aki4141のブックマーク (55)

  • 「話の噛み合わない人」は何の能力が不足しているのか。

    世の中には様々な人がいるが、その中には残念ながら 「話が全く噛み合わない人」 がいる。例えば、こんな具合だ。 上司:「昨日、顧客訪問が3件あったと日報に書かれてるけど、今期の受注に繋がりそうな成果があれば、報告してもらえる?」 部下:「あ、一つ困ったことがありまして。お客さんから会社の概要について詳しくわかる資料はないか、と聞かれたんですよ。」 上司:「(成果を報告しろと言ったのに……)会社案内なら、この前発注をかけたので、後ろの棚に入ってるよ。」 部下:「いえ、あれじゃダメなんです。」 上司:「なぜ?」 部下:「違うのがほしいということでした。」 上司:「(は?質問に答えろよ……)いえ、私が聴いているのは、「なぜダメなのか」だから、理由を教えてもらえる?」 部下:「うちの会社案内、サービス案内が不十分だと思うんですよね。」 上司:「あなたの意見ではなく、お客さんがなんと言っていたかを教え

    「話の噛み合わない人」は何の能力が不足しているのか。
    aki4141
    aki4141 2020/04/29
    ・質問に端的に回答する。 ・事実と意見を区別する。 ・話題を勝手に変えない。 ・相手の聞きたいことを常に検証する。 この4つを意識するだけで、コミュニケーションの効率は劇的に変わる。
  • 「タスク管理をしっかりやると、人生が変わるくらいのインパクトがある」という話。

    むかし、一緒に働いた方から「なぜタスク管理をしないのか」と問われた事がある。 だが、その時の私には、多くの人が思うように、なぜタスク管理が必要なのか、それにどのようなメリットがあるのか、正直よくわからなかった。 というのも、上から出された指示はそう忘れるものではない。 百歩譲って、忘れそうなときにはメールで貰えばよいし、手帳もある(今ではスマートフォンもある)。 また、いちいちタスクを書き出して管理をするという手間が、むしろ仕事を遅らせるのではないかと思っていたからだ。 私は言った。 「タスク管理ですか……。指示はちゃんと覚えてますから大丈夫ですよ。」 すると彼は言った。 「もしかして、タスク管理を面倒くさそう、とか思ってる?」 図星だったが、私は平気な顔をした。 「いえ、なんか仕事をやらされている感……というか仕事に追われるのが嫌なんです。」 「ふーん。」 彼はニヤリと笑って言った。 「

    「タスク管理をしっかりやると、人生が変わるくらいのインパクトがある」という話。
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    aki4141 2020/04/29
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  • コンサルタントだった頃学んだ「議論がうまい人」とそうでない人の5つの差異。

    コンサルタントをやっていたころ、「議論」を見る機会がよくあった。 「見る」といったのは、私が議論に参加することは殆どなかったからだ。 というのも、コンサルティングには 「お客さんとは絶対に議論するな。お客さん同士で議論してもらえ」 という原則があり、私はそれを忠実に守ったのである。 そのため私は、第三者として、様々な会社で、多くの議論を見る機会に恵まれた。 そこで一つ気づいたことがある。 「議論のうまい人」と「議論がへたな人」は、非常にはっきりと分かれるのだ。 「議論」とは何か 当然、人によって議論に抱くイメージは異なるだろうから、まずハッキリとさせておかなければならないのが、「議論」の定義だ。 広辞苑にはこのように書かれている。 【議論】 互いに自分の説を述べ合い、論じ合うこと。意見を戦わせること。またその内容。 (広辞苑第六版) 私が見てきた議論の殆どは会議やディスカッションなど、 「

    コンサルタントだった頃学んだ「議論がうまい人」とそうでない人の5つの差異。
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    aki4141 2020/04/29
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  • 「ちゃんと考えられない人」につけるクスリはあるのか。

