このページでは、正確な文章を書くための秘訣をまとめてみようと思います。それほど文章がうまいとはいえない私が、文章の書き方について述べるのですから、むこうみずな行為であることは百も承知です。しかし、数年に渡って探求した正確な文章の書き方が、少しでもみなさんの役に立てばという思いを自分への励ましに代えて筆をとります。 ここでお話するのは、「文章をいかに正確に書くか」や「自分の考えをどうやったら適切に表現できるか」であって、決して「どうやったら人を感動させる名文句が書けるのか」ではありません。 このページを読んだら「科学技術文献」を書くための技術が少しは身に付くのではないかと期待しています。しかし、 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける (紀貫之) などのような心に残る文章が頭に浮かぶようになるわけではありません。 絵の書き方に例えて言うなら、ここで述べる内容は、色彩や調和
Free on Free資料 1999-06-19 Know Thyself 富士通研究所 和田英一 wada@u-tokyo.ac.jp 出典「高橋秀俊 電気通信学会雑誌, 昭和42年4月 pp. 537-538」 最後に, これからの計算機システムの設計の指針ともいうべきものをまとめて述べてみ よう. それは結局, 計算機は人間のためにあるものであり, いかなるときにも人間の忠 実な奴隷であるための条件を述べたものである. それはまた, 人間の(機械とは違った) いろいろな特性を機械(ハードウェアとソフトウェア)が心得ていて, 人間の機嫌を損な わず, また人間の欠点を補うようにすることである. そこで人間の性質にもとづいて列 挙すると, 人間は気まぐれである. だから機械は人間がいつ気が変わっても, それに対する処置 ができるように用意しておかなければならない. プログラ
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