データを取り込む・格納するための方法を理解する:ITエンジニアのためのデータサイエンティスト養成講座(3)(2/4 ページ) IPythonの基本操作を覚えよう それでは実際にデータを取り込む方法を紹介しましょう。その前に、データを操作したり分析したりするのに利用するユーザーインターフェイス(シェル)について説明します。ここでは、本連載第2回で解説した環境を前提に解説を進めます。 前回必要なモジュールをセットアップした、「IPython」というPythonのためのインターフェイスを使います。IPythonは、Python標準のインターフェイスよりも高機能で、OSのコマンドも透過的に扱うことができ、また本連載の次回以降で詳しく説明する予定の「NumPy」や「Matplotlib」といったパッケージとの親和性にも優れています。特にLinuxのbashなどで、履歴やタブキーを使った補完機能を使い