    かなり昔の話だ。 クライアント先で、一人の男性から相談を受けた。 彼は同じ年代の中でも「できる人」だと評判で、役員への昇進も期待されていた。 だが、彼は仕事上のコミュニケーションで苦労していた。 「ちょっと相談にのってもらえますか。」 「はい。」 「一週間前、エクセルのシートに一人ひとり、現状分析と来期の目標、そして達成のための施策を書いて提出してもらいました。」 「憶えています。」 「ところがです。提出されたものを見ると、……内容がひどくて。」 彼は溜息をついた。 「新人なら良いですよ。でも管理職でもひどい内容のものが結構あります。私の指示がマズいんですかねえ……。」 私はそれを見せてもらった。 様式は丁寧にできているし、不親切なものとは感じない。 だが、提出された内容については、確かに私も首を傾げざるを得ない点が多数あった。 例えば「現状分析」欄には、今期の売上について間違った数字が記

    「ちゃんと考えられない人」につけるクスリはあるのか。
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    aki4141 2020/04/29
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  • 「世界が一向に良くならないのは、あなたが何もしてないから。」といわれた時の話。

    まだ20代半ばだった頃。 会社の不条理に辟易した私は、様々なものに不満を抱いていた。 社内の無意味な序列、 人の話を聞かない上司、 無駄な会議、 非効率な手続き…… そういったものすべてが不満の源泉だった。 不満が募れば、人は、その原因を何処かに求めたくなる。 私は様々なを読み漁り、「組織の欠点」について、ひいては「社会の欠点」について、知識をつけた。 例えば、話を聞かないプロジェクトマネジャーは、プロジェクトを失敗させる確率が高いし、ピーター・ドラッカーは「人事の間違いは、異動させた側の責任」とハッキリと言っていた。 頭でっかちになった私は、ほとんどありとあらゆる事象に、ケチを付けることができた。 そして「なぜ世の中は、一向に良くならないのか」と嘆いたのだった。 ***** ある時、比較的仲の良かった先輩が、 「飲みに行きましょう」と、誘ってくれた。忙しいと断ったが、「まあいいからさ」

    「世界が一向に良くならないのは、あなたが何もしてないから。」といわれた時の話。
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    aki4141 2020/04/29
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  • 「自由にやらせると、潰れてしまう人」について。

    正月が終わった。 新しい年が始まり、仕事が再開される。 が、長い休みの後には、反動として「働けなくなる人」が一定数出てくる。 仕事のプレッシャーからなのか、プライベートのトラブルに起因するものなのか。実際のところは決してわからない。 そして、私が最も記憶している出来事の一つも 「休み明けに働けなくなった人物」の話だ。 ***** 10年以上前の話。 私が参加していたプロジェクトのメンバーの一人に、システム会社出身のOさんという人物がいた。 彼は能力的には平凡で、特に明晰であったわけではなかったが、その真面目さと素直さで、プロジェクトリーダーからはそれなりの評価を得ていた。 「それなりの」という言葉を使った理由は、リーダーにとって「面倒な仕事を引き受けてくれる便利な人物」という認識だったからだ。 特に優れたアイデアを出すわけでもなく、顧客との折衝がうまいわけでもない。 だが、与えられた大量の

    「自由にやらせると、潰れてしまう人」について。
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    aki4141 2020/04/29
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  • 人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。

    先日、Twitterを見ていたら、あるアカウントが「論理の間違い」を指摘されていた。 「そこは因果関係ではなく、相関があるだけですよ」と、指摘されたのだ。 だが、客観的に見れば、指摘はまっとうで、非難めいた口調でもなく、丁寧な指摘だった。 ところが、そのアカウントの主は、怒った。 「私がいいたいのは、そのようなことではない」と、指摘した人をブロックした。 * 最近、親戚がうちに来てくれたときのこと。 その方は、親切で、人の世話を焼くのが大好きな方だ。非常に献身的で「子どもたちのために、スープを作りたい」と、わざわざ遠くから来てくれたのに、料理を振る舞ってくれた。 ところが、子どもたちがスープをあまり飲まない。 「味が変」というのだ。 その方は「好き嫌いはダメだよ−」と子どもたちにいうのだが、結局、子どもたちはスープを残してしまった。 味をみたが「これちょっと酸っぱくない?」と指摘したとこ

    人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。
    aki4141
    aki4141 2020/04/08
    仮にその場はうまく収まったとしても、「過ちを指摘したこと」は、絶対に忘れてもらえないのである。
  • コンサルティング会社で「干された」時の話。

