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西洋古代史に関するBasilio_IIのブックマーク (89)

  • 古代ギリシアの民主政と現代世界における「民主」の行方

    Online ISSN : 1884-7080 Print ISSN : 1342-3363 ISSN-L : 1342-3363

  • 民主政アテナイに殉ず(木曽 明子, 学術選書 115)| 京都大学学術出版会

    学術選書 115 民主政アテナイに殉ず 弁論家デモステネスの生涯 木曽 明子 四六並製・286頁 ISBN: 9784814005277 発行年月: 2024/06 体: 2,000円(税込 2,200円) 6月中旬発売予定

    民主政アテナイに殉ず(木曽 明子, 学術選書 115)| 京都大学学術出版会
  • 「イントロダクション」より抜粋 | WEBみすず

    「イントロダクション」より抜粋 C・ニクシー『信じる者は破壊せよ――古代ギリシア・ローマ、キリスト教が招いた暗黒の世紀』松宮克昌訳 私は、もともと書を紀行記として著そうと考えていた。 ユダヤ教徒だった聖パウロが地中海を横断してジグザグに進んだように、ダマスキオスの旅路をなぞることは興味深いと思った。彼が旅したシリア、ダマスカス、バグダッド、エジプトの一部、トルコの南部の境界のすべての地に到達することはけっして容易ではなかったが、それはほぼ達成可能だった。 だが、この着想と書を執筆する間に経過した何年かに、これを行うのは現実的に不可能になった。 これから書くように、それ以来、シリア内戦はシリアの一部を新たなイスラム国カリフの支配下に置いてしまった。音楽は禁止され、書物は燃やされた。英国外務省はシナイ半島北部へのすべての旅に注意喚起した。 2015年、イスラム国の民兵はイラクの都市モスルの

    「イントロダクション」より抜粋 | WEBみすず
    Basilio_II
    Basilio_II 2023/07/22
    「はじまりとして、古い神々と神殿への散発的な暴力をいっそう深刻なものに拡大した、紀元380年代半ばの帝国の東に位置したパルミラを選んだ。〔略〕私は結末として紀元529年頃の時代のアテナイを選んだ。」
  • 澤田典子「古代マケドニア王国史研究」東京大学出版会 - まずはこの辺は読んでみよう

    古代マケドニア王国の研究というと、アレクサンドロス大王の時代については多くの著作が見られますし、日でも森谷先生の著作や澤田先生のちくまプリマー新書の一冊などが手に入ります。いっぽう、アレクサンドロス大王の父親であるフィリッポス2世についての著作や研究は近年海外では多く見られますが日では澤田先生が論文を書いているくらいで、正直盛んとは言い難い状況です。 書はそんな数少ない(そしてアレクサンドロス以前を扱う現役では唯一の)研究者である澤田先生が長年の研究成果と未公刊博論をもとにしつつ、最近の考古学の成果や碑文、貨幣研究の成果を盛り込みフィリッポス2世がバルカン半島で覇権を握るまでの過程を描き出していきます。その際、近年の海外におけるフィリッポス2世研究で見られる動向として「フィリッポス礼賛」の傾向があるなかで、フィリッポス2世以前のマケドニアにおいて行われたことの重要性にも着目していきま

    澤田典子「古代マケドニア王国史研究」東京大学出版会 - まずはこの辺は読んでみよう
  • 橋場弦『古代ギリシアの民主政』(岩波新書) 9点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    10月27 橋場弦『古代ギリシアの民主政』(岩波新書) 9点 カテゴリ:歴史・宗教9点 古代ギリシア民主政研究の日における第一人者ともいうべき著者による。一般的な古代ギリシア民主政へのイメージを覆す刺激的なになっています。 古代ギリシアの民主政はアテナイを中心に行われ、そのアテナイの民主政はサラミスの海戦での勝利を経てペリクレスのもとで絶頂を迎えるが、次第に衆愚政に陥ってペロポネソス戦争でスパルタに敗北してしまう。古代ギリシアの民生政というとこんなイメージを持っている人も多いと思いますが、著者によれば、民主政はその後のアテナイで復活して成熟を迎え、アテナイ以外のポリスにも広がっていったといいます。 さらに書では考古学的な発見などを用い、当時にアテナイの社会の状況の復元を試み、プラトンやトゥキュディデスのが伝えるものとは違った、そして現代の民主主義とも違う古代ギリシアの民主政の姿を

