こんにちは、防災・防犯ラボの主任研究員・ナカヤマです。節電を余儀なくされた2011年の夏は「自宅のエアコンを一度も使わない」と決心して、さほど苦労せずに夏を乗り切れました。節電ムードも一段落したような気がしますが、冬場も引き続きエアコンは使わず、厚着で冬を越そうと思います。 電気の使用量を意識するようになってつくづく思うのは「電気ナシでは、もはや生活が成り立たない」ということ。連絡手段(携帯、スマートフォン)、仕事道具(PC)、家電(冷蔵庫、電子レンジ)といったあらゆる面で打撃を受けてしまいます。 節電を心掛けることはできても、突然やってくる(計画)停電に備える手だてはない……。そう困っていたところ、廉価かつ大容量の蓄電池が発売されるというニュースを見かけました。 スマートフォンなら90回フル充電が可能! 製品名は「停電の見張り番 BLACKOUT GUARD」(以下、BLACKOUT G
三洋電機の電池戦略を通じて、電気自動車や社会インフラ向けの電池が今後どのように変わっていくのか、小寺信良氏が解説する。 筆者が初めて充電池なるものの存在を知ったのは、三洋電機「カドニカ」のコマーシャルであった。「充~電~長持ち充電長持ち "コテッ" カドニカ!」というフレーズは今でも耳に残っている。内容と言えば、カドニカと普通の充電池の着ぐるみを着た人間が縄跳びをして、"コテッ"のところで普通の充電池のほうが倒れる、というシーンが何回も繰り返されるという、実に他愛のないものだった。だが、1回の充電容量が多いこと、300回再充電可能(当時)というスペックをうまく体現した、よいコマーシャルであった。 三洋電機がこのカドニカで充電可能なニッケルカドミウム電池に参入したのが1963年のことで、間もなく50年になる。ニッカド充電池は米国では1960年に商品化されているが、国内生産は三洋電機が最初であ
パナソニックの乾電池の累計生産がこのほど、全世界で1500億個を達成した。乾電池の累計生産個数でパナソニックは世界一を更新し続ける歴史あるメーカーだ。 パナソニックは1931年に乾電池の自社生産を開始し、国内では1960年代の「ナショナルハイトップ」「ナショナルネオハイトップ」などのマンガン乾電池がヒット。赤と黒のラベルが乾電池の代名詞となるほど普及した。その後は水銀ゼロのアルカリ乾電池を開発し、大幅なパワーアップを図るなど、パナソニックの乾電池の歴史は、日本の電化製品の進化と重なる。近年は海外の新興国で乾電池の需要が伸びており、創業100周年となる2018年には累計2000億個到達を目指すという。 「世界一長持ち」としてギネスブックに認定 累計生産の1500億個の乾電池を単3形に換算すると、地球180周分の長さになるという。パナソニックが1931年に乾電池を自社生産したのは、同社がナショ
世界初Windows 11搭載の会議室向けスマートプロジェクター「EH620」、働き方改革を強力にサポート
パナソニックは22日、同社製の充電池を搭載した人型ロボット「エボルタ」が東京〜京都の約500キロ走破に挑戦すると発表した。23日に東京・日本橋を出発し、1日1回の充電を繰り返しながら、京都・三条大橋まで東海道五十三次の宿場町を歩くという。 エボルタはパナソニックが10月1日に発売する単3形充電池12個を搭載。全長約40センチ、幅15センチ、重さが約1キロで大八車を引いた旅人をイメージしたデザインとなっている。充電は1日1回で箱根などの難所にも挑む。歩行中はインターネットの動画サイトで生中継されるほか、「ツィッター」でも報告される。 出発前日の22日に壮行会が開かれ、開発者のロボットクリエイター・高橋智隆氏が「予期しないこともあるだろうが、乗り切りながら旅を続けてほしい」と話した。旅程中、赤外線を使ってエボルタを誘導するエボルタシスターズも紹介され、気勢を上げていた。
先週掲載した「1万円以下で買えるクール家電、高性能扇風機は5枚羽が人気――ヨドバシに聞く」に引き続き、ヨドバシカメラ マルチメディア横浜にて電池の売れ筋を取材した。 ひとくちに電池といっても「乾電池」と「充電池」があり、それぞれに単3形や単4形といった規格がある。1パッケージあたりの本数もさまざまなので、シリーズ単位での売れ筋を聞くことにした。ランキング表の価格は、価格差が見えやすい単3形の4本パックを掲載している。 同店の堀尾氏によると、「2005年に三洋電機のeneloopが登場してから、充電池の売れ行きがハイペースで伸びています。ただ、数量でいえばやはり乾電池のほうが出ます」という。そこで今回は、乾電池の売れ筋シリーズトップ5と、充電池のトップ3を個別に聞くことにした。
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