2023シーズンのJ1は1試合を残し、ヴィッセル神戸が優勝を決めた。優勝を争った横浜F・マリノスの2位も確定した。ミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督率いる北海道コンサドーレ札幌は現在11位。ホームで迎える最終節の浦和レッズ戦と他クラブの結果によって10位から13位までいずれかの順位でフィニッシュすることになる。 決してそれだけではないにせよ、ヨーロッパ各国リーグの順位と同じく、Jリーグもまたクラブの予算規模と順位の相関関係が色濃く出る結果になった。 Jリーグが発表したところによれば、2022年度のトップチームにおける人件費の総額1位はヴィッセル神戸の48億3900万円、2位は横浜F・マリノスの34億1500万円だった。つまり、今季のJ1優勝チームと2位チームだ。札幌の人件費は12位の18億1400万円。人件費の大きさがやはり成績に反映していると映る。ミシャの意見はどうか。