テレビ、新聞、ネット、世の中にはたくさんの情報が氾濫していますが、そのほとんどが偏ったデータであると考えるべきです。情報を取捨選択するには、まずは疑ってかかることが重要です。 たとえば、テレビ番組などでよくある「渋谷で100人に聴きました」なんてツッコミどころが満載です。そもそも、100人という分母が少なすぎますし、渋谷が日本全体の縮図とは限らないのです。渋谷と秋葉原で恋愛に関する質問をした時、同じ結果が得られるでしょうか?やってみなきゃ分りませんが。 このように、世の中には偏った情報が溢れかえっています。今回は、統計などのデータを利用した印象操作について書いていこうと思います。 グラフを使った印象操作 ある情報をグラフで提示する時、グラフの描き方一つで全く異なる印象を与えることができます。下のグラフを見て下さい。 縦軸を0から描いたグラフです。このグラフですと、売上の伸びがイマイチな印象
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