しばらく間をあけていた本連載だが、約1年ぶりに再開をすることになった。 本連載で最後に取り上げたテーマはプロシージャル技術だった。その中でもグラフィックスに関連したプロシージャル技術を紹介したのだが、話題の中心は「3D」にはなかった。今回からは、テーマを「3D」に戻したいと思う。 しかし、いわゆる3D(コンピュータ)グラフィックスとはすこし異質の技術を紹介していきたいと思う。 それは「立体視」の「3D」だ。 立体視は、3D(コンピュータ)グラフィックスとは無関係ではないし、しかも近い将来、多くの技術者に深い関わりを持ってくる可能性があるので、本連載で取り上げる価値があると判断した。 再び、お付き合い願えれば幸いだ。 なお、コンピュータグラフィックス(CG)としての「3D」と、立体視としての「3D」を区別するために本稿では極力「3D」と「立体視」を区別して取り扱っていくことにする。 単体で「