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西東京の検索結果1 - 40 件 / 151件

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西東京に関するエントリは151件あります。 政治社会 などが関連タグです。 人気エントリには 『スーパークレイジー君の当選によせて - 西東京日記 IN はてな』などがあります。
  • スーパークレイジー君の当選によせて - 西東京日記 IN はてな

    2021年1月31日の埼玉県戸田市の市議会議員選挙(定数26)において、2020年の都知事選でもそのパフォーマンスが話題なったスーパークレイジー君こと西本誠氏が25番目の912票の得票で初当選しました(政治家としてもスーパークレイジー君として活動するとのことなので、以下もスーパークレイジー君で)。 都知事選では「百合子か、俺か」のキャッチフレーズやそのパフォーマンスからイロモノ候補かと思っていたのですが、政見放送を見たら非常に真面目な主張をしていて驚いた記憶があります。 今回の当選を受けて、マスコミでも話題を集めていますが、今回のスーパークレイジー君の当選には「驚いた」「ウケる」といった要素だけではなく、日本の選挙や民主主義を考える上での重要な問題が含まれていると考えるので、以下、2つの面から考えてみたいと思います。 1. 日本の地方議会の選挙制度の問題 今回の戸田市議会議員選挙の結果は以

      スーパークレイジー君の当選によせて - 西東京日記 IN はてな
    • お笑い芸人・長井秀和が西東京市議選に殴り込み!「宗教=票」からの脱却を目指す理由とは|注目の人 直撃インタビュー

      「間違いないっ!」の決めぜりふでおなじみの芸人が、年末の西東京市議選(12月25日投開票)への出馬を表明。SNSでは日々の活動報告のほか、安倍元首相銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係で関心が高まる「宗教2世問題」についても、創価学会員…

        お笑い芸人・長井秀和が西東京市議選に殴り込み!「宗教=票」からの脱却を目指す理由とは|注目の人 直撃インタビュー
      • 東島雅昌『民主主義を装う権威主義』 - 西東京日記 IN はてな

        「民主主義」の反対となる政治体制というと「独裁」が思い浮かびますが、近年の世界では金正恩の北朝鮮のようなわかりやすい「独裁」は少なくなっています。 多くの国で選挙が行われており、一応、政権交代の可能性があるかのように思えますが、実際は政権交代の可能性はほぼ潰されているような体制の国がけっこうあります。 独裁からこういった選挙があるけど政権交代の可能性がほぼない国までひっくるめて政治学では「権威主義」、「権威主義体制」と言い、近年では今井真士『権威主義体制と政治制度』、エリカ・フランツ『権威主義』のように権威主義を分析した本や、川中豪『競争と秩序』のように民主主義と権威主義の狭間で動くような国(東南アジアの国々)を分析した本も出ています。 こうした中で本書は権威主義体制の戦略、特に権威主義体制における選挙の利用について分析した本になります。 権威主義体制に選挙は必要ないような気もしますが、先

          東島雅昌『民主主義を装う権威主義』 - 西東京日記 IN はてな
        • 上林陽治『非正規公務員のリアル』 - 西東京日記 IN はてな

          ある制度が良いのか悪いのかというのはなかなか難しく、簡単には判断を下せないケースが多いのです。例えば、選挙制度は小選挙区制がいいのか比例代表制がいいのか、日本型の雇用制度が良いのか悪いのか、といったことは一概には判断を下せないと思っています。 そんな中でも、個人的に明確に「悪い制度だ」と考えているのが、外国人の技能実習制度と、本書のテーマである非正規公務員の問題を含む地方公務員の人事をめぐる制度で、特に後者は新卒に重い価値を日本の就職市場のあり方や、男女の格差の問題の解決にもつながっていく非常に重要な問題だと思っています。 本書は、そんな非正規公務員の問題を扱った本であり、2012年に出版された同じ著者による『非正規公務員』の問題意識を受け継ぐ本です(未読ですが2015年に『非正規公務員の現在』という本が出版されている)。 非正規公務員の低待遇と不安定な身分を告発するとともに、この問題を改

            上林陽治『非正規公務員のリアル』 - 西東京日記 IN はてな
          • これが図書館? 全面ガラス張りの開放的な空間。大企業が始めたコミュニティ型図書館「まちライブラリー」を見てきました 西東京市

            これが図書館? 全面ガラス張りの開放的な空間。大企業が始めたコミュニティ型図書館「まちライブラリー」を見てきました 西東京市 地縁型のつながりが薄れ、都会では近隣に暮らす人たちと接点をもつのが難しくなっています。そこで、地域密着のゆるやかなコミュニティの入口として、全国に増えているのが「まちライブラリー」です。本を介して気軽に人と関わることができるコミュニティ型の図書館。自宅やお店の一角に本を置いて、誰もが気軽に始められるというので人気があり、今や登録数は1000件以上にのぼるのだとか。 そんなまちライブラリーのひとつが、新たに6月末、東京都西東京市に誕生しました。資本力のある大企業がバックアップすることで、これまでとはまた違う、市民にとって嬉しい空間が生まれている。そんな先行事例を見てきました。 三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)が始めた「まちライブラリー@MUFG P

              これが図書館? 全面ガラス張りの開放的な空間。大企業が始めたコミュニティ型図書館「まちライブラリー」を見てきました 西東京市
            • 小熊英二、樋口直人編『日本は「右傾化」したのか』 - 西東京日記 IN はてな

