「だいぶお金を使った」――漫画制作ソフト「Cloud Alpaca」は開発に1億円かけたが、利用は完全無料だ。赤字ながら無償提供を続ける理由は――。 昨年末に登場した漫画制作ソフト「Cloud Alpaca」(クラウドアルパカ)は、ネットユーザーを驚かせた。数千円~数万円程度が一般的な漫画制作ソフトの相場だが、Cloud Alpacaは完全無料。漫画制作のツールだけでなく人物や背景、スクリーントーンなど素材まで無料なのは極めて異例だ。 「だいぶお金を使った」――「Cloud Alpaca」を提供するベンチャー企業・MediBangの高島秀行社長は笑う。約1億円かけて開発しており、今後も素材の追加などアップデートを続けるが、基本的な機能は無料を貫く予定。春にはタブレット版も無料公開する計画だ。 狙いは、漫画制作ソフト市場で圧倒的なシェアを獲得すること。日本中、世界中の漫画家にCloud Al
完全無料の漫画制作ソフト「Cloud Alpaca」が公開。制作したデータはクラウドに保存されるため、オフィスのPCで途中まで描き、続きを自宅PCで描くなどが可能だ。 電子書籍作成・販売支援サービスを展開するMediBangは11月27日、完全無料の漫画制作ソフト「Cloud Alpaca」(クラウドアルパカ)をダウンロード公開した。制作したデータはクラウドに保存されるため、オフィスのPCで途中まで描き、続きを自宅PCで描く――なども可能だ。 今後、複数人で同時に共同執筆する「チーム制作機能」や、同ソフトから電子書籍販売ストアにワンクリックで投稿できる機能も追加する予定だ。Windows XP/Vista/7/8とMac OS X 10.7以降に対応する。 150万以上ダウンロードされたというピージーエヌの無料ペイントソフト「Fire Alpaca」の協力のもとに開発。紙に絵を描くように自
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