本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、ユーザーが使用できるリソースを制限する「ulimit」コマンドです。
目的 ユーザー・リソースの制限を設定または報告します。 構文 ulimit [ -H ] [ -S ] [ -a ] [ -c ] [ -d ] [ -f ] [ -m ] [ -n ] [ -r ] [ -s ] [ -t ] [-u ][ Limit ] 説明 ulimit コマンドは、/etc/security/limits ファイル内で定義されているユーザー処理リソースの制限を設定または報告します。 このファイルには、以下のデフォルト制限が入っています。 fsize = 2097151 core = 2097151 cpu = -1 data = 262144 rss = 65536 stack = 65536 nofiles = 2000 threads = -1 nproc = -1 これらの値は、新しいユーザーをシステムに追加するときのデフォルト設定として使用されます。 値
◆ Live配信スケジュール ◆ サイオステクノロジーでは、Microsoft MVPの武井による「わかりみの深いシリーズ」など、定期的なLive配信を行っています。 ⇒ 詳細スケジュールはこちらから ⇒ 見逃してしまった方はYoutubeチャンネルをご覧ください 【5/21開催】Azure OpenAI ServiceによるRAG実装ガイドを公開しました 生成AIを活用したユースケースで最も一番熱いと言われているRAGの実装ガイドを公開しました。そのガイドの紹介をおこなうイベントです!! https://tech-lab.connpass.com/event/315703/ こんにちは、武井です。 サクッと検証でOpenLDAP使いたいときに以下のイメージを良く利用します。 https://github.com/osixia/docker-openldap 負荷試験をしていて、ファイルを
typoしたら値が反映されてなかったので備忘録。 要はメモリ不足でmysqldが落ちる挙動の予防とファイルディスクリプタ不足の予防で上限緩和をしたい件。 # mkdir /etc/systemd/system/mysqld.service.d # vi /etc/systemd/system/mysqld.service.d/override.conf [Service] OOMScoreAdjust=-1000 LimitNOFILE=65535 # systemctl daemon-reload # systemctl restart mysqld.service # systemctl status mysqld.service ● mysqld.service - MySQL Server Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/mysqld
UNIX または Linux オペレーティング・システムで適切な ulimit 値を設定すると、 IBM® Cognos® Analytics の動作に影響する可能性があります。 例えば、 Linux® オペレーティング・システムの場合、スタックの ulimit 設定が原因で発生する問題には、大規模なレポートの処理時における BIBusTKServerMain または BIBusTKServerMain エラーの異常に高いメモリー使用率が含まれます。 Linux オペレーティング・システムでレポート・サービスを使用している場合、レポートまたはアイドル状態の BIBusTKServerメイン・プロセスを実行すると、使用可能なすべての RAM を使用できます。 一方、UNIX オペレーティング・システムでは、スタック ulimit 設定が低すぎると問題が発生する可能性があります。 正しいスタッ
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