              ここ最近話題になっている「右傾化」の問題。「誰が右傾化しているのか?」「本当に右傾化しているのか?」など、さまざまな疑問も浮かびますが、本書はそういった疑問にさまざまな角度からアプローチしています。 実は、国民意識に関しては特に「右傾化」という現象は見られないが、自民党は以前より「右傾化」しているというのが、本書の1つの指摘でもあるのですが、そのためか、執筆者に菅原琢、中北浩爾、砂原庸介といった政治学者を多く迎えているのが本書の特徴で、編者は2人とも社会学者であるものの、社会学からの視点にとどまらない立体的な内容になっていると思います。 目次は以下の通り。 総 説 「右傾化」ではなく「左が欠けた分極化」  小熊英二 第I部 意 識 1 世論 世論は「右傾化」したのか  松谷満 2 歴史的変遷 「保守化」の昭和史――政治状況の責任を負わされる有権者  菅原琢 第Ⅱ部 メディア・組織・思想 1

                小熊英二、樋口直人編『日本は「右傾化」したのか』 - 西東京日記 IN はてな
              • トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』 - 西東京日記 IN はてな

                本書を「『21世紀の資本』がベストセラーになったピケティが、現代の格差の問題とそれに対する処方箋を示した本」という形で理解している人もいるかもしれません。 それは決して間違いではないのですが、本書は、そのために人類社会で普遍的に見られる聖職者、貴族、平民の「三層社会」から説き始め、ヨーロッパだけではなく中国やインド、そしてイランやブラジルの歴史もとり上げるという壮大さで、参考文献とかも入れると1000ページを超えるボリュームになっています。 ここまでくるとなかなか通読することは難しいわけですが(自分も通勤時に持ち運べないので自宅のみで読んで3ヶ月近くかかった)、それでも読み通す価値のある1冊です。 本書で打ち出された有名な概念に「バラモン左翼」という、左派政党を支持し、そこに影響を与えている高学歴者を指し示すものがあるのですが、なぜそれが「バラモン」なのか? そして、本書のタイトルに「イデ

                  トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』 - 西東京日記 IN はてな
                • 玉手慎太郎『公衆衛生の倫理学』 - 西東京日記 IN はてな

                  新型コロナウイルスの感染拡大の中で、まさに本書のタイトルとなっている「公衆衛生の倫理学」が問われました。外出禁止やマスクの着用強制は正当化できるのか? 感染対策のためにどこまでプライバシーを把握・公開していいのか? など、さまざまな問題が浮上しました。 そういった意味で本書はまさにホットなトピックを扱っているわけですが、本書の特徴は、この問題に対して、思想系の本だと必ずとり上げるであろうフーコーの「生権力」の概念を使わずに(最後に使わなかった理由も書いてある)、経済学、政治哲学よりの立場からアプローチしている点です。 そのため、何か大きなキーワードを持ち出すのではなく、個別の問題について具体的に検討しながらそこに潜む倫理的な問題を取り出すという形で議論が展開しています。 そして、その議論の過程が明解でわかりやすいのが本書の良い点になります。 「これが答えだ!」的な話はありませんが、問題点が

                    玉手慎太郎『公衆衛生の倫理学』 - 西東京日記 IN はてな
                  • よりよい床屋政談のために〜2021年衆院選のためのブックガイド〜 - 西東京日記 IN はてな

                    岸田内閣が成立し、衆議院の総選挙が10月31日に決まりました。政治好きとしては「総選挙」と聞くだけでなんとなく盛り上がってしまうのですが、ここ数回の国政選挙に関してはその結果に不満を持っている野党支持者、あるいは無党派の人も少なくないと思います。 「なぜ自民が勝ってしまうのか?」、「毎回野党に勝ち目がなさそうなのはなぜなのか?」と思う人もいるでしょうが、その理由を何冊かの本と考えてみたいというのがこのエントリーの狙いです。 まず、出発点となるのは谷口将紀『現代日本の代表制民主政治』(東京大学出版会)の2pに載っているこのグラフです。 グラフのちょうど真ん中の山が有権者の左右イデオロギーの分布、少し右にある山が衆議院議員の分布、そしてその頂点より右に引かれた縦の点線が安倍首相のイデオロギー的な位置です。 有権者のイデオロギーよりも、衆議院議員のイデオロギーが右側にずれており、さらに安倍元首相

                      よりよい床屋政談のために〜2021年衆院選のためのブックガイド〜 - 西東京日記 IN はてな
                    • 平野克己『人口革命 アフリカ化する人類』 - 西東京日記 IN はてな

                      去年の夏に出たときに読もうと思いつつも読み逃していたのですが、これは読み逃したままにしないでおいて正解でした。 著者が2013年に出した『経済大陸アフリカ』(中公新書)は、アフリカの現実から既存の開発理論に再考を迫るめっぽう面白い本でしたが、今作も人口について基本的な理論を抑えつつ、それに当てはまらないアフリカの動きを分析していくことで、未来の世界が垣間見えるような面白い本です。 目次は以下の通り。 第1章 人口革命と人口転換 第2章 グローバル人口転換 第3章 アフリカの人口動向 第4章 人口と食糧 第5章 人口と経済 18世紀後半からイギリスで1%を上回る人口増加が持続的につづいたことが人口革命の始まりと言われています。その結果、イギリスの人口は1801年の約1600万人から1920年には約4682万人まで3倍近くになりました。 これがアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド

