美濃焼が有名な「日本最大級の焼き物の街」岐阜県多治見市を舞台に、陶芸に魅せられた女子高生たちの青春とさりげない日常の温かさを描いたフリーコミック『やくならマグカップも』がTVアニメ化。原作が多治見市のPRのために描かれたということもあり、Aパートがアニメ本編、Bパートはメインキャスト4人が多治見市の魅力を紹介する実写ロケ番組という異色の構成も話題となっている。 女子高生4人を演じる豊川姫乃役の田中美海さん、久々梨三華役の芹澤優さん、成瀬直子役の若井友希さん、青木十子役の本泉莉奈さんに、作品の見どころと多治見市の魅力についてお話をうかがった。 ――陶芸がテーマのアニメというのは珍しいと思いますが、企画内容を聞いた時はどう思われましたか? 田中 陶芸がテーマだけでも珍しいのに、さらに陶芸を通して女子高生たちの成長を描く物語ということで興味もすごく湧いてきて、演じるのがとても楽しみになりました。