2020年。その年のゲームオブザイヤー「The Game Awards」に、大作に混ざって見慣れぬ受賞タイトルがあった。その名を『Hades』という。その時点では日本語非対応だったこのゲーム、情報を見る限りではどうにも不思議だった。 youtu.be 「どう見ても最近よくある感じのローグライクアクションだけど、何がそんなに凄いわけ?」 インディーゲームでも、見るからに斬新なものが入るのは分かる。だけどこういったローグライクは、インディーでは既に定番ジャンル。『ローグレガシー』『DeadCells』、アクションじゃないが『Slay the Spire』など、良作が今までもたくさんあったじゃないか。それらとこの『Hades』ってやつはどこに違いがあるのだろうか。 2021年の9月になってようやく日本語版がリリースされたので、早速プレイを開始し……遅ればせながら一昨日スタッフロールを見ることがで