  • 近刊検索デルタ:古代ギリシア人の24時間 : よみがえる栄光のアテネ

    Matyszak,Philip 高畠,純夫,1954- 安原,和見,1960- ( ) 定価:2,860円(2,600円+税) 判型: openbd 出版社のWebサイトへ launch

    近刊検索デルタ:古代ギリシア人の24時間 : よみがえる栄光のアテネ
  • 弁論の世紀(木曽 明子, 学術選書 106)| 京都大学学術出版会

    訴訟中毒といわれた古典期アテナイにおいて、法廷弁論で勝利を収めることは生きるための必須条件であった。前半では現存する私訴弁論を題材に、当時の市井の人々の生きざまを紹介する。後半では当時の有数の弁論家デモステネス、アイスキネスが、北より迫り来るマケドニアの脅威の前に反マケドニア・親マケドニアを代表し、弁論の火花を散らす。社会の縮図といわれた法廷での抗争と時代の推移とを、ときに軽妙な筆致で活写する。 木曽 明子(きそ あきこ) 大阪大学名誉教授 1936年 満州生まれ 1967年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了 大阪大学教授、北見工業大学教授を経て2002年退職 主な著訳書 “TYRO : SOPHOCLES’ LOST PLAY” in Studies in Honour of T. B. L. Webster, Vol. I (Bristol Classical Press,1986

    弁論の世紀(木曽 明子, 学術選書 106)| 京都大学学術出版会
  • 古代マケドニア王国史研究 - 東京大学出版会

    ギリシアやローマの文人による史料で語られてきた古代マケドニアの歴史。近年の考古学の成果は、その研究史を大きく進展させることになった。書は、碑文、貨幣などの考古学史料を精緻に分析し、アレクサンドロス以前の王国の新しい歴史像を多角的・立体的に描きだす。 序章 マケドニア史研究の新地平 第I部 マケドニアの登場 第1章 マケドニアの建国伝説をめぐって 第2章 マケドニア王家とオリュンピア祭 第3章 マケドニア人とギリシア人の「相互認識」 第II部 フィリッポス二世とアテナイ 第4章 治世初期のフィリッポス二世とアンフィポリス 第5章 「フィロクラテスの講和」をめぐって 第6章 前三四四/三年の講和修正交渉をめぐって 補論 前三三八年の講和をめぐって 第III部 フィリッポス二世の野望 第7章 フィリッポス二世とバルカン諸地域 第8章 フィリッポス二世と権力者崇拝 終章 ギリシアの覇者へ──アテ

    古代マケドニア王国史研究 - 東京大学出版会
  • はじめて学ぶ西洋古代史 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社

  • Kyoto University Research Information Repository: [翻訳] ヨルダネス『ゲティカ』翻訳 (1)

    Basilio_II
    Basilio_II 2022/07/06
    "[翻訳] ヨルダネス『ゲティカ』翻訳 (1)"
  • 古代地中海世界と文化的記憶 | 山川出版社

    はしがき  周藤芳幸 序章 「文化的記憶」とは何か  安川晴基 第Ⅰ部 古代エジプトにおける王権・神殿と文化的記憶 第1章 ギザのスフィンクスの文化的記憶  河江肖剰 第2章 古代エジプト王朝時代における「あるべき過去」とその媒体  田澤恵子 第3章 ある古代エジプト王像に彫られた文様の記憶  中野智章 第4章 ローマ期エジプトの地方神殿と図書館  髙橋亮介 第5章 ファイアンス製品の文化的記憶とその変容  山花京子 第Ⅱ部 古代ギリシア世界における想起とアイデンティティ形成 第6章 僭主殺害者像とアテナイ民主政の文化的記憶  周藤芳幸 第7章 前六世紀と前五世紀のアテナイ芸術における女性、子ども、老人の聖域避難の図像  長田年弘 第8章 古典期アテナイにおける喧騒の記憶とその共有  佐藤昇 第9章 記憶の継承の場としてのエフェベイア  師尾晶子 第10章 「過去」を操るマケドニア王たち 