    もう結構昔のことだ。 若い頃、頭に血が上りやすかった私は、上司や先輩の理不尽な要求にいちいち腹を立てていた。 例えば、 「新人がホワイトボードを消しておけ」と言われたら、「近くに居るやつが消せばいいじゃないか」と思ったり、 「飲み会では先輩のところに酒を注いで回れ」と言われたら、「好きに飲ませろ」と思ったり、 「原因は常に自分にあると考えたほうがいい」と言われたら、「そんなの時と場合によるだろ」と思ったりした。 いや、思うだけでなく、実際に口に出してしまっていた。 つまり、「組織人」としては、扱いにくい、ダメな奴だったわけである。 当然のことながら、組織というものはそのあたりが非常に冷酷で、「扱いにくい」やつは干される。 つまり「結果を出せば良い」という以前に、そもそもチャンスすら与えられないので、結果を出す機会すら無い状態に置かれてしまう。 多くの血気盛んな若手がハマりやすい罠であると今

    コンサルティング会社で「干された」時の話。
    aki4141
    aki4141 2020/04/07
    組織中で「良き聞き手」を担うことである。 1.人の悩みを積極的に聞く(つまらなくても) 2.話を「判斷」しない。「アドバイス」もしない。ひたすら何が起きたのかの理解に勤める。 3.自らの愚痴は絶対に人に言わない
  • 結局、人生の質を左右するのは「時間の使い方」だ。

    新卒採用をしていると、いろいろな気づきがあるものだ。 特に、率直な疑問をぶつけられたときの収穫は大きい。 先日、新卒の内定者から「今から身につけておいたほうがいい重要スキルって、何かありますか?」という質問があった。 会社の役員たちは、専門的なスキルを様々回答していたが、真剣に考えていくと、最も汎用的で、最も人生を通じて役に立つスキルは「時間を扱うこと」に対するスキルではないかと感じた。 というのも、多くの人が指摘するように質的には時間とは、すなわち人生だからだ。 「一瞬一瞬の時間の使い方を積分したものが人生」だという事実は、気づきにくいが質である。 今日、やるべきことをやらなかったら、そのぶん人生を無為に過ごしたことになるし、「充実した今日」を積み重ねれば、それは「充実した人生」と同義である。 もちろん人生に何も望まない、という人もいよう。 そういった方に関しては、時間の使い方に関し

    結局、人生の質を左右するのは「時間の使い方」だ。
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    aki4141 2020/04/07
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  • どうして、あらゆる会社にパワハラ上司が生まれるのか。 | Books&Apps

    最近、パワハラについてのひどいニュースを頻繁に目にする。 提訴「借金負わされ 給料未払い」 社長パワハラ 元従業員遺族ら 求人サイト運営会社の元従業員2人と、自殺した従業員の遺族が「社長に借金を背負わされた上、それを名目に賃金が支払われず、パワハラも受けた」として、会社側に未払い賃金や慰謝料など計約8800万円の支払いを求める訴訟を17日、東京地裁に起こした。 (毎日新聞) 16歳アイドル自殺、遺族が提訴 会社側はパワハラ否定 松山市を拠点とするアイドルグループで活動していた大萌景(ほのか)さん(当時16)が自殺したのは、過重な労働環境やパワハラなどが原因だとして、遺族が12日、所属していた会社「Hプロジェクト」(松山市)などに計9200万円余りの損害賠償を求める訴訟を松山地裁に起こした。 一方、会社側はパワハラなどを否定し、法的責任はないと反論している。 (朝日新聞) 2つの事件ともに

    どうして、あらゆる会社にパワハラ上司が生まれるのか。 | Books&Apps
    aki4141
    aki4141 2020/04/04
    主観的には、「会社と本人のため」であり「努力せよ」であり「怠けているやつは罰しろ」だからだ。そして、それは気持ちがいい。 彼らにとっては論理は一貫しており、何一つ問題はない。
  • どんな仕事にも使える、普遍的な「成果を出す方法論」について紹介する。

