最近になっても、何かと話題になっているのが、『アパグループ第一回「真の近現代史観」懸賞論文』で、最優秀賞を獲得した、田母神俊雄氏である。退職金約6000万円を自主返納するか否か、国会招致をするか否かなど、当分、話題は続きそうだ。 新聞各社社説で、この論文に関し、やや異なる見解を出したのは、 「空自トップ更迭歴史観封じてはならない」(産経2008-11-03) だけ。各紙を見ると、 「空幕長更迭―ぞっとする自衛官の暴走」(朝日同) 「空幕長更迭トップがゆがんだ歴史観とは」(毎日同) 「空幕長更迭首相の認識も聞きたい」(東京同)。 日経も「田母神空幕長の解任は当然」(2008-11-04)読売までもが「空幕長更迭立場忘れた軽率な論文発表」と酷評したのだから、書いた田母神氏も恥じ入るのかと思ったら、恥じる様子もなく内容については「誤っていると思わない」国会の参考人招致に応じるかの問いにも「積極的