2009年分の所得税の確定申告受け付けが16日、全国の税務署などで一斉に始まった。政治団体の偽装献金事件に絡み、鳩山首相が母親から計約12億円を贈与されながら申告していなかったと記者会見で謝罪してから50日余。景気の先行きも不透明な中、申告に訪れた納税者からは「納得できない」と不満の声が上がっている。 鳩山首相は、偽装献金事件で元公設第1秘書が在宅起訴された昨年12月24日、緊急の記者会見で、母親からの資金提供を「知らなかった」としながら、02年以降に受け取った12億6000万円を申告せず、贈与税を納付していなかったことを明らかにしている。 中小零細企業の多い東京の下町にある葛飾税務署(葛飾区)には、納税者が続々と訪れた。昨年に比べ納税額が10分の1に減ったという情報サービス業の男性(46)は「知らなかったで許されるのはおかしい。開き直らないで」と怒った。 「首相がこれまで払わなかったのだ
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