タグ

securityと徳丸浩の日記に関するthree_beeのブックマーク (5)

  • PHPの全バージョンの挙動をCGIモードで試す

    PHPの挙動を調べていると、マニュアルにも、ChangeLogにも載っていない変更にしばしば遭遇します。たとえば、PCRE系関数(preg_xxxx)の正規表現指定(第1引数)において、過去のPHPではNULLバイトを許容していましたが、最近のPHPでは、正規表現中のNULLバイトをエラーにしています。この変更は、マニュアルには載っておらず、ChangeLogには記載されているもののNULLバイトとは書いていないので、ちょっと気がつきにくいですね。 Fixed bug #55856 (preg_replace should fail on trailing garbage) このような場合、ソースコードの該当箇所を調べるか、適当にあたりをつけたバージョンのPHPをビルドして試すなどの手法がとられているかと思いますが、@hnwさんが phpall を発表されたことで、この種の調査が一挙に楽に

    PHPの全バージョンの挙動をCGIモードで試す
  • CMS四天王のバリデーション状況を調査したところ意外な結果になった

    バリデーションでSQLインジェクション攻撃をブロックしないCMSが多い ログインIDにおける典型的なSQLインジェクション攻撃として、'OR 1=1# をバリデーションがブロックするかどうかを確認しました。ログインIDとして許容される文字を見る限り、WordPress、Joomla、Drupalはブロックしそうですが、結果は下記の通りです。 WordPress: ブロックしない Joomla: ブロックする Drupal: ブロックしない MovableType: ブロックしない ということで、意外なことに、バリデーションでSQLインジェクション攻撃を止めるのはJoomlaのみという結果でした。 ログインIDにヌルバイトや改行が使えるCMSがある テストをしていてもっともびっくりしたことの一つがこれです。JoomlaとMovableTypeはヌルバイトや改行など制御文字がログインIDとして

  • Time-based SQL Injectionは意外に実用的だった

    このエントリでは、Time-based SQLインジェクション、すなわち時間差を利用したSQLインジェクションが意外に実用的だったという報告をします。デモ映像ありです。 はじめに Time-based SQL Injectionという攻撃があります。これはブラインドSQLインジェクションの一種で、ある条件の場合に一定時間(例えば5秒)スリープし、そうでない時との応答時間の差で情報を盗もうというものです。1回のHTTPリクエストで1ビットの情報が得られるので、それを積み重ねることによって、いくらでも情報を盗めるはずです…理論的には。 しかし、「理屈はそうでも、時間が掛かりすぎるよね」ということで、深くは追っかけていませんでした。SQLインジェクションの検査には有効でも、悪用としての実用性はあまりないと考えていたのです。 きっかけ きっかけは、以下のYahoo!知恵袋に以下の質問です。 SQL

    Time-based SQL Injectionは意外に実用的だった
  • キャッシュ制御不備の脆弱性にご用心

    古い書籍に掲載されたPHP記述の掲示板ソフトを動かしていると、ログアウト処理がうまく動作していないことに気がつきました。チェックの方法ですが、ログアウト処理の脆弱性検査の簡単なものは、「安全なウェブサイトの作り方」別冊の「ウェブ健康診断仕様」に記載されています。 (J)認証 ログアウト機能はあるか、適切に実装されているか ログアウト機能がない、あるいはログアウト後「戻る」ボタンでセッションを再開できる場合 この仕様書にある通り、『ログアウト後「戻る」ボタンでセッションを再開できる』状態でした。 おそらくセッション破棄がきちんと書かれていないのだろうと思いログアウト部分のソースを見ると、以下の様な処理内容でした(オリジナルからはリライトしています)。 <?php // logout.php require_once('common.php'); // 共通の設定・処理 session_sta

  • 安全なウェブサイトの作り方改訂第7版の変更点と変わらない点

    IPAの安全なウェブサイトの作り方 改訂第7版が公開されました。 このエントリでは、安全なウェブサイトの作り方の元々もつ特徴(変わらない点)と、第7版の変更のポイントについて説明します。 なお、私は安全なウェブサイトの作り方の執筆者の一人ではありますが、以下の記述は私個人の意見であり、IPAを代表するものではありませんので、あらかじめご承知おきください。 安全なウェブサイトの作り方の変わらぬ特徴 安全なウェブサイトの作り方の特徴は、「まえがき」の中で述べられています。 書は、IPAが届出を受けたソフトウェア製品およびウェブアプリケーションの脆弱性関連情報に基づいて、特にウェブサイトやウェブアプリケーションについて、届出件数の多かった脆弱性や攻撃による影響度が大きい脆弱性を取り上げ、その根的な解決策と、保険的な対策を示しています。 すなわち、以下の2点がポイントと考えます。 脆弱性の選定

    安全なウェブサイトの作り方改訂第7版の変更点と変わらない点
  • 1