現在発売中のロッキング・オン2月号では、モリッシーの来日ライブレポートを掲載しています。 以下、本記事の冒頭部分より。 文=高見展 実に7年ぶりのモリッシーのライブ、それも今回はこれ一回限りである。モリッシーは現在、新作アルバムが2枚も棚上げになっている状態で、気鋭のプロデューサー、アンドリュー・ワットを起用し、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーやチャド・スミス、元チリ・ペッパーズのジョシュ・クリングホッファー、さらにイギー・ポップらが参加した『Bonfire of Teenagers』、また、3月までのバンドメンバーで制作した『Without Music the World Dies』の2作の行方がわからなくなっている状態だ。 目下のところ、どこともレーベル契約が実現していないせいだが、『Bonfire of Teenagers』などはタイトルも「ティーンエイジャーを燃やした篝火」