    古代地中海世界と文化的記憶 | 山川出版社
    Basilio_II
    Basilio_II 2022/06/11
    「第10章 「過去」を操るマケドニア王たち」
  • 生き方と感情の歴史学 | 山川出版社

    第1部 社会と行動の規範――恥・恋・妬み 第1章 ペルシア宮廷儀礼をめぐるギリシア人使節の恥と外交 阿部拓児 第2章 前4世紀アテナイにおける恋情の作法と「女の甘言」 栗原麻子 第3章 古典期アテナイにおける商業活動と職業イメージ 杉陽奈子 第4章 共感に訴えるヘレニズム世界の国際人 岸廣大 第5章 ローマン・イーストの邪視と妬み 藤井崇 第6章 プルタルコス『英雄伝』にみえる恋情と感情の抑制 酒嶋恭平 第7章 キリスト教徒エリートの生き方と失われた友情 西村昌洋 コラム アテナイ市民の身分保障と「生き方」のモデル 小山田真帆 第2部 生き方の原理――痛み・憎しみ・恐れ 第1章 痛みをめぐる古代ケルト人の民間信仰と医療 疋田隆康 第2章 釘と石にみるギリシア人の祈り 山内暁子 第3章 占星術をめぐるローマ人の感情 桑山由文 第4章 ローマ帝国に生きるギリシア人の苦悩とその超克 増永理考

    生き方と感情の歴史学 | 山川出版社
  • 古代ギリシアの連邦(岸本 廣大, プリミエ・コレクション 111)| 京都大学学術出版会

    都市国家ポリスが同じ利益・主義のもとに集結した連邦(コイノン)は,文献資料などによって存在は知られていたが,その実態はあまり明らかではなかった。近代のヨーロッパ連合に比すべき古代ギリシアの連合体,碑文をも含めた豊富な資料を分析し,さまざまな状況の中で展開された都市国家ポリスと連邦の関係を解明する。 岸廣大(きしもと こうた) 同志社大学文学部文化史学科助教 京都大学大学院文学研究科博士後期課程位取得退学。京都大学博士(文学)。 主な著作 「古代ギリシアの連邦とその受容」(金澤周作監修『論点・西洋史学』ミネルヴァ書房, 2020), Decline behind the Rise of Rome: Decline-Narrative of the Achaean Koinon, Takashi, Minamikawa (ed.) Decline and Decline-Narratives

    古代ギリシアの連邦(岸本 廣大, プリミエ・コレクション 111)| 京都大学学術出版会
  • Roof Tiles and Urban Violence in the Ancient World | Greek, Roman, and Byzantine Studies

    Basilio_II
    Basilio_II 2021/01/02
    Leo the Deaconの英訳でマリアノス・アルギュロスがニケフォロス・フォーカスとの帝都での戦闘中に建物の屋根から女性が投げ落とした植木鉢(続テオファネスでは瓦)を頭にくらって死亡したところの註に出ていた文献。
  • 西洋古典学・古代史の授業をオンラインで行う際に有用なサイトのリスト

    インターネット上に公開されているオンライン授業を行う際に使えそうなサイト、ならびに同様のリストを公開している機関の一覧表です(私の分野的にどうしてもローマの方が多いです)。 Open University: Online teachig help kit for Classics colleaguesは特に便利なリストで、「これからオンラインで教える人」や「これからオンラインで授業を受ける人」向けの英語解説動画もあります。 使いやすそうなものがあれば、随時更新していきます(2020年3月26日作成、2020年3月30日更新)。 レファレンス・リソース ARACHNE Deutsches Archaeologisches Institut: iDAI Objects ドイツ考古学研究所が所有する写真・・絵などを閲覧・ダウンロードできるサイト。 Cambridge University Pr

    Basilio_II
    Basilio_II 2020/03/27
    「西洋古典学・古代史の授業をオンラインで行う際に有用なサイトのリスト」
  • 前四世紀のアテナイ海軍における公的負債の回収とその歴史的背景 : IGII^2 1604-1632の検討を中心に