    コンサルタントだった頃教わったことは数多くあった。 が、結局のところ、些末なことを除いていくと、全ては一つに集約される。 すなわち、 「どうすれば、仕事で成果を出せるか」 である。 もちろん成果の定義は局面ごとに異なる。 売上目標の達成、人材の育成、メディアへの露出、顧客リストの獲得、労働時間の短縮、生産ラインの効率化、コストダウン、あるいはリストラ…… あらゆる局面において「クライアントにとっては成果がすべて、成果が出せなければゴミ」ときつく諭されていた。 ときに、上司に尋ね回り、セミナーに出席し、様々なを読み漁った。 「気合と根性」が大事、という人がいた。 「あいさつすれば、全てはうまくいく」というセミナーがあった。 「人の話を聞け」というがあった。 しかし、私には全くピンとこなかった。 気合いと根性は、コスパが悪く、再現性が低く、継続性に難があり、とても現場では使えない。 あいさ

    どんな仕事にも使える、普遍的な「成果を出す方法論」について紹介する。
    aki4141
    aki4141 2020/04/03
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  • 習慣を設計できると、人生のクオリティが極めて向上する件。

    人生を楽しむために、重要なことをひとつあげよ、と言われたら、何を挙げるだろうか。 もちろん正解はない。 人それぞれ、様々なことを挙げると思う。 が、私が個人的に強く感じているのは、実は「習慣化」である。 こういう話をすると 「また、石の上にも三年とか、継続は力なりとか、そんな話ですか、うんざりですよ」 という方もいるかも知れない。 だが、私が習慣化を重視しているのは、そんな理由からではない。 私は続けることが尊いとか、我慢が美徳だとかは、微塵も思わない。 ではなぜ、私が習慣化を重視しているのか。 それは、自発的な習慣化が「自信」を生み出すからである。 はっきり言えば、「習慣化」は非常に難しい。 「三日坊主」という言葉が示すように、人はやろうと思ったことを早ければ1週間、長くても1年、良き意図ではじめた、日記や運動、読書といった習慣も、途中で面倒になったり、忙しくなったりして、放棄してしまう

    習慣を設計できると、人生のクオリティが極めて向上する件。
    aki4141
    aki4141 2020/04/02
    「意志にたよろうとせず、「考えなくてもできる」「やりたい」「やらなければならない」のついでに、習慣化したいことをやる」のが、習慣化の設計の本質だ。
  • 絶対的な貧困よりも、主観的な貧困が問題になる時代がやってきた。

    何かと「格差」「貧困」が話題となる昨今だ。 先日多くの人に読まれていた記事も、「格差」や「貧困」に関連して評している人も多かったように感じる。 参考:人手不足なのに給料が上がらないのは、経営者の強欲のせいではなく、仕事に要求される能力が高くなったから。 だが、事実としては、世界的に貧困は解決しつつあり「中間層」も増えている。 アジアでは、極度の貧困の中で暮らす人々の割合は一九八〇年に人口の七七パーセントを占めていたが、一九九八年には一四パーセントまで激減した。(中略) 多くの貧困諸国の急激な経済成長と、その結果生じる貧困の減少は、「グローバル中間層」の増加も後押ししている。 世界銀行によれば、二〇〇六年以降、二八カ国のかつての「低所得国」が、いわゆる「中所得国」の仲間入りを果たしたという。 グローバル経済に参加することができ、豊かに暮らすことができる人が急激に増えているのは、誠に喜ばしい、

    絶対的な貧困よりも、主観的な貧困が問題になる時代がやってきた。
    aki4141
    aki4141 2020/04/02
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  • いますぐ行動を起こせば、結果にかかわらず、人生は必ず充実する。

    「ライターになりたいんです」という相談を受けた。 そう言うときには、「じゃ、書けばいいじゃないですか。読んでみたいです。フィードバックはします。」と答えることにしている。 でも、その人は何も書かなかった。 人間、そんなもんである。そして、別にそれでもいいと思う。 コンサルティングの現場で、「ウチの会社は、もっと新規事業をやるべきだと思うんです」という人がいた。 私は、「じゃ、あなたが手を挙げて、上長に新規事業やらせてくださいと言えばいいんじゃないですか。」と答えた。 その人は、「あ、そう、そうですよね。」と言った。 でも、その人は手を挙げなかった。 人間、そんなものである。別に、それでもいいと思う。 「給料が上がらない。なんともならない。」と嘆く人がいた。 私は「給料を上げてください、と上司に交渉すればいいじゃないですか。」と申し上げた。 その人は「言ったって無駄ですよ。」と言う。 私は、

