10万個の細胞の塊(カプセル)を使って身長5ミリ・メートルの人形模型を作ることに東京大生産技術研究所が成功した。 カプセルは、コラーゲンの周りに皮膚細胞数十個が付いた構造(直径0・1ミリ)。これを人形の鋳型に入れて培養した。コラーゲンの中に肝細胞など異なる細胞を入れて、複雑な階層構造である生体を再現できる。 竹内昌治准教授は、「鋳型を変えれば、どんな形にもなる。この方法で、新型万能細胞(iPS細胞)などから臓器の組織を作り、再生医療や薬の効果の確認に応用ができる」と語る。
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