レノボ・ジャパン株式会社(以下、レノボ)は3月6日、ミニノートPC「IdeaPad S9e」を3月7日より販売開始すると発表した。価格はオープンだが、市場想定価格は3万9800円。 IdeaPad S9eは、IdeaPad S10eに続くレノボのネットブック製品第2弾。液晶は8.9型を採用し、10.1型液晶を搭載していたIdeaPad S10eと比べると小型化されているが、解像度はネットブックで標準的な1024×600となり、縦方向に多少拡大された。CPUはAtom N270(1.60GHz)、チップセットはインテル945GSE Express(ビデオ機能内蔵)で、1GBメモリ(最大1.5GB)、160GB HDD、Windows XP Home SP3を搭載する。 ネットワーク機能は100BASE-TX/10BASE-Tポートを備え、IEEE 802.11b/g無線LANにも対応。インタ
NECおよびNECアクセステクニカは16日、両社が事業者を通じて提供するIP電話対応機器「Aterm」シリーズについて、約6年9カ月の間連続使用すると、電話の発着信ができなくなる不具合が判明したと発表した。対象台数はNTT東西分を含め、約184万台。 判明した不具合は、電源投入後から、約6年9カ月間(2485日)連続して利用すると、電話の発着信ができなくなるもの。インターネット接続など、電話以外の機能は問題なく利用できる。また、不具合は2009年11月以前には発生しないという。 原因はソフトウェアの不具合で、NTT東西が2008年8月に発表したひかり電話対応機器の不具合を受けて検証した結果、今回の不具合が判明したという。 対象機種は、サービス事業者向けに2003年3月以降に出荷したIP電話対応の「Aterm」シリーズで、「AtermBR500V」など24機種。対象機種の総台数は「Aterm
エプソンとインフィニオンは12日、次世代GPS受信用シングルチップ「XPOSYS」の開発を発表した。コンシューマー向けモバイル機器などへの搭載を想定する。3月末から国内でのサンプル出荷を開始し、2009年第3四半期に量産を始める。 XPOSYSは、次世代GPS受信システム「A-GPS」(Assisted-GPS)のための受信デバイス。65nmプロセスで設計を採用し、感度を-165dBmに向上させることで、室内やビルの谷間での高精度な受信が可能になった。加えて、消費電力を従来から半減させている。 チップの大きさは2.8×2.9mm(幅×奥行き)で、26平方mmのプリント基板に実装可能。現在市販されている最小のGPSチップよりさらに25%小型としている。必要な外部受動部品は9点としており、機器コストの低減を謳う。 A-GPSは携帯電話網などを利用し、遠隔で取得したGPS衛星からの信号を利用する
発売中 価格:59,800円 株式会社工人舎は、ワンセグTVチューナとOffice Personal 2007を搭載したUMPC「ML6KL12F」を発売した。価格は59,800円。当初はWeb直販のみでの販売となり、量販店へは順次展開する。 ワンセグとOfficeを搭載しながら6万円を切る低価格を実現したノートPC。ExpressCard/34スロットを搭載し、拡張性を高めたほか、天板への100kgfの耐荷重、約1.08kgの軽量性も特徴としている。 そのほかの仕様はネットブックに則り、CPUにAtom N270(1.60GHz)、1GBメモリ、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、120GB HDD、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応8.9型ワイド液晶、OSにWindows XP Home Editionなどを搭載する。 インターフェイスは
画像や音声などのデータを保存する記録メディアの業界団体「日本記録メディア工業会」は14日、世界需要予測を発表し、DVDが2009年にピークを迎えた後、下降期に入るとの見通しを示した。フロッピーディスクやMO(光磁気ディスク)も毎年3〜5割ずつ減少し、「役目を終えつつある」とした。 予測によると、DVDの世界需要は08年に62億8400万枚。09年に64億4000万枚となった後に減少し、11年に60億9400万枚とピークから5%減る。 DVDが減少するのは、新世代DVDのブルーレイ・ディスク(BD)が台頭してきたことが原因。03年ごろから普及しはじめたDVDだが、早くも退潮期が目前に迫り、デジタル技術の変化の激しさを物語っている。BDは08年に2000万枚、11年には2億7900万枚と約14倍に急増する。BDはテレビ放送や映画をみる録画再生機や再生専用機が中心商品だが、同工業会は「パソコンに
NVIDIAの最強GPU「GeForce GTX 280」は、強力なグラフィックスだけでなく汎用並列演算プロセッサーとしてもずば抜けた性能を発揮する グラフィックスチップ(GPU)を、汎用の高速並列演算プロセッサーとして使う「GPUコンピューティング」。特にNVIDIAはこの分野に注力し、同社のGPU「GeForce」シリーズを利用する技術「CUDA」の開発と、普及促進に尽力している(関連記事1)。 従来ならスーパーコンピューターを使っていたようなヘビー級科学技術演算を、比較的安価なGPUベースのシステムで実現しようという方向性で語られることの多いGPUコンピューティングだが、実はコンシューマーにも無縁の技術ではないのをご存じだろうか? 10日にNVIDIAが開催した記者説明会では、日本で最も名高いビデオエンコードソフトである「TMPGEnc」シリーズの、CUDA対応版についての説明とデモ
