話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、 高屋奈月さんの人気少女マンガが原作のテレビアニメ「フルーツバスケット」です。トムス・エンタテインメントの伊藤元気プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。 --作品の概要と魅力は? 言わずと知れた少女マンガの名作、高屋奈月先生の「フルーツバスケット」が原作となります。母親を交通事故で亡くし、一人テント暮らしをしていた本田透が、ひょんなことから草摩紫呉(そうま・しぐれ)、由希(ゆき)、夾(きょう)と共同生活することになります。彼らは十二支の物の怪(もののけ)の呪いのために、異性に抱きつかれると動物に変身してしまう不思議な体質。十二支の仲間たちを中心に、個性的なキャラクターに囲まれてにぎやかで楽しく、ドタバタの毎日が繰り広げられます。 しかし、そんな生活の中で、彼らの抱える闇に気づきはじめる透。互いに心を通わせ、闇を照らす