トルコの最大都市イスタンブールの国際的観光地スルタンアフメット地区で12日午前10時15分(日本時間同日午後5時15分)過ぎ、大きな爆発があった。クルトゥルムシュ副首相が緊急会見し、10人死亡、15人負傷(うち2人重傷)と発表。同日午後に会見したダウトオール首相は、過激派組織「イスラム国」(IS)の外国人戦闘員による犯行だと断言した。 トルコのメディアによると、死傷者の多くは外国人観光客で、死者のうち9人はドイツ人という。 クルトゥルムシュ副首相は、現場に残された遺体を検査した結果、「1988年生まれのシリア出身者」の犯行と判明したと説明。またエルドアン大統領も同日、「シリア人の自爆攻撃によるとみられる」と述べていた。 在イスタンブール日本総領事館によると、死傷者25人の中に日本人はいないという。トルコのメディアによると、治安当局は他にも爆弾が仕掛けられている可能性もあるとみて、一帯は通行