    In the naval system in classical Athens, trierarchs used in principle state hulls and sea-going equipment. In prescription, when their services were over, users had to return them in good condition. Those did not do so were recorded in naval documents as a debtor to the State. The object of this treatise is to make clear the actual situation of debts and their collection, and to consider the histo

    Basilio_II
    Basilio_II 2020/03/17
    前4世紀後半にはアテナイ海軍も、四段櫂船や五段櫂船を保有していたんだ。(39頁註62)
  • テルモピュライの戦いとサラミスの海戦がテーマの記念硬貨、ギリシャで発行 - GREECEJAPAN.COM

  • The Discursive Construction of “Migrants and Migration”

    In examining these trends in Europe, it is useful to differentiate between contexts that are post-imperialist (e.g. France, UK, the Netherlands, and Belgium), post-fascist (e.g. Austria, Hungary, Germany, Romania, Finland, and Norway), or a combination of post-fascism and post-imperialism (Italy). Some parties focus primarily on a perceived threat through Islam (e.g. in the Netherlands, Denmark, P

    The Discursive Construction of “Migrants and Migration”
    Basilio_II
    Basilio_II 2019/11/16
    民族移動期と初期中世の研究者Pohlと批判的談話分析を専門とする言語学者Wodakの共著論文。古代末期から現代右翼ポピュリストまでの移民言説について論じる。
  • グラディエーター描いた鮮やかなフレスコ画、古代都市ポンぺイで発掘

    イタリアの古代ローマ都市ポンペイの遺跡で発掘された、重武装したグラディエーターが闘う様子を描いたフレスコ画。ポンペイ考古学公園提供(2019年10月9日撮影)。(c) AFP PHOTO / PRESS OFFICE OF THE POMPEI ARCHAEOLOGICAL PARK 【10月12日 AFP】イタリア文化省が11日、古代ローマの都市ポンペイ(Pompeii)で、剣闘士(グラディエーター)を描いた鮮やかなフレスコ画が発掘されたと発表した。フレスコ画には、よろいを身に着けて立つ勝者と、傷口から血を流しながらよろめく敗者が描かれている。 【編集部おすすめ】ローマ皇帝ネロの黄金宮殿、「秘密の部屋」を発見 青と赤と金色で描かれた美しいフレスコ画が発掘された場所について、専門家らは、剣闘士らの行きつけの酒場だったと考えている。当時、剣闘士は市民の娯楽のため、同業者や囚人、野生動物と闘っ

    グラディエーター描いた鮮やかなフレスコ画、古代都市ポンぺイで発掘
    Basilio_II
    Basilio_II 2019/10/12
    「青と赤と金色で描かれた美しいフレスコ画が発掘された場所について、専門家らは、剣闘士らの行きつけの酒場だったと考えている。」
  • CURATOR | 千葉大学学術成果リポジトリ

    [要約] 稿は,ギリシア世界の権力者崇拝の文脈にマケドニア王フィリポス2世を位置づけ,権力者崇拝という現象の発展における彼の歴史的意義を明らかにすることを目的とする。前半部(号)では,フィリポス2世以前のギリシア世界における権力者の生前崇拝を示唆する事例と,ギリシア諸都市がフィリポス2世に神的崇拝を捧げたとされる事例を検討し,後半部(次号予定)では,彼自身が自己神化を志向していたことを示すとされる事例を検討した。フィリポス2世は,晩年に諸都市から宗教性を帯びた大きな栄誉を受けており,ブラシダスからリュサンドロスへと発展した外部権力者への「迎合」としての都市祭祀の流れに大きくはずみをつけたと見ることができる。さらにその最晩年には,自身のみならず自身の家族をも神々と肩を並べる存在として宗教的なコンテクストに位置づけ,ヘレニズム時代の王朝祭祀へと発展していくひとつの方向性を示したと言える。

    Basilio_II
    Basilio_II 2019/10/01
    「ギリシア世界における権力者崇拝 (1) : ブラシダス,リュサンドロス,フィリポス2世」