                        平野克己『人口革命 アフリカ化する人類』 - 西東京日記 IN はてな
                      • 「間違いない」の長井秀和氏が西東京市議選で初当選、得票数トップ 芸人などの著名人が複数参戦 - 社会 : 日刊スポーツ

                        東京都西東京市議選(定数28)は25日、投開票され、「間違いない」のセリフでブームを巻き起こした長井秀和氏(52=無所属)が、初当選した。 定数28に対し、過去最多となる40人が立候補。同市選管のホームページによると、長井氏は既成政党の候補者らを抑えて、得票数はトップだった。 長井氏は昨年8月に政治団体を設立し、地元で活動を続けてきた、17日の告示日の第一声でも「トップ当選をねらう」と、意気込みをみせていた。 同市議選には、長井氏のほか、プロテニスプレーヤー錦織圭の物まねで知られるお笑いコンビ「キャベツ確認中」のしまぞうZ(44)や、東京・北区長選出馬を表明した俳優大沢樹生を支援する政治団体「東京新党16」から、覆面レスラーとして活動するザ・シャーク(46)らも立候補。芸人などの著名人が複数参戦し、結果が注目を集めていた。 投票率は38・66%で、前回の36・84%を1・82ポイント上回っ

                          「間違いない」の長井秀和氏が西東京市議選で初当選、得票数トップ 芸人などの著名人が複数参戦 - 社会 : 日刊スポーツ
                        • 岸政彦/梶谷懐編著『所有とは何か』 - 西東京日記 IN はてな

                          私たちはさまざまなものを「所有」し、その権利は人権の一部(財産権)として保護されています。「所有」は資本主義のキーになる概念でもあります。 同時に、サブスクやシェア・エコノミーの流行などに見られるように、従来の「所有」では捉えきれない現象も生まれています。 本書は、この「所有」の問題について研究者が集まって書いた本なのですが、まずは冒頭の岸政彦とつづく小川さやかの論文で、私たちが生活していく上でかなり強い足場として認識している「所有」が、そうした足場になっていない社会の様子が紹介され、その後に経済学や歴史学や社会学の立場から「所有」が論じられています。 「所有」だけではなく、「制度」や「秩序」といったものについても考えが広がる、面白い内容になっています。 目次は以下の通り。 第1章 所有と規範―戦後沖縄の社会変動と所有権の再編(岸政彦) 第2章 手放すことで自己を打ち立てる―タンザニアのイ

                            岸政彦/梶谷懐編著『所有とは何か』 - 西東京日記 IN はてな
                          • 2010年代、社会科学の10冊 - 西東京日記 IN はてな

                            2010年代になって自分の読書傾向は、完全に哲学・思想、心理、社会、歴史といった人文科学から政治、経済などの社会科学に移りました。その中でいろいろな面白い本に出会うことができたわけですが、基本的に社会科学の本、特に専門書はあまり知られていないと思います。 人文科学の本は紀伊國屋じんぶん大賞など、いろいろと注目される機会はあるのに対して、社会科学の本はそういったものがないのを残念に思っていました。もちろん、いい本は専門家の間で評価されているわけですが、サントリー学芸賞などのいくつかの賞を除けば、そういった評価が一般の人に知られる機会はあまりないのではないかと思います。 そこで社会科学の本の面白さを広めようとして書き始めたこのエントリーですが、最初にいくつか言い訳をします。 まず、「社会科学の本」と大きく出たものの、法学や経営学の本はほぼ読んでいませんし、以下にあげた本を見てもわかるように社会

                              2010年代、社会科学の10冊 - 西東京日記 IN はてな
                            • 黒川みどり『被差別部落認識の歴史』 - 西東京日記 IN はてな

                              中学で公民を教えるときに、教えにくい部分の1つが被差別部落の問題です。 問題を一通り教えた後、だいたい生徒から「なんで差別されているの?」という疑問が出てくるのですが、歴史的な経緯を説明できても、現代でも差別が続いている理由をうまく説明することはできないわけです。 もちろん、地域によっては子どもであって差別を身近に感じることもあるかもしれませんが、東京の新興住宅街などに住んでいると、差別が行われている理由というものがわからないのです。 本書はそのような疑問に答えてくれる本です。 本書の「はじめに」の部分に、結婚において差別を受けた部落出身の女性が、差別する理由を重ねて尋ねると、相手の母親が「すみません、なんで今でも差別があるんでしょうか?」と、差別をしているにもかかわらず、その理由を差別している相手(女性の母親)に訊くというエピソードが紹介されているのですが、差別している本人が差別している

                                黒川みどり『被差別部落認識の歴史』 - 西東京日記 IN はてな
                              • ヤン・ド・フリース『勤勉革命』 - 西東京日記 IN はてな

                                副題は「資本主義を生んだ17世紀の消費行動」。タイトルと副題を聞くと、「勤勉革命なのに消費行動?」となるかもしれません。 「勤勉革命」という概念は、日本の歴史人口学者の速水融が提唱したものです。速水は、江戸時代の末期に、家畜ではなく人力を投入することで収穫を増やす労働集約的な農業が発展したことを、資本集約的なイギリスの産業革命と対照的なものとして「勤勉革命」と名付けました。 本書によると、この労働時間の増大は17世紀後半のオランダにも見られるといいます。著者は、およそ1650〜1850年の時期を「長い18世紀」と呼んでいますが、この時期、世帯単位の労働時間は増えていきました。 この時期のオランダで「勤勉革命」などと言うと、マックス・ウェーバーを読んだ人であれば「プロテスタンティズムの影響?」と思うかもしれませんが、著者が本書で指摘する要因はずばり「消費」です。 この時期のオランダでは、陶器

