就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京・千代田)が、就活生の「内定辞退率」の予測を企業に販売するサービスを廃止した。同社が不適切に個人情報を売ったとして謝罪したのは7983人分だが、氷山の一角だ。80万人の利用者には気付かないうちに自分のデータが売られた就活生もさらにいるとみられる。データの利用企業の責任が問われる可能性も出ている。疑問点をまとめた。【関連記事】「17年から一部企業で利用」リクナビ、なお説明不足Q 何が問題でサービスを廃止したのか。A 個人情報保護法に違反する疑いが強い、不適切なデータの扱いが発覚