昨日、全国の市町村長の有志50名が集まって、全国首長交流会が開催され、私も出席して地方分権と国のあり方等について論議をした。 そこへ飛び入りで、菅 直人氏が出席し持論を述べた。 (菅)「日本は官僚内閣制だ。国会内閣制にしなければならない・・・。」 意味不明であるが、官僚が政策をつくるのではなく政治家主導でやるべきだという意味なら、理解出来ないわけでもない。 (菅)「国会は立法機関というが、それより大事なことは、内閣総理大臣を選ぶことだ。三権分立とは、憲法のどこにも書いていない・・・。」 今までこの種の発言はメディア等で知っていたが、直接聞くのは初めてなので率直に言ってびっくりした。 近代国家は、権力者が恣意的に権力を行使しないよう様々な仕組みをつくっているが、その根本が法の支配と三権分立だ。 わが国の憲法 ●国民による正当に選挙された代表者が国会議員となり法律をつくる。(前文と第41条)