                                  ヤン・ド・フリース『勤勉革命』 - 西東京日記 IN はてな
                                • <新型コロナ>西東京市にマスク2万枚 中国籍の女子高生が寄贈:東京新聞 TOKYO Web

                                  西東京市に住む中国籍の高校三年の女子生徒が二十二日、市役所に丸山浩一市長を訪ねて二万枚のマスクを寄贈し、市職員らを驚かせた。市は市内の高齢者向け施設や保育園などで活用してもらう方針だ。 女子生徒は今月八日、ツイッターに「私たちは、日本で育った東京在住の中国籍の高校生です」と投稿。「高齢者をコロナから守ろう【募金】」というタイトルで一口五百円の募金を呼び掛けた。インターネットに詳しい同級生らが協力し、画像に日本語、英語、中国語のバーションを用意する本格的な仕様だったからか、一日で百人以上から約五十二万円が寄せられた。市によると、国内や中国からが多かったという。 女子生徒は西東京市内にある中国製品の輸入会社に相談。経営者は「そんな良いことなら、うちで半分支援するよ」と後押しし、中国製マスク二万枚を確保できたという。 市内にある自宅マンションの管理人に自分の母親がマスクを贈った際、とても喜ばれた

                                    <新型コロナ>西東京市にマスク2万枚 中国籍の女子高生が寄贈:東京新聞 TOKYO Web
                                  • 市長選中、旧統一教会の集まりへ 西東京市長「応援依頼していない」:朝日新聞デジタル

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                                      市長選中、旧統一教会の集まりへ 西東京市長「応援依頼していない」:朝日新聞デジタル
                                    • ピーター・テミン『なぜ中間層は没落したのか』 - 西東京日記 IN はてな

                                      著者は著名な経済史家で、経済学の立場としてはケインジアンだといいます。そんな著者が「なぜ中間層は没落したのか」というタイトルの本を書いたというと、近年の経済の動きと格差の拡大を実証的に分析した本を想像しますが、本書はかなり強い主張を持った論争的な本です。 現在、アメリカの社会は左右に分極化していると言われますが、著者は上下の分極化を指摘しています。アメリカの社会は上20%(本書はFTE部門(FTEは金融(Finance)、技術(Technology)、電子工学(Electronics)の頭文字)と呼んでいる)と下80%に分極化し、共和党はもちろん、民主党も基本的には上20%の代表になっているというのです。 そして、現在のアメリカはアーサー・ルイスが途上国の経済を分析するときに使った二重経済のモデルで説明できるというのが本書の主張になります。 少し陰謀論的な印象を受けるところもありますが、7

                                        ピーター・テミン『なぜ中間層は没落したのか』 - 西東京日記 IN はてな
                                      • ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』 - 西東京日記 IN はてな

                                        民間企業だけでなく、学校でも病院でも警察でも、そのパフォーマンスを上げるためにさまざまな指標が測定され、その指標に応じて報酬が上下し、出世が決まったりしています。 もちろん、こうしたことによってより良いパフォーマンスが期待されているわけですが、実際に中で働いてみると、「こんな指標に意味があるのか?」とか「無駄な仕事が増えただけ」と思っている人も多いでしょうし、さらには数値目標を達成するために不正が行われることもあります。 この現代の組織における測定基準への執着の問題点と病理を分析したのが本書になります。著者は『資本主義の思想史』などの著作がある歴史学部の教授で、大学の学科長を務めた時の経験からこのテーマに関心をもつことになったそうです。本文190ページほどの短めの本ですが、問題を的確に捉えていますし、紹介される事例も豊富です。さらに、現在「新自由主義」という曖昧模糊とした用語で批判されてい

                                          ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』 - 西東京日記 IN はてな
                                        • 谷口将紀『現代日本の代表制民主政治』 - 西東京日記 IN はてな

                                          本書では1ページ目にいきなり下のようなグラフが掲げられており、「この図が、本書の到達点、そして出発点である」(2p)と述べられています。 グラフのちょうど真ん中の山が有権者の左右イデオロギーの分布、少し右にある山が衆議院議員の分布、そしてその頂点より右に引かれた縦の点線が安倍首相のイデオロギー的な位置です。 これをみると、国民の代表である衆議院議員は、国民のスタンスよりもやや右に位置しており、衆議院議員から選出された安倍首相はさらに右に位置しています。 どうしてこのようなズレがあるにもかかわらず、安倍政権は安定しているのか? それが本書が答えようとする問いです。 本書は、著者と朝日新聞社が衆議院選挙や参議院選挙のたびに共同で行っている「東京大学谷口研究室・朝日新聞社共同調査」をもとに、各政党、各議員のイデオロギー位置を推定し、さらに有権者への調査を重ねていくことで、「小泉以降」の日本の政治

                                            谷口将紀『現代日本の代表制民主政治』 - 西東京日記 IN はてな
                                          • アン・ケース/アンガス・ディートン『絶望死のアメリカ』 - 西東京日記 IN はてな

