスラエル軍が地上侵攻を続けるパレスチナのガザ地区北部で、人道目的のために1日4時間、戦闘を休止すると発表しました。 アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は9日、記者団に対し、イスラエル側との協議の結果、イスラエル軍が地上侵攻を続けるガザ地区の北部で9日から1日4時間、戦闘を休止すると明らかにしました。 戦闘の休止は実施の3時間前に発表され、対象となる地域についてカービー調整官は、ガザ地区北部の複数の地域だとしています。 その上で、記者団からどのくらいの広さで戦闘の休止が行われるのかと問われたのに対しては、「それはイスラエル軍に聞くべき質問だ」と述べるにとどめました。 カービー調整官は戦闘の休止によって民間人の退避や人質の安全な解放、それに人道支援物資の搬入につながるとして、「正しい方向への一歩だ」と述べて、イスラエル側の決定を歓迎しました。 そ