NASAは2011年、当時のHP Enterprise Services(現HPE)と25億ドルでACESプログラムに基づいたPCや携帯端末などの提供および保守のための契約を行った。しかし、NASAはHPEの提供するサービスに不満を持っており両社の関係が悪化、NASAのセキュリティにも影響が出ているとの指摘があるようだ(Federal News Radio、Ars Technica、Slashdot)。 米国政府機関のビジネス機器を外部業者が保守するには、ATO(An Authorization to Operate)という認証を受ける必要がある。しかし、NASAのRenee Wynn CEOは、HPEに対してこの認証許可を出さず、HPEのATOは7月24日に失効したという。そのため現在HPEには「制限付き」ATOが付与されているそうだ。政府機関が大手代理店にATOを失効させるというのは前