大阪府泉佐野市議会が7日開会し、千代松大耕市長が、関西空港島と対岸を結ぶ関空連絡橋の通行車両に1往復あたり100円の「入島税」(連絡橋利用税)を課す条例案を提案した。 連絡橋の国有化に伴って減収となった年約8億円の固定資産税の穴埋め策で、市議の大半は賛成の意向を示しており、27日にも可決される見通し。市は来年度中の導入を目指しているが、総務相の同意が必要で、判断が注目される。 入島税は、地方自治体で独自に課税する法定外税。導入されれば、通行料(往復通常料金・普通車800円、大型車1300円)に上乗せして料金所で徴収する方針。年約3億円の収入を見込んでおり、当面の課税期間は5年間としている。