ブックマーク / whkr.hateblo.jp (4)

  • 2024年の4月までに観た面白い映画(『デデデデデストラクション 前章』はまだやってるよ、という話) - whkr’s diary

    前回のエントリに続き、2024年に入ってから現時点までに観た面白い映画を並べていきたい。 なお、韓国映画はハズレ率0%で弾数もあるので、別建てにして紹介したい。 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』 (公式サイト) ゴールデンウィーク中もまだ前章が上映しているので、面白いアニメ映画が観たい人には観にいってほしい。というかこのエントリを今上げる理由はこの映画を勧めるためである。 明日にはすべて壊されているかもしれない青春の不穏さと明るさを、いっときも緩むことなく映し続けることに成功している。この、統一された雰囲気にずっと浸れる感覚は非常に心地がいいものだ。 なお、私同様に原作の浅野いにおが好きでない人もいるだろうが、心配はいらない。たしかに原作で彼が熱心に描いた「政治」の描写はデモとレスバと陰謀論しかなく、まるで世界がツイッターでできているかのような薄っぺらさは読んでて恥

    2024年の4月までに観た面白い映画(『デデデデデストラクション 前章』はまだやってるよ、という話) - whkr’s diary
  • 2023年に観た面白かった映画 - whkr’s diary

    2023年はコロナ禍の反動か大作映画も数多く公開され、この記事に入らなかったものも含めて全体的にクオリティも高く、豊作だったと思う。 2024年もその傾向が続いているようで、ついでに面白い近作も紹介したいと思いながら記事を書くのを先延ばしにしていたらどんどん分量が増えてしまったので、できるだけ早く別建てで紹介したい。 という訳で、とりあえず2023年のベスト3と面白かった作品を挙げる。 第1位 『リバー、流れないでよ』 (公式サイト) 温泉街の老舗旅館が2分間のループに囚われる話。 持論だが、ループ物は観客から時間の感覚を切り離す反面、場面に繰り返し映し出される場所の魅力が問われる構造なのではないだろうか。 この作品では、老舗旅館のお勝手、ロビー、客間、別館という適度に非日常的な場所を通じ、複数のスタッフや宿泊客が関わることで、繰り返しを飽きずに楽しめる。 そしてなにより、裏手の小川で恋人

    2023年に観た面白かった映画 - whkr’s diary
  • ウルトラマンは、いつ神永新二に追い付いたのか(『シン・ウルトラマン』についての思い付き) - whkr’s diary

    映画シン・ウルトラマン』を観てきました。 とてもユニークで面白い作品だったので、少しでも興味のある方はぜひ観にいってください。 特に、予告にも出ていたメフィラス星人のキャラクターは必見です。 以下はネタバレを含みます。 とても楽しめた作品だが、ストーリーに関して、ウルトラマンがなぜあそこまで捨て身で敵に立ち向ったのか、その理由付けが乏しいのではないかという意見も見られる。 人類を愛していたから、バディである浅見弘子(長澤まさみ)を初めとする禍特対のメンバーとの絆のためだからとすれば、その根拠となる描写が足りないのではないか、と。 私も観終わってしばらくはそのように感じたが、考えを巡らせてみて一つの可能性を思いついた。 ウルトラマンが自己犠牲を払った最大の理由は、人類全体や周りの仲間のためではないのではないか、と。 神永の体を借りたウルトラマンが一時失踪している間、図書館に通っていたシーン

    ウルトラマンは、いつ神永新二に追い付いたのか(『シン・ウルトラマン』についての思い付き) - whkr’s diary
    Phenomenon
    Phenomenon 2022/05/20
    うんまあそうだろうな。なので人間関係はいらないんだよな。
  • なぜ成瀬順の父親のチンポは腐り落ちなかったのか。(『心が叫びたがってるんだ。』ネタバレ感想) - whkr’s diary

    先日、劇場アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(通称『ここさけ』)を観てきました。以下の文章にはネタバレがあります。 非常に大まかなあらすじは、しゃべれなくなる「呪い」をかけられた主人公が、いかにしてそこから解放されるか、という話です。 さて、その「呪い」をかけたのは他ならぬ彼女の父親と母親なんだけど、その両者は彼女の内面では「玉子の王子」という空想の存在へと置き換えられている。 まあそういうことにしたくなる気持ちもわかる。特に父親。自分の不倫がばれて家から追い出される自業自得を、現場を目撃した娘のせいにして別れ際になじるなんて、人の親としてどころか社会的生物として不適格な存在である*1。 そして、自分の父親がそんな人の皮をかぶった発情期の野良犬だったなんて認めるのは、幼かった主人公にはシビアすぎたのだろう。だから一家離散の原因は親でなく自分であるとして、それを罰する存在を創造せざるを得

    なぜ成瀬順の父親のチンポは腐り落ちなかったのか。(『心が叫びたがってるんだ。』ネタバレ感想) - whkr’s diary
    Phenomenon
    Phenomenon 2015/10/12
    最近ここさけについて書いてる人が少なくてもやもやしている。トラドラとの類似について言及が。
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