ブックマーク / webgenron.com (2)

  • 【『ゲンロン6』より無料公開】受信と誤配の言論のために|東浩紀

    『ゲンロン6』をお送りする。今号の特集は「ロシア現代思想I」である。次号とあわせ、2号連続で現代ロシアの思想状況を紹介する。 『ゲンロン』が日語以外の言論を中心的に扱うのは、これがはじめてである。特集の監修者には、ロシア文学研究者で、東京大学准教授の乗松亨平氏をお迎えした。『ゲンロン』が編集部の外部から監修者を迎えるのも、これがはじめてである。 ぼくはもともとロシアが好きだった。高校時代はドストエフスキーとソルジェニーツィンを愛読し、タルコフスキーの映画を好んで見ていた。大学入学時には第2外国語として迷わずロシア語を選んだ。修士論文ではデリダと並べてバフチンを読んだ。けれども、ロシア文学専攻でも地域研究の専門家でもないぼくにとって、ロシアへの関心が活かせる機会はそのあとほとんど存在せず、ロシア語の知識もすっかり錆びついてしまった。いまでは、ロシア語はまったく読めないし、話せない。弊社では

    【『ゲンロン6』より無料公開】受信と誤配の言論のために|東浩紀
    Caterpoker
    Caterpoker 2022/05/12
    “ほんとうはその反復から消費者=子を救い出すものこそが、生産者=親と呼ばれるべきなのだ。20世紀の言論人の役割が発信と啓蒙だったとしたら、21世紀の言論人の役割は受信と誤配になるだろう”
  • 【 #ゲンロン友の声|016 】子供の「生きていることの不思議」に東さんならどう答えますか?

    小学一年生の娘が、「@@ちゃん(自分のこと)はどうして生きているんだろう?」と、ふと聞いてきました。 自分が生きていることを不思議に思うことは共感できますし、「そんなことを考えられるほど大きくなったのか」と親として嬉しく思いました。しかし、返答に困りました。 「生きてる理由は自分で決めてもいいんだよ。」って、実存っぽいことを答えましたが、娘には全く響いておらず……。 また、別の日、「魂は生きているの?」って聞かれ、再び返答に困り……、「魂と体は別のモノなの?」と聞き返すのが限界でした。娘はマジでした。 小さい子供でも立派に哲学を問うことができます。東さんならどう答えますか? (岡山県・30代・男性・会員) ご質問ありがとうございます。いい話ですね。ふたつ質問があるのですが、前者のみに答えます。おそらくはそれで答えになっていると思います。さて、ぼくにも娘がいます。ぼく自身はかつて似た質問にど

    【 #ゲンロン友の声|016 】子供の「生きていることの不思議」に東さんならどう答えますか?
    Caterpoker
    Caterpoker 2021/04/22
    “「わたしはむかしからひとは無から生まれ無に帰っていくのだと思っていたので、そんな無意味な質問はしなかった」”
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