                                            『大脱出』の著者でもあり、2015年にノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートンとその妻で医療経済学を専攻するアン・ケースが、アメリカの大卒未満の中年白人男性を襲う「絶望死」の現状を告発し、その問題の原因を探った本。 この絶望しに関しては、アビジット・V・バナジー& エステル・デュフロ『絶望を希望に変える経済学』でもとり上げられていますし、大卒未満の中年白人男性の苦境に関しては、例えば、ジャスティン・ゲスト『新たなマイノリティの誕生』でもとり上げられています。学歴によるアメリカ社会の分断に関しては、ピーター・テミン『なぜ中間層は没落したのか』も警鐘を鳴らしています。 そうした中で、本書の特徴は、絶望死についてより詳細に分析しつつ、対処すべき問題としてアメリカの医療制度の問題を指摘している点です。 例えば、ピーター・テミンはアメリカ社会の分断に対する処方箋として、公教育の充実、大量投獄か

                                              アン・ケース/アンガス・ディートン『絶望死のアメリカ』 - 西東京日記 IN はてな
                                            • ブランコ・ミラノヴィッチ『資本主義だけ残った』 - 西東京日記 IN はてな

                                              世界の不平等について論じた『不平等について』や、「エレファント・カーブ」を示して先進国の中間層の没落を示した『大不平等』などの著作で知られる経済学者による資本主義論。 現在の世界を「リベラル能力資本主義」(アメリカ)と「政治的資本主義」(中国)の2つの資本主義の争いと見た上で、その問題点と今後について論じ、さらに「資本主義だけ残った」世界の今後について考察しています。 著者のミラノヴィッチはユーゴスラビア出身なのですが(ベオグラード大学の卒業で、アメリカ国籍を取得)、そのせいもあって社会主義とそこから発展した中国の政治的資本主義の分析は冴えており、「社会主義が資本主義を準備した」という、挑戦的なテーゼを掲げています。 アセモグル&ロビンソンは『国家はなぜ衰退するのか』や『自由の命運』の中で、中国の発展はあくまでも一時的なものであり、民主化や法の支配の確立がなされないかぎり行き詰まると見てい

                                                ブランコ・ミラノヴィッチ『資本主義だけ残った』 - 西東京日記 IN はてな
                                              • コロナと読書 - 西東京日記 IN はてな

                                                タイトルからするとコロナ禍の中での読書生活の記録みたいに思えますが、そうではなくて、1学期も終わって少し落ち着いたところで、新型コロナウイルス問題を考える上で参考になった本をいくつかあげておこうというエントリーです。 とは言っても、医学的な問題には疎いですし、ウイルスや感染症についての本を読み込んでいるわけもないです。正直、新型コロナウイルスがどうなるかどうかはわからないですし、「コロナ後」の世界についても何か見通しを持っているわけでもありません(ニュースになり始めた段階では2009年の新型インフルエンザのことを思い出して、「これはどこかで2週間位の休校があるか?」と思っていた程度でしたが、2週間じゃすみませんでしたね)。 ここで紹介するのは新型コロナウイルスが引き起こしたさまざまな問題の文脈を考えるための本が中心になります。新型コロナウイルスに関する知識は今まさに生まれつつあるところです

                                                • 偽造署名バイト【西東京ポストサービス】まとめ

                                                  清義明 @masterlow 関係者のかなり迫真の証言。 何よりも不正投票の署名用紙45000枚、段ボール箱約40箱をリコール事務局に知らずに持ち込めるはずがない、とのこと。 twitter.com/kbdl11/status/… 2021-02-15 13:54:34 kbdl @kbdl11 高須不正リコールの顛末 ・不正は事務局が計画的に行った ・不正署名は11/4、KKRホテルに全ての署名簿が集められ仕分けされた際に仕込まれた ・不正が発見されてからの高須と田中の言動は不審極まりない ・不正が企てられたのは9月かもっと前。動機は水増し とのこと b.hatena.ne.jp/entry/s/m.face… 2021-02-14 13:22:30

                                                    偽造署名バイト【西東京ポストサービス】まとめ
                                                  • 西東京地区のエビチャーハン有名店! 南京亭(相模原橋本/エビチャーハン) - 海老チャーハン と チャーハン は別物?

                                                    美味しい海老チャーハン食べ歩きブログ 第30食 K七です。 海老チャーハン食べ歩きも30食まできました。 そろそろタイトル変更をしたいところ。 どんなのがいいでしょうねぇ? うーん。 今日は相模原橋本の海老チャーハンです。 橋本駅は、 JR横浜線と相模線が通っています。 京王相模原線の終点でもあります。 リニア中央新幹線の開通が 2027年に予定されています。 品川駅の次が橋本駅になります。 スゴイですね! 西東京の雄『南京亭』に行きました。 南京亭・東京亭の名前で11店舗展開しています。 『南京亭』をネットを見るとチャーハンは有名ですけど 海老チャーハンも有名でウレシイ店です。 カウンター席では厨房が見えるので楽しいです。 忙しいランチ時間。 テキパキと動く店員さん。 見事な連携プレーで次々と料理を完成させていきます。 さすがの鍋さばきです。 南京亭相模原橋本店 エビチャーハン大盛り エ

                                                      西東京地区のエビチャーハン有名店! 南京亭(相模原橋本/エビチャーハン) - 海老チャーハン と チャーハン は別物?
                                                    • 竹中佳彦・山本英弘・濱本真輔編『現代日本のエリートの平等観』 - 西東京日記 IN はてな

