2019年も半分が過ぎてしまいました。 ITの世界は技術の進むスピードがとても早く、5年前の技術が既に廃れてしまって使えなくなっている事すらも多いです。 私は未だにfabricというツールが好きなのですが、もうとっくに名前すら聞かなくなってしまいました。 「私が好きなfabricというものはAnsibleが世に出てくる前にたくさんのサーバサイドエンジニアのsshコマンドを打つ時間を減らしてくれた素敵デプロイツールで5年前は結構流行ってたのだけど、その余りに汎用的な名前のせいで他にたくさんのfabricというソフトウェアが出来てしまい最近はめっぽう聞かなくなってしまった悲しいツールで…」みたいな早口注釈を付けないと人には分かってもらえないほどに。 そんな中、私がこれから感想を書きたいと思っているのは2005年に出版された本です。 邦訳が2005年なので、原文はもっと古く、もはや古典時代の本と