15日(現地時間)、ドイツ・ザクセン州にあるドレスデン州立民俗博物館の日本宮殿の中庭に少女像が置かれた=ドレスデン/ナム・ウンジュ通信員//ハンギョレ新聞社 15日(現地時間)、ドイツ・ザクセン州のドレスデン民俗博物館の1階展示室に入ると、美しく刺繍された掛け軸が観客を迎える。ところが細かく見てみると、日本軍が女性や子どもたちを切り刺し集団強姦する残忍な場面だ。フィリピンのレメディオス・ピリアス・ローラー氏が一つひとつ刺繍した手縫いの作品「私の戦争体験」だ。その後には、日本人写真家の矢嶋宰氏が撮ったムン・ピルギさんやペ・チュンヒさんら韓国の元「慰安婦」被害女性6人の写真が掛けられている。ドレスデン州立民俗博物館の企画展示「言語喪失‐大きな声の沈黙」展での日本軍「慰安婦」をテーマとする展示室の光景だ。私たちはよく知っているがドイツ人には見慣れないこの野蛮な光景が、16日から8月1日までドイツ