                                                      近年、日本でも格差の拡大が問題となっていますが、その格差をエリートたちはどのように捉えているのでしょうか? 本書は、そんな疑問をエリートに対するサーベイ調査を通じて明らかにしようとしたものになります。 このエリートに対する調査に関しては、1980年に三宅一郎・綿貫譲治・嶋澄元の3人が実施し、分析から蒲島郁夫が加わった「エリートの平等観」調査という先行する調査があり、今回の調査(2018−19年調査)はそれを引き継ぎながら比較も試みています。 1980年と現在では個人情報に対する意識が違いますし、また当人の「エリートとしての自負」のようなものも違うはずで、調査票の回収にはかなり苦労したようですが、現在に日本の平等観を考える上で興味深い知見がいくつも示されています。 目次は以下の通り 序[竹中佳彦] 第Ⅰ部 平等をめぐる理論と文脈 第1章 平等をめぐる理論と文脈[竹中佳彦・近藤康史・濱本真輔]

                                                        竹中佳彦・山本英弘・濱本真輔編『現代日本のエリートの平等観』 - 西東京日記 IN はてな
                                                      • スカイツリー、都庁、スカイタワー西東京!見える範囲は全部近所として観光する

                                                        1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:多摩川、野川、落合川。東京の川を堪能する!~投稿頼りの旅in東京都~ > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 近所から見える 近所とはなんだろうと考える。いろいろな考え方があるが、歩いて行ける範囲を「近所」と言えばいいのではないだろうか。自動車には乗らないで、電車には乗らないで、バスにも乗らないで、歩ける範囲を近所と考えたい。 私は狛江に住んでいます! これを書いている私は東京の狛江という場所に住んでいる。いい街ではあるが、残念ながら全国的に有名な観光地というものはない。観光しようと思うと電車に乗り、どこかに出かける必要がある。しかし、見えるのだ、自宅から観光地が。 自宅の窓から、 スカイツリー! ネズミ一匹、

                                                          スカイツリー、都庁、スカイタワー西東京!見える範囲は全部近所として観光する
                                                        • ローレンス・サマーズ、ベン・バーナンキ、ポール・クルーグマン、アルヴィン・ハンセン著/山形浩生編訳『景気の回復が感じられないのはなぜか』 - 西東京日記 IN はてな

                                                          サマーズが口火を切り、バーナンキやクルーグマンとの間で2013〜15年にかけて行われた長期停滞論争を山形浩生が訳しまとめたもの。アルヴィン・ハンセンは1930年代に長期停滞という概念を提唱した経済学者で、この本にはその演説「経済の発展と人口増加の鈍化」の抄訳も収録されています。 目次は以下の通り。 はじめに――長期停滞論争(山形浩生) 1 アメリカ経済は長期停滞か?(ローレンス・サマーズ) 2 遊休労働者+低金利=インフラ再建だ! ――再建するならいまでしょう! (ローレンス・サマーズ) 3 財政政策と完全雇用(ローレンス・サマーズ) 4 なぜ金利はこんなに低いのか(ベン・バーナンキ) 5 なぜ金利はこんなに低いのか 第2部――長期停滞論(ベン・バーナンキ) 6 なぜ金利はこんなに低いのか 第3部――世界的な貯蓄過剰(ベン・バーナンキ) 7 バーナンキによる長期停滞論批判に答える(ローレン

                                                            ローレンス・サマーズ、ベン・バーナンキ、ポール・クルーグマン、アルヴィン・ハンセン著/山形浩生編訳『景気の回復が感じられないのはなぜか』 - 西東京日記 IN はてな
                                                          • ジェレミー・ブレーデン/ロジャー・グッドマン『日本の私立大学はなぜ生き残るのか』 - 西東京日記 IN はてな

                                                            なんとも興味を引くタイトルの本ですが、実際に非常に面白いです。 2010年前後、日本では大学の「2018年問題」が新聞や雑誌を賑わせていました。これは2018年頃から日本の18歳人口が大きく減少し始め、それに伴って多くの私立大学が潰れるだろうという予想です。 ところが、2022年になっても意外に私立大学は潰れていません。もちろん、経営的に厳しいところは多いでしょうが、なんとか生き残っているのです。 この謎にオーストラリア・モナッシュ大のブレーデンと、イギリス・オックスフォード大のグッドマンが迫ったのが本書です。 ふたりは社会人類学者であり、「異文化」として日本の中小私立大学を観察し、その特徴を明らかにするとともに、「同族経営」という日本では見過ごされることが多い部分にレジリエンス(強靭さ)を見ています。 特にグッドマンが2003年度に大阪のメイケイ学院大学(大阪学院大学と思われる)で研究し

                                                              ジェレミー・ブレーデン/ロジャー・グッドマン『日本の私立大学はなぜ生き残るのか』 - 西東京日記 IN はてな
                                                            • 遠藤晶久/ウィリー・ジョウ『イデオロギーと日本政治』 - 西東京日記 IN はてな

                                                              まず、この本のインパクトは帯にも書かれている、「維新は「革新」、共産は「保守」」という部分だと思います。 若年層に政党を「保守」、「革新」の軸で分類されると、日本維新の会を最も「革新」と位置づけるというのです。そして、以下のグラフ(134p図5.1)から読み取れるように、20代が無知だからというのではなく、20〜40代に見られる現象なのです。 本書は、さまざまなサーベイなどを通じて現在の日本の有権者の政治意識を明らかにしようとした本です。ソ連の崩壊や社会党の退潮、小選挙区比例代表並立制の導入と新進党、民主党といった野党の誕生の中でも、政治を語る言葉はそれほど変化しませんでしたが、冒頭にもあげた「保守/革新」の変容などをサーベイによって示すことで、若い世代に起きている政治認識の変化を浮き彫りにしています。 さらに都知事選に出馬した田母神俊雄の支持層から分析した日本の極右層の姿や、若者の「自民

