IBMのフォント開発の原点は、タイプライター 「ワープロ」こと「ワードプロセッサー」を目にしたことがない世代が多いであろう2021年において、「タイプライター」と聞いても何のことかわからない方が多数でしょう。 分かりやすく現代風に述べてみると次のような感じでしょうか。 「キーボードの文字を押すと、文字が刻まれた金属のアームが動き、インクをしみこませた帯の上からアームに刻まれた文字を紙に打ち付けて、紙に文字を印字する機械」 これが、「タイプライター」です。そして、その「タイプライター」を、IBMは1961年に発表しています。 IBMのタイプライターである「IBM Selectric typewriter」は、上述した「文字が刻まれた金属のアーム(「タイプバー」と呼称)」と異なる印字の仕組みとして、ゴルフボール型の「タイプボール」を採用したことが革新的でした。(IBM Selectric ty
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