    いますぐ行動を起こせば、結果にかかわらず、人生は必ず充実する。
    aki4141
    aki4141 2020/04/01
    いくら待遇が良くても、それにはすぐに慣れてしまう。 むしろ、主体性を発揮できてない状態では、人間は不幸にしかなれないのである。 何かを変えたい? 行動せよ。 幸福になりたい? 行動せよ。
  • マネジャーになったら、「スキルの成長」から「人格の成長」に軸足を移さないと、行き詰まる。

    異動の時期である。 昇進し、マネジャーなどの管理職となった方も多いだろう。 管理職になると、組織の中枢として新しい仕事の仕方が求められるようになる。 裁量も報酬も大きくなり、「組織を動かす」やりがいを強く感じる人もいる。 だが、それにうまく適応できない人も多い。 「管理職がこれほど難しいとは思いませんでした」 「部下が思った以上に言うことを聞きません」 「コミュニケーションが大事だとわかっていても、時間が取れないです」 そんなふうに、管理職の難しさを語る人は数知れない。 しかし、いちメンバーであったときは様々な仕事をうまくできたはずの彼らがなぜ、管理職という仕事に「適応できない」ケースがこれほどまでに多いのだろう。 * 私は前職、管理職研修の講師を頻繁に行っていた。 私がやっていた中で、特に人気があった研修は、「新任」の管理職研修だ。 「具体的で」「すぐに使えて」「効果の高い」、管理職とし

    マネジャーになったら、「スキルの成長」から「人格の成長」に軸足を移さないと、行き詰まる。
    aki4141
    aki4141 2020/03/31
    真面目で、仕事にひたむきであり、その人と合う、合わないはともかく、正しさについて真剣であることではなかっただろうか。 部下を持つ、ということは、部下の人生の一部について責任を持つ、ということだ。
  • 「目的」も「意味」も考えず、やらされ感で仕事をすれば、たいした価値はだせない。

    先日、お金の計算をしながら、困っていた。 「どうしたの?」と声を掛けると、幼稚園のあるイベントの会計報告を任された、という。 「お金の計算は苦手なのよね。」 「得意な人はあまりいないから、気にしなくていいと思う。」 「そうじゃなくて、昨日の集まりで指摘されたの。」 「なにを?」 「業者さんから、野菜を仕入れたんだけど、その金額が大きすぎるって。」 領収証を見ると、確かにスーパーで買う金額よりも、かなり大きな金額が書かれている。 「当だ。高い。」 「もうお金を払ってしまったんだけど、なんで気づかなかったのかなーって。」 「誰でもミスはあるよ。」 「そうなんだけど、この伝票、担当者と、リーダーと、私の3人が見ていたはずなの。でも3人とも指摘できなかった。」 「誰が気づいたの?」 「昨日の集まりで、別のお母さんから指摘があって、初めて気づいたの。」 「……いい加減にやっていた、というわけで

    「目的」も「意味」も考えず、やらされ感で仕事をすれば、たいした価値はだせない。
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    aki4141 2020/03/31
    私の師は、あらゆる仕事において、「目的」を認識することを、何よりも重視していた。
  • 働き方改革で、誰が得をして、そして、一体誰が損したんだろう?

    政府が主導したことで「働き方改革」というキーワードは、すっかり定着した感がある。 と言っても、真面目に取り上げられるよりは、酒の肴として話題に上るほうが多いかもしれないが、ともかく、話題にはなる。 そして、その話題の中心は殆どが「残業」だ。 その「働き方改革」について。 私は興味深く成り行きを注視していた。 なぜならば「働き方改革で、誰が得して、誰が損したのか?」を知りたかったからだ。 まあ、仕事遅いやつには、厳しい時代になったってこった。 ところで先日、ある大企業においてヒアリングをしていた時のこと。 数名の若手とベテランの間で、こんな会話があった。 「先輩、最近はうちも残業減りましたね。」 「そうだな。」 「残業減らすなんて不可能、っていろんな人が言ってましたけど、やればできる、ってことですよね。」 「そうだな。」 「なんで「できない」なんていう人が多かったんですかね。」 「わかってん

