5月5日、トヨタ自動車ベネズエラ部門の労働組合のリーダーが自宅近くで何者かに射殺された。写真は昨年12月、トヨタの会見場で(2009年 ロイター/Yuriko Nakao) [カラカス 5日 ロイター] トヨタ7203.T自動車ベネズエラ部門の労働組合のリーダーが5日、自宅近くで何者かにより射殺された。同社ベネズエラ部門は先に、労使紛争が続いているため、同国での事業継続が危ぶまれていると明かしていた。 現地警察が国営テレビに語ったところによると、殺害されたのはアルヘニス・バスケスさん(33)。仕事に向かおうと家を出たところで、ナンバープレートを付けていないグレーの車から出てきた男にいきなり撃たれたという。 この件に関するトヨタ自動車からのコメントは今のところ得られていない。 トヨタはベネズエラで過去51年間にわたって自動車を生産してきたが、労使紛争に加え、政府の通貨管理制度を通じたドル購入