以前の記事で紹介したように、これまでヤマハルータ「RTX1200」でv6プラスを使ってインターネット通信を運用していたが、今回、ついに「RTX1210」にリプレースして運用開始したので手順など備忘録を残す。 前記事で、RTX1200のIPv4 PPPoE接続によるインターネット通信環境とL2TP/IPsecのVPNサーバを構築したが、RTX1200配下はIPv4通信なので、IPv6通信も使えるようにする。 我が家の通信環境は@niftyのv6プ...
So-netのv6プラスでの運用を始めて半年ほど経ちましたが、その後 Yamaha の RTX830 へ行った追加の設定をいくつかまとめてメモしておきます。過去の経緯については以下の記事をご覧下さい。 ■ v6プラスと併用する為にIPv4 PPPoE の設定を追加 So-net では今のところv6プラスと IPv4 PPPoE の併用することが可能です。そこで、pp1 として IPv4 PPPoE 接続用の設定を追加して必要に応じて経路を切り替えすることができるように準備しておく事にしました。パケットフィルタ部分は省略しているので適宜投入してください。 # IPv4 PPPoE設定 pp select 1 description pp "So-net IPv4 PPPoE" pp keepalive use lcp-echo pp keepalive interval 30 retry-i
前回、2台のルーターとスイッチングハブを使い、IPv6 v6プラスとIPv4 PPPoEの両方を利用できる環境を作りました。 そこで今回は、それら環境の動作確認をしたいと思います。 併用環境写真 機器構成 前回構成した環境にスマートフォン2台を接続し、動作の確認をしていきます。 IPv6ルーターにスマホを1台、IPv4ルーターにスマホを1台、Wi-Fiで接続し、通信状態などを見ていきます。 機器構成 v6プラスの確認 まず、v6プラスで接続しているかどうかの確認を行いました。正しく動作している場合、IPv6ルーターに接続されているスマホのみv6プラスで接続されているはずです。 確認方法は、v6プラス提供事業者であるJPNE(日本ネットワークイネイブラー)のサイトで判定してもらいます。 JPNEのこちらのアドレスだと一発で判定できます。 判定結果 IPv6ルーター接続スマホ v6プラスを使っ
ちょうどコロナの影響もあり、申し込みして工事まで時間がかかったが、無事に交換工事が終わった。工事は、今まで使っていたHGW(PR-S300SE)機器を、小型ONU対応の「RX-600KI」に交換するというもの。 小型ONUのみ利用するので、この本体は不要となる。 小型ONUをNVR510に取り付け RX-600KIに挿入されていた小型ONUを取り外して、NVR510のONUポートに取り付ける。(下写真) 取り付け作業は電源を切って行う。 最初、小型ONUの取り外し方がよく分からなくて困ったが、下記の手順で外せる。 1)光ケーブルを抜く 青色の光コネクタを、水平方向に引っ張ってスライドさせるとロックが外れ、光ケーブルが小型ONUから抜ける。 2)小型ONUを取り外す 小型ONUの青色の引き抜き用バーを下図のように倒すと、小型ONUがルータ本体から取り外せる。 取り付けは、上の逆手順で取り付け
前回の記事で、v6プラスが必ずしもオススメではありませんよ。という書きましたが、それでもv6プラスにご興味のある方、既に契約しちゃったよという哀れな方(自分含む)向けに、ちょっとした苦労話を書きたいと思います。 ■ v6プラス環境下で宅外アクセスは出来るのか 結論から言うと、出来なくはないです。ただ、いろいろと制約があります。ただその話をする前に、ネットに転がっている注意の必要な構成について話をさせて下さい。 ■ 楽しい楽しい2重ルータの話 v6プラス環境下の制約については、やはり皆さん気にされているのか、結構ネットに記事は落ちていました。自分の検索履歴を漁ってみたら、「v6プラス VPN」「v6プラス ipv4 併用」「v6プラス pppoe 併用」などで検索していました。 それで、これらの検索結果を開くと大抵は、『IPv6用ルータとIPv4用ルータの2つを用意して2重ルータ構成にする』
モチベーション 最近家のネットワーク環境がずいぶんと遅くなり、光回線を引いているはずなのに回線速度が<1Mbpsとかになることが頻繁にあり「光ってなんだったっけ」みたいな気持ちになっていたのだが、調べてみるとPPPoEでのボトルネック問題である可能性があるらしく、IPoEにすれば劇的に改善する場合があるとのこと。 幸い我が家のルーター(WN-AX1167GR2, IO-DATA)はv6プラス対応ということだったのでプロバイダ(ANDLINE)に電話してみると、サクッと2~3時間後には開通して速度が常時200Mbpsオーバー(調子よければ350Mbpsとか)になり、動画サイト閲覧はもちろんのこと、自宅サーバー(CentOS7)のyum updateとかも爆速、gitlab-ceのアップデートファイル700MBとかをものの数十秒でダウンロードできるようになった。 dockerイメージもpull
Archer A2600 , Archer A10 Pro( V1 ) , Archer A2600 Pro( V1 ) , Archer A10 , Archer A6( V3 ) TP-Link製ルーター製品にはv6プラス通信方式に対応しているものがあり、このFAQではv6プラス及びOCNバーチャルコネクトへの接続手順を解説します。OCNバーチャルコネクトに接続する際、一部の機種では”MAP-E(OCN)”という接続タイプがあるのでそちらを選択してください。”MAP-E(OCN)”が選択肢にない場合はv6プラスを選択してください。 設定する前に必ず以下を確認してください。 契約中のインターネット回線がv6プラス通信方式に対応し、開通済みか。 ご利用のTP-Linkルーターがv6プラスに対応しているか(こちらの動作確認済みWi-Fiルーターでご確認ください)。 注意: 2021年5月現在
