ブックマーク / www.cinra.net (13)

  • 連帯って何だろう? 高知市のフェミニズム書店主が語る、ゆるくつながる面白さ | CINRA

    四国は高知の中心部で、フェミニズムに関する書籍を中心に取り扱う屋がある。2020年に開店した「フランクに書店」は、高知市出身の中上曜子さんが店長を務めている。中上さんが夫婦で運営する居酒屋の壁からスタートした。 4人の娘を育てる母でもある中上さんは、世間のいう「理想の母親像」の抑圧に苦悩し、「自分が生きるために書店を始めた」と話す。言語化できなかった苦しみは、数々のと出会うことで、霧が晴れるように消えていった。 書店だけではなく、ゲストを招いたトークイベントや語らいの場「スナックおんな」、そして今年2月には仲間とともにZINEを発刊するなど、さまざまな企画を実現している。そんな中上さんにインタビューし、書店を立ち上げるまでのストーリーや連帯について考えることなど、語ってもらった。 「フランクに書店」は、新型コロナウイルスが猛威をふるっていた2019年にオープンした。 同書店は、中上さん

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    Taqm 2024/04/25
  • 坂本慎太郎と青葉市子の「歌」は、なぜ日本語のまま海外に届いているのか。現場で得た感覚から語りあう | CINRA

    慎太郎と青葉市子。その音楽性から2組をあわせて聴いているリスナーは少なくないのではないか、と思う。じつはこのふたり、対面は実質二度目。前回の現場は小山田圭吾のプロジェクトで、およそ10年前に遡る。 そんなふたりの初対談が『FESTIVAL de FRUE』企画で実現。今年7月8日開催の『FESTIVAL FRUEZINHO』立川公演に出演する青葉市子、2022年に出演した坂慎太郎は、ともに国内のみならず海外からの支持も厚いことから、対談は「両者の歌が国境を越えて聴かれる秘密」をテーマに話が展開した。 ストリーミングサービスの登場をきっかけに少しずつ状況が形成され、2023年現在、国内外に数百万、あるいは1,000万規模でリスナー数を抱える日のアーティストも出てきている。しかし、坂慎太郎と青葉市子の「歌の広がり方」はそういったケースとは異なると言えるだろう(※)。 その様子を対談の

    坂本慎太郎と青葉市子の「歌」は、なぜ日本語のまま海外に届いているのか。現場で得た感覚から語りあう | CINRA
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    Taqm 2023/07/01
  • 初ポルノを撮ったみうらじゅん&安齋肇が、憧れの「変態」を語る | CINRA

    みうらじゅんと安齋肇という気心知れたゴールデンコンビが、この2016年に懐かしい響きすら感じる「ポルノ映画」を制作した。タイトルはそのものずばり『変態だ』。主演にミュージシャンの前野健太を迎え、仲のいい二人が原作と監督を分担して制作したという気の咆哮。内容を想像するに完全なエロ映画だと思いきや、その全貌はどうやら少し様⼦が違うようだ。 この映画は、我々の誰にも言えない恥ずかしい過去や日常生活の裏に隠し持っている朧げな能、忘れてしまいたいがまだ整理できずにいる感覚の蓋をこじ開けるかもしれない。各所で話題の『変態だ』に秘められた意を、常識の範囲外を選んで突き進む二人に尋ねた。 意味が分からないほうが、映画来の持っている力が出るんじゃないかと思ったんです。(安齋) ―お二人が映画『変態だ』に込めた想いというのは一体どんなものだったのか、というところからお話を伺っていきたいと思います。 安

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    Taqm 2022/05/10
  • 羊文学を形づくる「音」 6つの日本語曲を選んで3人で語り合う | CINRA

    昨年12月にメジャー1stアルバム『POWERS』をリリースした羊文学。オルタナティブロックやシューゲイザー、ドリームポップといった要素を絶妙なバランス感覚で3ピースのアンサンブルへと落とし込んでいくセンス、卓越した演奏力、そして喜怒哀楽全てを乗せたような塩塚モエカの歌声でもって、いまや次世代シーンの代表格として存在感を獲得しつつある。 CINRA.NETでは初めてのメンバー全員取材となった今回、事前に3人のルーツとなる、もしくはいまの羊文学に影響を与えた邦楽作品を1人2曲ずつセレクトしてもらって話を聞くことに。AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01m」で試聴しながら、その魅力について語り合ってもらった。 羊文学(ひつじぶんがく) 左から:河西ゆりか、塩塚モエカ、フクダヒロア 塩塚モエカ(Vo,Gt)、河西ゆりか(Ba)、フクダヒロア(Dr)からなる、繊細ながらも力強いサウンドが

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    Taqm 2021/06/05
  • Homecomings福富が語る原点 寂しさを手放さず、優しさで戦う | CINRA

