2016年8月9日 6時15分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと お金が人の幸福にどのような影響を与えるのかを説明している 国の経済発展で所得と消費規範が上がっても幸福度は変わらないパラドックス 人は金持ちになりたいのではなく、他人より金持ちでいたいだけと筆者は語る ■国が豊かでも度は上がらない前回はヘドニックトレッドミル、快楽順応についてお話しました「なぜ、非は幸福感を簡単に忘れるのか?(http://president.jp/articles/-/18398)。ポイントは以下のような点です。 昔から道歌で「思うこと 一つ叶えばまた二つ 三つ四つ五つ 六(む)つかし(難し)の世や」と歌われていますが、人は欲しい物を手に入るとそれだけでは満足せずに、また他のものが欲しくなります。 欲求は際限なく広がり、収入の増加によって一時的に幸福感が高まっても、人は短い間にその状態に馴れて