TP-Link Archer AX4800 レビュー!AX73と何が違う?V6プラス・Wi-Fi 6対応の低価格ルーター TP-LinkにはIPv6 IPoE(V6プラス)に対応しているルーターがいくつかありますが、低価格かつ高性能なTP-Link Archer AX4800が2021年8月12日に発売となります。 日本の光回線は一般的なPPPoE(プロバイダのIDとパスワードを入力するタイプ)は時間帯によって速度が遅くなってしまうことがありますが、IPv6 IPoE(V6プラス)は通信速度が遅くなりにくい規格です。 IPoE(IPv6)は海外のWi-Fiルーター対応しているモデルが限られてましたが、TP-LinkはIPoE(IPv6)に対応したルーターを次々と投入しており選択の幅が広がりつつあります。 この記事ではTP-Link Archer AX4800のサイズ・使いやすさ・通信速度を
VPN を V6プラスで使う場合、ポートを任意に設定できる OpenVPN しかありません。 PPTP、L2TP/IPsec などは使えません。 OpenVPN サーバーは V6プラスルーターの LAN セグメントにあって、これに外部からスマホや PC 等から接続します。 これにより、外部から自宅ネットに接続できるのみならず、フリー WiFi でのセキュリティ対策にもなります。 V6プラスは IPv4 over IPv6 のトンネリングですが、この中の IPv4 アドレスによってOpenVPN over IPv4 にします。 つまり二重にトンネリングするわけです。 このときの IPv4 アドレスは JPNE によって割り当てられたアドレスで、複数ユーザーと共有しますので、ポートを分けることで「IP アドレス+ポート」が一意に決まる仕組みです。 V6プラスルーター配下の OpenVPN サー
10年前、皆さんはインターネットをどのように利用していただろうか。10年前と現在を比べて、それがどのように変わったと感じるだろうか。 IPv6/IPv4インターネット接続サービス「v6プラス」が提供開始されたのは、10年前の2013年のことだ。それからの10年間で、日常生活におけるインターネットの利用スタイルは大きく変化した。v6プラスもその変化に合わせ、むしろ変化を先取りするかたちで成長と進化を続けてきた。 今回は、v6プラスの10年間をあらためて振り返ってみたい。 2010~2015年:IPv6とIPv4の共存から生まれた「v6プラス」 v6プラスを提供するJPIX(当時の社名は日本ネットワークイネイブラー、略称JPNE)は、2010年8月に設立された。VNE※1として、NTT東西のNGN(いわゆる「フレッツ網」)を使ったIPv6インターネット接続サービスをインターネットサービスプロバ
株式会社JPIX(以下、JPIX社)が提供するv6プラス(MAP-E方式)を利用して、IPv4インターネットとIPv6インターネットを同時に利用するための設定例を紹介します。 v6プラスの詳細は、JPIX社のサービス紹介ページをご参照ください。 本設定例をご利用いただくには ver.10.1以降のソフトウェアが必要です。 本設定例は「IX2106」を前提に記載しておりますが、その他ギガビットイーサネット対応機種(「IX2207」など)でも本ページの設定例をそのままご利用いただけます(ご利用構成によってはインタフェース番号の変更が必要です)。 「IX2106」は、回線終端装置(ONU)、もしくはひかり電話対応機器(ひかり電話ルータ/ホームゲートウェイなど)のLANポートに接続してください。 本例は、コマンドラインインタフェース(CLI)での設定を想定しています。お使いの機器が「IX2106」
IPv6インターネット環境は、従来のIPv4環境とは異なる部分も多くある。Web上にはそれを解説した記事やブログサイトが多くあるが、中には現在では古くなってしまった情報や誤った情報も入り交じっており、インターネットユーザーの混乱を招く原因となっている。 そこで今回は、IPv6とv6プラスに対する代表的な3つの“ウワサ”を取り上げて、それを2021年現在の情報に基づいてファクトチェックしてみることにした。 「グローバルIPアドレスが割り当てられるから個人が追跡できる」? ネットのウワサ:IPv6インターネット環境では、接続するすべてのデバイスにグローバルIPv6アドレスが割り当てられる。このIPv6アドレスはデバイス固有の数値(MACアドレス)から生成されるため、常に同じアドレスになる。これを悪用すればデバイスを持つ個人を追跡することができ、プライバシー侵害のおそれがある。 前半部は事実だが
駄文置場 PC(ハード・ソフト)関係やネット関連、スマホやタブレットの話題が中心ですが、時々雑記も書いています。 コメントは承認制とさせて頂いております。 原則公開を致しますが、非公開、もしくは内容を一部修正させて頂く場合がございます。 PC版でブログ閲覧する際に表示されるcookie使用警告は、 Chrome用のアドオンuBlock Origin Liteを使い、 「完全」「EasyList/uBO – Cookie Notices 」とする事で、非表示化される事を確認しています。 ※2022/10/24追記:この記事はUPnPの機能を使いポート開放を行っておりますが、QNAP社の現在のスタンスとしてUPnPをOFFにするように推奨している事から、本記事での方法は行わない事を推奨致します。ただ、過去に書いた記事の記録として、消さずにそのまま残しておきます。 VPNで外部からアクセスし、自
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