    京都で結成された4人組バンド、Homecomings。彼らの音楽は一冊のZINEのようだ。表紙のデザインはUSインディーやギターポップを思わせるが、ページをめくれば、文学、映画、コミックなどさまざまなカルチャーからの影響や引用に満ちていて、それらがHomecomingsの歌に豊かな奥行きを生み出している。 新作『MOVING DAYS』でメジャーデビューを果たして新しい一歩を踏み出したなか、バンドのギタリストであり作詞を担当する福富優樹(Gt)にソロインタビューを実施。彼が影響を受けたさまざまな物語作品を通じてHomecomingsの世界に迫った。そしてバンドが『MOVING DAYS』で描きたかったという「優しさ」や社会に向ける眼差しについても、じっくりと語ってもらった。 Homecomings(ホームカミングス) 左から:福田穂那美(Ba,Cho)、福富優樹(Gt)、石田成美(Dr,C

    Homecomings福富が語る原点 寂しさを手放さず、優しさで戦う | CINRA
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    Taqm 2021/06/05
  • 川井憲次に聞く押井守との共同制作。説明不可能な音楽探求の日々 | CINRA

    アニメ史に残る金字塔『攻殻機動隊』シリーズの劇場公開作品第一弾『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の舞台となっているのは2029年。遠かったはずの未来に近づきつつある現在、『攻殻機動隊』シリーズが今もなお強い魅力を放ち続けている理由は何なのだろうか。 今回、シリーズの主題歌・挿入歌50曲がハイレゾで改めてリリースされるのに合わせて、『攻殻機動隊』のイメージを決定づけた映画2作品の音楽を手がけた川井憲次にインタビューを行った。川井は制作当時、どのような思いのもと世界が驚愕した異形の音楽世界を構築したのだろうか。当時の押井守監督とのやりとりを振り返りながら、今一度『攻殻機動隊』の魅力に音楽面から迫ってみたい。 押井さんの場合、普段とは違う考え方ができるのでおもしろいんですよ。 ―川井さんが押井監督と初めてお仕事をされたのは、1987年の実写作品『紅い眼鏡』が最初ですよね

    川井憲次に聞く押井守との共同制作。説明不可能な音楽探求の日々 | CINRA
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    Taqm 2020/11/26
    GHOST IN THE SHELLは音楽も含めて映画としての質や完成度がものすごく高い。何回も見てしまう。
  • トラヴィス・スコット×フォートナイト なぜ「歴史的」だったのか? | CINRA

    オンライン飲みや『あつ森』ブーム、VRイベント……バーチャル空間に集う人々 新型コロナウイルスの感染拡大によって自主隔離が増えるなか、人々の社交場はバーチャルに移っている。今や、会議や飲み会など、人々が語り集う場所はすっかりZoomなどのオンラインミーティングとなった。 友人とつながりながら牧歌生活を送れる人気ゲーム『あつまれ どうぶつの森』のなかでは卒業式やデモ活動も行われるようになっている。この『あつ森』ムーブメントを受けて、ファッションブランドのヴァレンティノとマーク ジェイコブスが新作を衣装アイテムとして配布、米国のメトロポリタン美術館もゴッホや北斎などのコレクションをゲーム内に移行できるサービスを開始した。オシャレや美術館巡りすら仮想空間に移ったのだ。また、50万人以上の来場者を記録したVRイベント『バーチャルマーケット4』では、アウディ ジャパンが試乗イベントを実施。アバター

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    Taqm 2020/05/15
  • 世間に誤解されてきた戸川純、貪欲に生き抜いてきた35年を語る | CINRA

    1980年代をニューウェイブの歌姫としてセンセーショナルに駆け抜け、一方では女優として『釣りバカ日誌』や『男はつらいよ』といった国民的な作品に出演し、ドラマやバラエティーでも活躍するなど、その特異な個性が光った戸川純。彼女がVampilliaとのコラボレーションによって過去の名曲を再録したアルバム『わたしが鳴こうホトトギス』を発表した。 今回の取材では、歌手活動35周年を記念した作品のリリースにあたり、戸川のキャリアを改めて総括。「不思議ちゃんとかメンヘラとか、さんざん言われてきたわよ」と笑って語る彼女の表現の源泉に迫った。 女優と歌手を並行させながら時代と戦った80年代から90年代。そして、体調を崩しながらも、女優と歌手を続けることに執着し、「生きる」ことへの情熱を燃やす現在。このインタビューによって彼女の人となりや哲学が伝わることを願いたい。 「私のことわかって」だけだったら歌わない。

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    Taqm 2020/03/01
  • アートにとって苦難の時代を『岡山芸術交流』から考えてみる | CINRA

    パメラ・ローゼンクランツ(撮影:Ola Rindal) アートとカルチャーにとって苦難の時代だ。 すでに大きく報じられているが、『あいちトリエンナーレ2019』へ文化庁からの補助金約7800万円が電撃的に打ち切られた。『表現の不自由展・その後』にかかわる諸問題などトリエンナーレ側の不手際もあるとはいえ(しかし、それらへの指摘は甚だ理不尽で無慈悲なものだ)、これが将来的な検閲や自己規制を助長する可能性はきわめて高く、その予兆もすでに現れはじめている。 例えば日とオーストリアの国交150年を記念して、ウィーンで開催されている展覧会『JAPAN UNLIMITED』にて、在オーストリア日大使館が開催後に公認を取り消すという出来事が起きた。アーティストが総理大臣をまねて演説する映像作品など、現在の日政治状況にかかわる出品作が含まれていたことが取り消しの理由とされているが、政治や社会や民族の