                                                                遠藤晶久/ウィリー・ジョウ『イデオロギーと日本政治』 - 西東京日記 IN はてな
                                                              • 羅芝賢・前田健太郎『権力を読み解く政治学』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                『番号を創る権力』の羅芝賢と『市民を雇わない国家』の前田健太郎による政治学の教科書。普段は教科書的な本はあまり読まないのですが、2010年代の社会科学においても屈指の面白さの本を書いた2人の共著となれば、これは読みたくなりますね。 morningrain.hatenablog.com morningrain.hatenablog.com で、読んだ感想ですが、かなりユニークな本であり教科書としての使い勝手などはわかりませんが、面白い内容であることは確かです。 本書の、最近の教科書にしてはユニークな点は、序章の次の部分からも明らかでしょう。 この教科書ではマルクスを正面から取り上げることにしました。それは、マルクスの思想が正しいと考えるからではなく、それを生み出した西洋社会を理解することが、日本をよりよく知ることにつながると考えたからです。 20世紀以後の日本の政治学は、欧米の政治学の影響を

                                                                  羅芝賢・前田健太郎『権力を読み解く政治学』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                • 坂口安紀『ベネズエラ』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                  副題は「溶解する民主主義、破綻する経済」で、中公選書の1冊になります。 ベネズエラに関しては、コロナ前に経済がほぼ崩壊しているといったニュースが流れていました。その後、コロナ禍の影響でベネズエラに関するニュースは減っていますが、この状況で経済が好転しているとは思えません。 ただ、それにしても産油国であるベネズエラの経済がどうしてここまで悪化してしまったのでしょうか? ベネズエラは世界最大の石油埋蔵量を誇る産油国であり、天然ガスやボーキサイトなどの資源も豊富です。実際、ベネズエラは80年代なかばまではラテンアメリカでもっとも豊かな国の1つで、民主体制を維持していました。 しかし、2014年以降の経済状況は特にひどく、2014年から7年連続のマイナス成長、しかも2017年からはマイナス二桁の成長でGDPは3年間でほぼ半減しました。国民の貧困率は9割を越え、産油量もチャベス政権誕生前の1日あたり

                                                                    坂口安紀『ベネズエラ』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                  • 【終電レポ】酔っ払って青梅駅まで寝過ごした時の過ごし方【エンドオブ西東京】 | SPOT

                                                                    この記事を、寝過ごして大月駅で読んでいる方は、もくじ最後の「寝過ごして大月駅に到着して戻れない方へ」をご覧いただくことを強く勧めます。終点。名も知らぬ駅で取り残される恐怖…いつもお世話になっております。ライターの下村山です。上記のように、うっかり寝過ごして聞いたこともない駅に降りた...戻りの電車ももう出てない...みたいな体験、一度はありませんか?幸い私は、このとき実家暮らしでしたので、30km以上離れた家から車で迎えに来てもらうことができました。しかし、この東京砂漠で孤独に生きる皆さんには、気軽に迎... 青梅駅のさらに奥に行くと奥多摩の雄大な自然に触れることができ、登山やアウトドアの愛好家に長く愛されている。 逆に言うと、青梅駅はギリギリ人界に接する最後の里ともいえる。 奥多摩地区、最後の人界…青梅駅。 果たして、どんな場所なのだろうか…。 [00:06]立川駅の様子 今回は、青梅線

                                                                      【終電レポ】酔っ払って青梅駅まで寝過ごした時の過ごし方【エンドオブ西東京】 | SPOT
                                                                    • 西東京、多摩地区の地域密着中華!国立府中インター前! 南京亭(谷保/エビチャーハン) - 海老チャーハンだけ!東京のチャーハン炒飯ブログ

                                                                      美味しい海老チャーハン食べ歩き!第238食! K七(ケーナナ)です。 今日は谷保の海老チャーハンです。 谷保駅は、JR南武線の駅です。 快速は停車しません。 隣駅は、西府駅と矢川駅です。 『南京亭』は、新日本産業株式会社のチェーン店です。 『南京亭』『東京亭』を運営しています。 厨房が見えるオープンキッチンが特徴のお店です。 www.knana.tokyo 海老チャーハンのブログを書き始めた最初のころに、 相模原橋本『南京亭』でエビチャーハン大盛りを食べました。 インパクトのあるエビチャーハンだったなぁ 南京亭(谷保/エビチャーハン) 『南京亭国立店』に行きましょう 『南京亭国立店』の店内 『南京亭国立店』のエビチャーハン 『南京亭国立店』の海老 『南京亭国立店』のお会計 『南京亭国立店』K七のまとめ 『南京亭国立店』の店舗情報 南京亭(谷保/エビチャーハン) 『南京亭国立店』に行きましょ

