昨年のラグビーW杯でエディー・ジャパンの「歴史的3勝」に大きく貢献した、日本代表FW畠山健介選手の連載、「畠山健介のHatake's room」がスタートします。 記念すべき第1回は、W杯を終えて、サントリーサンゴリアスの一員としてトップリーグの厳しい戦いを繰り広げる中、日本人選手2人目となる「プレミアシップ挑戦」を決断するに至る経緯を、畠山選手本人が書き綴りました。どうぞお楽しみください。 「英国のプレミアシップに興味があるか?」 今年1月の初めだった。「興味があるか?」という問いに対して、「興味はある」。だが、「興味がある」程度に過ぎない。そこで戦ってやろうという野望も、プレミアシップでプレーしたいという目標もなかった。 通常なら「行かない」が、今回は少し違った。 そもそも僕は日本が大好きだ。「ナショナリズム」という言葉を掲げるほど大それたものではないが、日本での生活に満足している。言