よく差別を訴えた時に、被差別側にそれ受け入れている人がいるんだから問題ないと差別側が反論するケースがあります。例えば、これは女性差別にあたる表現だと指摘すると、女性にも嫌がっていない人がいるから問題ないと反論したりします。しかし、この反論には極めて大きな誤解が含まれています。
小川さやか @machingirl2011 昨日東京で乗った年配のタクシーの運転手さんが若い頃に京都にいたそうで「その店まだありますよ〜」などと楽しく思い出話を聞いた。その後に運転手さんが「昔の話をするのは怖いんです。時代とともに価値観が大きく変わり、すごく気をつけていても若い人には不快な話をしてしまいますからね」と→ 2022-02-18 13:08:07 小川さやか @machingirl2011 過去の話を現在の価値基準で非難する客がそんなに多いのだろうかと考えてしまった。私も歳をとって「若い頃ペットボトル飲料を箱買いしていた」とぽろっと話したら、環境配慮がないと眉をひそめられたりしてと想像した。過去の文脈を割り引いて、思い出くらい緊張しないで語れる未来であってほしい。 2022-02-18 13:08:08 小川さやか @machingirl2011 著書『都市を生きぬくための狡知
二十代前半、物心ついたときからインターネットというものはあった気がする。スマホは高校生くらいから流行り始めた。 メールよりLINEの方が主流になって、インターネットが特別じゃ無くなって、いつでもどこでも誰とでも繋がれる現代に疲れた。大体のことはすぐ調べられる時代に疲れた。 どうみても格好良くない声優がイケメンだと持て囃されたり、どうみても可愛くないサブカル系のアイドルが可愛すぎると騒がれたり。 その一方で、自分が好きなTV番組は時代に合っていないなどとSNSで酷評されまとめられたり。 1つも共感出来ない「こんな嫌なやつにあった私可哀想でしょ?悪いのは全部相手!私は迷惑かけてない!」なんていう投稿に信じられないくらいの反響がついたり。 私にはきっと、TVが国民的スターを生み出して、好きなものがみんな似たりよったりだった時代の方があっていたんだと思う。 私にはきっと、SNSなんかなくて、価値観
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