SPEECH! How Language Made Us Human (English Edition) 作者:Prentis, SimonhogsaloftAmazon 本書は通訳兼翻訳家(何カ国語も扱うが特に日本語通訳としてのキャリアが長い)であるサイモン・プレンティスによる言語が使えることによりヒトは何を成し遂げてきたのかを論じる本になる.プレンティスは言語学や進化生物学の専門家というわけではないが,ドーキンスやピンカーが推薦文を寄せているというので読んでみたものだ.副題は「How Language Made Us Human」 冒頭には「ウクライナのための序文」がおかれている.これは本書脱稿後にロシアのウクライナ侵攻が生じたことを受けているもので,(実は本書ではその最終章で,言語により世界が平和に向かってきたが,それはなお未完であり,国連の改革が必要であることを論じている)どうして
© Kenshu Shintsuboわたしは3歳からヴァイオリンを弾いてきて、今年でその歴はめでたく四半世紀を迎えますが、その年月の中で何度となく「ドレス」を身につけてきました。ヴァイオリニストで、女性の見かけを持つものとしてステージに立つときに、ドレスは避けて通れない存在として立ちはだかっています。 しかし日常生活において、わたしはヴァイオリンを始めた頃にはすでに、スカートよりもトラウザーズ(ズボン・パンツ)を好んで着ていました。そんなわたしがなぜ本番ではドレスを着用してきたのかと言えば、幼い頃は「大人から与えられたものだったから*1」、そして大きくなってからは「みんなが着ているから、みんなと揃えるため*2」というのが強い理由でした。 *1. 特に「服飾にかけるお金」が本人以外から支出される場合、スポンサーの意向はとりわけ強く反映されるだろう。 *2. 同調圧力が強めな日本では、特に「他
現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 伝説のジャズレーベル誕生の貴重な記録! ヴィム・ヴェンダース製作『ブルーノート・ストーリー』 ジャズファンはもちろん、そうでなくとも<ブルーノート>という名前だけは聞いたことがあるでしょう。ミュージシャンたちから親しみを込めて「ライオンと狼」と呼ばれた2人のユダヤ系ドイツ人、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフが1939年に設立した伝説のジャズレーベルです。 100年近い歴史を持つ<ブルーノート・レコード>ですが、その理念は現存するどのレーベルよりも純粋で、真摯に音楽と向き合っていました。とにかくジャズが好き――その想いと戦争で負った心の傷が、ドイツからアメリカに渡ったアルフレッドとフランシスの原動力となり、人種や性別を問わず、そしてジャンルさえ飛び越えて、様々なマスターピースを世に送り出してきたのです。 タイの鬼才ア
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