ペガシスの代表取締役CEOを務める海老根崇氏と同社グローバル営業部部長の斎藤要氏によって紹介されたCUDA対応版「TMPGEnc 4.0 XPress」は、NVIDIAがいま力をいれて訴求している「GPUの汎用コンピューティングへの応用」を最も分かりやすく、かつ、コンシューマーユーザーが享受できる利用法として注目されている。 CUDAは、NVIDIAのGPUを非グラフィックス分野の演算処理に利用するための開発環境で、ペガシスでは同社の動画のエンコーダーソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」のCUDA対応版を開発し、これをNVISION 08で公開している。ペガシスでは、NVISION 08で公開した段階を「フェーズ1」としているが、フェーズ1において、ノイズリダクションやシャープネスなどのフィルタリング処理を行う「プリプロセッシング」までがGPUで処理される。現時点で実用化されてい
ロイターの記事や毎日新聞の記事など各社報道によれば、日立製作所は個人向けPC(プリウス)事業から撤退するようだ(まだ公式発表はない)。新製品の開発は今夏モデルが最後で、愛知県の豊川工場は今月までに生産をすべて停止した。アフターサービスは継続する。企業向けPCは既にHPから供給を受けており、フローラブランドで販売を継続する。なお「企業向けのセキュリティー対策用パソコン」は生産継続とあるが(朝日新聞の記事)、シンクライアントとサーバの事だろうか。日立のパソコンの歴史を振り返ると(日立パソコン カタログライブラリ)感慨深いものがあるが、販売台数は2001年度をピークに減少し、2006年度の国内シェアは8位、4.5%だったという。
富士通が国内大手PCメーカー初のUMPC「FMV-BIBLO LOOX U50WN」(以下、LOOX U)を開発した。現在、同社のWebサイトで限定発売中だ。ノートPCの小型軽量化、携帯電話の高機能化、スマートフォンの市場投入が進む中、UMPCを開発した理由や開発にあたって苦労した点、工夫した点などについて開発者陣に話しを伺った。(聞き手:三浦善弘、山田久美) 遠山氏:小型のモバイルノートPCの開発自体は2000年から行っていますが、LOOX Uの開発は2006年10月に着手しました。 このタイミングで着手した最大の理由は、インテルから最新のプラットフォーム「インテルウルトラモバイルプラットフォーム2007」が出たからです。このことにより、超小型ノートPCを開発するための環境が整いました。 弊社の超小型ノートPCの初代機は「LOOX Sシリーズ」ですが、その後、モバイルタブレットPC「LO
4月22日(現地時間)改訂 米Intelは22日(現地時間)、プロセッサのOEM向け価格表を更新した。デスクトップ用Core 2 Duo全モデルほか、Core 2 Quadや、Pentium Dのほとんどのモデルが値下げされた。 Core 2 DuoはE6700が530ドルから316ドル(値下げ幅40%)、E6600が316ドルから224ドル(29%)、E6400が224ドルから183ドル(18%)、E6300が183ドルから163ドル(11%)、E4300が163ドルから113ドル(31%)に値下げ。なお、同日付けでラインナップに追加されたE6420は183ドル、E6320は163ドル、E4400は133ドルとなっている。 このほか、大きく値下がりしたものとしては、Core 2 Quad Q6600が851ドルから530ドル(38%)、Pentium D 935が133ドルから84ドル(
JR東日本と日立製作所は共同で、カラー版の電子ペーパーを用いた車内広告の試験を12月14日から行う。試験期間は約1カ月。A4サイズのディスプレイを計6枚設置し、約2分間隔で37社分の広告を順次表示する。 試験に使用されるディスプレイは、日立とブリヂストンが共同開発したもの。モノクロ2値表示可能な電子ペーパーに赤、青、緑、白の4色のカラーフィルターを重ねた構造で、8色まで表示できる。4画素で1ドットを表現するため、モノクロ版では100dpiだった解像度は約50dpiに、コントラスト比もモノクロで1:7だったものが、1:5と下がっている。 今回のディスプレイはIEEE802.11bの無線通信機能も備えるが、試験ではネットワーク経由の画像配信は行わず、内蔵する8MBのフラッシュメモリーに蓄えた37枚のビットマップイメージを順次表示する。電子ペーパーは書き換え時にだけ電力を消費する低消費電力が特徴
つい先日には松下電器も発表し、その他のメーカからも続々と発表されているPLC(高速電力線搬送通信)対応機器ですが、解禁前から電力線から出るノイズによる影響などが心配されています。そのため、とうとうアマチュア無線家など115名が行政訴訟を起こしました(PLC行政訴訟オフィシャルサイト、PLC行政訴訟関連情報リンク)。 夢の次世代通信技術のように言われる事も多いですが、複数の専門誌による評価機を使ったレビューでは、一部を除きあまり良い評価ではないようです。すでに対応機器が明日12月9日から発売されてしまうため、遅きに失した感が無きにしも非ずですが、タレコミ子のようないち設備屋としては電力線に変なノイズは載せないで欲しいと思っているので原告団を応援したいと思います。そのうちマシンルーム内でPLC使わせろとか言う変態ユーザが現れないかとても心配(笑)
スペインFON WIRELESSの日本法人フォン・ジャパンは12月4日,公衆無線LANサービス“FON”を日本で本格展開すると発表,専用ルーターの販売を開始した。2007年末までの1年間に東京を中心に7万5000ユーザーの獲得を目指す。 FONは,個人が設置する無線ルーターによって,大規模な無償のWi-Fiローミング環境を構築しようというもの。ユーザーはFONネットワークのコミュニティ・サイトにアクセスして会員(Foneros;フォネロ)の登録を行い,専用ルーター「LaFonera」(1980円)を購入して自宅に設置する。会員がそれぞれ地域ISPと契約して利用しているWi-Fi信号を,会員同士で共有することによって,世界中どこでも無線ブロードバンド・インターネットに接続できる環境を作ろうという構想である。 「Fonerosは地域ISPと契約して有償のインターネット接続サービスを受ける権利を
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