勤勉、忠実、真面目。日本人選手の特性を探ろうとした時、これらの言葉は必ず登場する。だが、本当にそうだろうか。サッカー的な言い回しとはいえない一般論に聞こえる。サッカー的にはどうなのかという疑問に、明快な答えは出現していない。俊敏、小回りが利く? 確かにそうかも知れないが、日本人自身がそう言うなら客観的ではない。外国人から見た印象はどうなのか。ある時期、集中的に訊ねてみた。「速い」というポジティブな声もある一方で「戦術理解力に乏しい」というネガティブな声もあった。が、最もピンと来たのは「貧弱」「ひ弱」だった。「やり遂げる力がない」という声も耳に残るが、もっと悪く訳せば「へなちょこ」だ。 タイ、ベトナム、香港……。ピンと来た理由は、周囲に同じ感想を抱く国があるからだ。東南アジアの選手の姿こそ我が身。日本が東南アジアの国々と対戦した時に思うことを、本場の人たちも日本人に対して思っている。 イメー
事件が2つあった。 サッカー日本代表MF本田圭佑(26)が1日、モスクワで記者会見。事件のひとつは、この会見そのものである。10年にCSKAモスクワに移籍して以来、現地で日本の報道陣に対応することはほとんど皆無。それが、この日は自ら希望して会見を設定し、「自分の気持ちの問題で何年もしゃべれなかった」と釈明しながら、冗舌に話したからビックリである。 太ももを痛めていた本田はこの日のロシア・カップ決勝で5月12日以来の公式戦復帰。後半22分までプレーして、会見で復調をアピールした。 「あれだけプレーでき、恐らく(痛みが)リバウンドすることもないと思う。最近では思い切りシュートを打てるようになってきた。監督次第だが、いい準備ができればと思う」 W杯ブラジル大会出場がかかる4日のアジア最終予選、豪州戦の出場に意欲満々。ついでに、「(CSKAとの契約は)まだ半年あるけど、ある程度、自分の中で
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