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    Taqm 2019/11/19
  • GRAPEVINEが語る、ロックバンドがモダンであり続けるために | CINRA

    GRAPEVINEは、なぜ自らを刷新し続けることができるのか。 デビューから22年。流行やトレンドとは距離を保ち、わかりやすいコンセプトや大衆性には迎合せず、一筋縄ではいかないスタンスを保ち続けているGRAPEVINE。しかし、コンスタントに発表し続けてきた作品を紐解いて聴いていけば、ロックバンドとしてのフォーマットを守りつつ、その音楽性を少しずつ進化させてきたことが伝わるはずだ。ゴスペル調のアカペラから幕を開けるニューアルバム『ALL THE LIGHT』にも、新鮮な驚きがたくさん詰まっている。 世代問わず数々のミュージシャンから多くのリスペクトを集め、気鋭のシンガーソングライター・中村佳穂との対バンライブも話題を呼んでいる。その独特の音楽的感性を「リズム」と「他者性」というキーワードから探った。インタビューは「ロックバンドがモダンであり続けるためには」というテーマにおよび、非常に刺激的

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    Taqm 2019/03/28
  • 中村佳穂という「歌」の探求者。魂の震えに従う音楽家の半生 | CINRA

    芸術の質とはなにか? その解釈は人によって様々だろうけど、僕はやはり「コミュニケーション」なのだと思う。芸術を通して自分を知り、芸術を介して人とつながり、それによってさらに深く自分を知ることにもなる。京都在住の音楽家、中村佳穂のこれまでの歩みを振り返ると、そんなことを改めて考えさせられる。 京都精華大学在学中に格的に音楽活動をスタートさせると、ソロ~デュオ~バンドと流動的な形態でライブ活動を展開。固定メンバーを決めずに、全国各地で出会ったミュージシャンを引き入れては、セッションを行ってきた。2016年に発表した1stアルバム『リピー塔がたつ』は高い評価を獲得し、同年『FUJI ROCK FESTIVAL』への出演も果たしている。 レミ街の荒木正比呂と深谷雄一、CRCK/LCKSの小西遼、吉田ヨウヘイgroupの西田修大らとともに制作された新作『AINOU』は、生演奏とプログラミングが有

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    Taqm 2019/03/28
  • 今、音楽シーンの先端では何が起こっている? 有泉智子×柴那典 | CINRA

    2010年代後半の今、日音楽シーンのエッジはどういうところにあるのか。そういうことをテーマに、音楽雑誌『MUSICA』編集長の有泉智子と語り合った。1つのキーとなるのは、yahyelやD.A.N.やDATSなど、ここ数年で頭角を現しつつある先鋭的なスタンスを持ったバンドたち。彼らは、海外のビートミュージックと同時代的な音楽性を追求しつつ、単なるトレンドの追随ではなく、確固たる意志とビジョンを持って音楽を表現している。 以下の記事中でも語っているが、今の時代の世界的な潮流として、突出した才能同士が「個」として点と点で結びつき、有機的にコラボレーションしていくことで生まれるクリエイティブが音楽シーンを牽引している現状がある。では、そういう時代に、「バンド」という方法論や「ロック」というマインドは、どんな有効性を持ち得るのか。話はそんなところに広がっていった。 洋楽という言葉の裏には憧れとコ

    今、音楽シーンの先端では何が起こっている? 有泉智子×柴那典 | CINRA
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    Taqm 2018/07/06
  • 来日中のビョークが語る本音「今の時代の変化を歓迎しているの」 | CINRA

    6月29日から日科学未来館で開催されるVR(バーチャルリアリティー)音楽体験展示プロジェクト『Björk Digital―音楽VR・18日間の実験』のために来日しているビョークに、対面で直接話を訊く貴重な機会を得ることができた。 真っ赤なボディースーツに真っ赤なフワフワした飾りのついた普段着(!)に身を包み、筆者が座っていたソファーの端にちょんと腰掛けた、相変わらず妖精のような容姿と仕草のビョーク。その周囲には、非現実的な空気が漂っていたが、いざ話を始めると極めて現実的で具体的。恐ろしいほどの頭の回転の速さと率直さで、筆者の質問にすべて答えてくれた。その会話の内容は、今回の展示『Björk Digital』と、そのベースとなった昨年のアルバム『Vulnicura』の話にとどまらず、自身のキャリアを総括するような音楽論から、2016年の音楽シーンの話まで多岐にわたった。 アーティストとい

    来日中のビョークが語る本音「今の時代の変化を歓迎しているの」 | CINRA
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    Taqm 2016/06/29
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