旧ジャニーズ事務所(現スマイルアップ)創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題について、音楽プロデューサーの松尾潔さん(56)は、ラジオやコラムを通じて「芸能と社会的公正を『地続き』で考えよう」と発信を続けている。音楽業界や、テレビをはじめとしたマスメディアが静かになりつつある中、なぜ黙ってはいられないのかを聞いた。(望月衣塑子)
旧ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡り、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバーら4人が15日、東京都内で記者会見した。事務所側は昨秋、性加害を認めて補償を開始したが、当事者の会の石丸志門副代表は「相談窓口はほとんど機能していない。被害者にもっときちんと向き合ってほしい」と求めた。 石丸さんはタレントのマネジメントなどを引き継いだ「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」にも「史上最高のエンタメを目指す前に、被害者にメッセージをください」と訴えた。元ジャニーズJr.の岡田幸治(55)さんも「新会社になっても中身は変わっていない」と疑問を呈した。
ジャニーズと契約解除検討 東京海上、相葉さん広告に起用―「タレントに非はない」の声も・企業対応 2023年09月07日20時26分配信 東京海上日動火災保険の看板 ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、損害保険大手の東京海上日動火災保険が、同事務所との広告契約の解除を検討していることが7日、分かった。同社は「人権尊重の観点で、いかなる形態のハラスメントも認めない」(広報)と説明。一方、「所属タレントに非はない」として起用継続に影響はないとする企業もある。自社の広告塔を担うタレントの起用を巡り、企業の対応は割れそうだ。 日航、ジャニーズ起用当面見送り 「被害者救済の状況注視」 東京海上では、2022年1月から広告に相葉雅紀さんを起用している。日本航空も所属タレントの広告への起用について、適切な対応が取られることを確認するまでの間、見送ると明らかにした。 CMに「S
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