    働き方改革で、誰が得をして、そして、一体誰が損したんだろう?
    aki4141
    aki4141 2020/03/29
    今後の時代に労働者が収入を増加させるには、正社員になるにせよ、有期雇用、フリーランスになるにせよ、「成長市場」で「成果を出す」事が必要。 今の職場で、必死に「生産性向上」に取り組むのは視野が狭すぎる。
  • 大人は、口や態度に出してはいけないことがある。

    ツイッターを眺めていました。 すると、「やめてほしい怒り方」というツイートが、話題になっていました。 【やめてほしい怒り方】 新社会人はこんな怒り方 されたら無視して良い pic.twitter.com/R0MS1FypUx — ゆきほり (@yuki0hori) 2019年5月27日 私個人も、新人のとき、失言をして強烈に怒られた記憶があります。 なので、ツイートを見て「怒り方間違うと、だめだよなー、そうだよなー」と思いました。 けれど、このツイート。 異常に拡散されています。一体なぜでしょうか。 それは「ミスを責める上司」に対するツイート主のコメントに結構トゲがあるからでしょう。 上司からの「現場の写真撮ってきて」との依頼をすっかり忘れてしまったツイート主は、上司からきつくそれを責められました。 が、怒られている最中 「そんな事を言っても忘れたもんはしょうがないじゃん」ってずっと思って

    大人は、口や態度に出してはいけないことがある。
    aki4141
    aki4141 2020/03/29
    感情を表に出したら「戦争」。
  • いくら頑張っても幸福になれない理由は、幸福の本質が「なる」ではなく「見つける」だから。

    先日、福岡に出張に行ったとき、あるアントレプレナーの方と、「人の幸福」についての話になった。 背景を話すと、私は常日頃「会社は、人が幸福になるための、社会装置に過ぎない」と思っている。 だから、経営者に「幸福の条件」を尋ねるのが常なのだ。 「やはり、稼いでこそ、という感じですかね?」 と私は意地悪くカマをかけた。 起業家は「何よりも金」と、堂々という人は少ない。 建前は「世のため、人のため、世界を変えるため」なんてことを言う。 だがその実、心の中では、「金、自己顕示、モテ」を、ひたすら望む人物は少なくない。 ただ、それはそれで、人が良ければ、良いとは思う。 が、それは隠せない。 言動や、SNSを見れば、すぐに分かる。 だが、彼は軽くスルーする。 「安達さん、いくらお金を持っても、名誉を手に入れても、幸福にはなれないですよ。」 「まあ、そうでしょうね」と私も頷いた。 思うに、「お金」や「名

    いくら頑張っても幸福になれない理由は、幸福の本質が「なる」ではなく「見つける」だから。
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    aki4141 2020/03/29
    人と比べない、わきまえる、日常の些細なことに幸せを見出す、消費よりも創り出す…… 一足先に停滞期に入ったヨーロッパでは、そのような日常の知恵が発達したのかもしれない。
  • 一度は「会社をやめたい」と言った社員を引き止め、できる社員に変えた上司の話。

    まっとうな上司であれば、一番聞きたくない部下からの一言は、 「会社辞めたいです」ではないだろうか。 言われた瞬間、血の気が引き、 「え、何で?」 と思う。 そして「俺のマネジメントが、悪かったのだろうか」 とか、「ずっと不満を抱えていたのだろうか」あるいは「もっと前兆に気づくべきだった」といった後悔が襲ってくる。 そして、大事な部下であれば 「引き留めようか」 「どのように接すべきか」 「説得できないか」 と言ったことを考えることだろう。 だが多くの場合、「辞めたいです」は、最後通牒である。 この一言を部下が発した時点で、もはや時すでに遅し、だ。 「辞めたい」と上司に告げることは、相応のリスクが有り、よほど思いつめていないとその言葉は出ない。 おそらく「会社がつまらない」「仕事嫌です」「他に行きたい」などのサインは、かなり前から出ていたはずで、引き止めるつもりなら、それを見落としたのはマネ

    一度は「会社をやめたい」と言った社員を引き止め、できる社員に変えた上司の話。
    aki4141
    aki4141 2020/03/29
    「彼に絶対に成果を出させる」という、上司の覚悟の問題だったと思う。