『“未”顧客理解』に続き、『戦略ごっこ』(いずれも日経BP)と2冊の著書が話題になっている株式会社コレクシア 執行役員でマーケティングサイエンティストの芹澤連さん。 マーケティングの重要フレームワークである「WHO、WHAT、HOW」について、「WHOで顧客を絞る前にマーケターが考えることがある」と問題提起しているのをはじめ、従来「当たり前」とされてきた考え方に異論を投げかけ、注目されています。 具体的にはどんなことなのか。みる兄さんの「キーパーソン深掘り」第4回は、2冊の著書が話題の芹澤連さんに話を聞きました。 (構成:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:永山 昌克) 小さなブランドの浸透率を上げるには みる兄さん 最初は「書籍が話題になったポイント」を伺います。バイロン・シャープの『ブランディングの科学』(朝日新聞出版)が以前、1つの事例として話題になりましたが、事