昨年12月1日、出版界隈をざわめかせたサービスがローンチした。「Book Bang(ブックバン)」という書評総合サイトがそれだ。書評サイト自体は珍しくない。しかし新潮社が手がけるにもかかわらず、多彩な――いっけん競合とも思える――出版社・新聞社・取次会社が一堂に会していることで、「いったいどんな背景や狙いがあるのか?」と業界関係者が関心を寄せたのだ。担当者である新潮社「本のまわり」WEB事業室・長井藍さんに話を聞くことができたので、気になるポイントについて紹介していきたい。
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