この記事のライター 唐澤頼充(ライター/リサーチャー) 新潟市西蒲区のシーサイドラインをドライブするには最高このシーズン。ついつい車を走らせてしまいますね。 シーサイドラインドライブの目印の一つが、西蒲区角田浜にある灯台。その灯台の下に何やら怪しい洞窟があるのをご存じですか? 灯台を見上げる岩の足元に・・・ ポッカリとあいた洞窟。実はココ、源義経に由来のある場所なんだそうです。 年季が入った看板にはこう書いてあります。 判官舟かくし 文治3年3月(1187年)、源判官義経が兄頼朝に追われ、奥州平泉に海路おちのがれる際、追手を避けて舟とともに身をかくした洞穴と伝えられている。 源義経といえば、平家討伐後に兄頼朝に追われて東北に逃げ、そこで討ち取られたとか、モンゴルにわたってチンギス・ハンになったとか、言われる悲劇のヒーローとして名高い歴史上の人物。そんな人のゆかりがこんな身近にあったとは。