                                                                        西東京、多摩地区の地域密着中華!国立府中インター前! 南京亭(谷保/エビチャーハン) - 海老チャーハンだけ!東京のチャーハン炒飯ブログ
                                                                      • 木下衆『家族はなぜ介護してしまうのか』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                        「家族はなぜ介護してしまうのか」、なんとも興味をそそるタイトルですが、本書は、認知症患者のケアにおける家族の特権的な立場と、それゆえに介護専門職というプロがいながら、家族が介護の中心にならざるを得ない状況を社会学者が解き明かした本になります。 本書は専門書であり、イアン・ハッキングや「概念分析」の考えを援用しながら認知症と介護について分析したりもしています。ただし、多くは分析は当事者の実際の声を拾いながら行われており、社会学の難しい概念がわからなくても介護経験者などには「わかる」部分が多いのではないかと思います。介護問題が身近になくても、対人援助職についている人などは「わかる」と感じる部分が多いのではないでしょうか。 また章と章の間にはコラムも挟まれており、実際に介護問題に直面している人はそこから読んでみてもいいかもしれません。 目次は以下の通り。 はじめに 序章 新しい介護、新しい問題

                                                                          木下衆『家族はなぜ介護してしまうのか』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                        • ルーク・S・ロバーツ『泰平を演じる』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                          副題は「徳川期日本の政治空間と「公然の秘密」」。 何とも面白そうなタイトルと副題ですが、翻訳に関しても監訳を務める三谷博が本書の面白さに注目してネット上で訳者を募り、それに応じた友田健太郎が訳したというもので、今までにはない切り口で江戸時代の政治空間を分析しています。 「ホンネとタテマエ」というのは日本社会の特徴というもので、江戸時代の政治に「ホンネとタテマエ」の乖離があったと言っても、「そんなものだろ」と思ってしまうでしょう。 しかし、本書で紹介されている「ホンネとタテマエ」の乖離は異常なもので、例えば、死んだはずの大名が生きていることにされたりしています(「ゾンビ大名」)。 本書はこのような徳川期の政治空間を「表」と「内」または「内証」という概念を使って描き出します。表向きは徳川の厳し掟に従っていても、内側では従ってない。しかも、徳川も表の秩序が維持されるならそれを認めるというロジック

                                                                            ルーク・S・ロバーツ『泰平を演じる』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                          • 筒井淳也『社会学』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                            先日紹介した松林哲也『政治学と因果推論』に続く、岩波の「シリーズ ソーシャル・サイエンス」の1冊。 社会科学の中でも「サイエンス」とみなされにくい社会学について、「社会学もサイエンスである」と主張するのではなく、「社会を知るには非サイエンス的なものも必要なのである」という主張によって社会学の意義付けをはかっています。 著者は以前にも筒井淳也『社会を知るためには』(ちくまプリマー新書)でも、社会学のあり方について論じていましたが、(一応)中高生向けのプリマーより1歩も2歩も3歩も踏み込んだ議論がなされています。 社会学に限らず、社会科学に興味がある人の幅広くお薦めできる本ですね。 目次は以下の通り。 はじめに 第1章 社会学における理論――演繹的ではない理論の効能 第2章 因果推論と要約――記述のための計量モデル 第3章 「質と量」の問題 第4章 知識の妥当性・実用性 終 章 「満員電車を避

                                                                              筒井淳也『社会学』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                            • 蒲島郁夫/境家史郎『政治参加論』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                              政治学者で現在は熊本県知事となっている蒲島郁夫の1988年の著作『政治参加』を、蒲島の講座の後任でもある境家史郎が改定したもの。基本的には有権者がどのように政治に参加し、そこにどのような問題があるのかを明らかにした教科書的な本になります。 このように書くと、本書はあくまでも政治学を学ぶ人向けの本に思えるでしょうが、本書で行われている議論は、教科書的なスタイルからは想像できないほど刺激的なもので非常に面白いです。 日本は戦後「一億総中流」と呼ばれる社会をつくり上げたものの、近年はそれが崩壊しつつあるというのは多くのひとが感じているところであると思いますが、その要因を「政治参加」という切り口から鮮やかに説明しています。 1960〜80年代において出現した日本の特殊な「政治参加」の状況が、「一億総中流」社会を生み出しましたが、90年代以降は日本の「政治参加」のあり方が他の国と同じようなものとなっ

                                                                                蒲島郁夫/境家史郎『政治参加論』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                              • 倉田徹『香港政治危機』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                                2014年の雨傘運動、2019年の「逃亡犯条例」改正反対の巨大デモ、そして2020年の香港国家安全維持法(国安法)の制定による民主と自由の蒸発という大きな変化を経験した香港。その香港の大きな変動を政治学者でもある著者が分析した本。 香港返還からの中国と香港のそれぞれの動きを見ながら、さまざまな世論調査なども引用しつつ、いかに香港が「政治化」したか、そして香港を取り巻く情勢がいかに変わっていたのかを論じています。 目次は以下の通り。 序 章 香港政治危機はなぜ起きたか 第一章 中央政府の対香港政策――鄧小平の香港から,習近平の香港へ 第二章 香港市民の政治的覚醒――経済都市の変貌 第三章 「中港矛盾」の出現と激化――経済融合の効果と限界 第四章 民主化問題の展開――制度設計の意図と誤算 第五章 自由への脅威――多元的市民社会と一党支配の相克 第六章 加速する香港問題の「新冷戦化」――巻き込み

                                                                                  倉田徹『香港政治危機』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                                • 「専業主婦になった方がいい」 西東京市議が女性市議に発言、謝罪:朝日新聞デジタル

                                                                                  ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

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