ブラジル領の離島、トリンダデ島で、「プラスチック岩」が発見された。この岩は、海から流れ着いたプラスチックゴミが岩石と混ざり合って形成された、いわば新種の岩だ。 それは海のプラスチック汚染がいかに広まっているかを示すどころか、何が本当の自然なのかわからなくさせるような現象であるという。 地質学者のによると、岩の自然な形成プロセスに、人工的なプラスチックがくわわったプラスチック岩の登場は、現代が「人新世という新しい地質学的時代」にある証拠だという。
ブラジル領の離島、トリンダデ島で、「プラスチック岩」が発見された。この岩は、海から流れ着いたプラスチックゴミが岩石と混ざり合って形成された、いわば新種の岩だ。 それは海のプラスチック汚染がいかに広まっているかを示すどころか、何が本当の自然なのかわからなくさせるような現象であるという。 地質学者のによると、岩の自然な形成プロセスに、人工的なプラスチックがくわわったプラスチック岩の登場は、現代が「人新世という新しい地質学的時代」にある証拠だという。
男は人に道を尋ねず、女は地図を読むのが苦手、その理由は男と女の脳に違いがあるからだ。というステレオタイプがある。 「男脳」「女脳」は一時期流行った説だが、実際は脳の研究が進めば進むほど、脳の性差を裏付ける証拠が乏しいことがわかってきているという。 MRIが発明されて以来、脳科学者は熱心に女性と男性の脳の違いを探し続けてきた。米ロザリンド・フランクリン医科大学の脳科学者リーズ・エリオット博士もその1人だ。 しかし30年におよぶ研究を経て、彼女がたどり着いたのは、脳の性差を証明する証拠は事実上ないという答えだ。 単純に大きさによって生じる違いを除けば、男女間で脳の構造や活動に意味のある差異はまったく見当たらず、片方の性別に特有とされる個性や能力の違いを説明できるような脳の違いもまるでないのだという。
バイカル湖は、海と間違えてしまうほど大きな湖だ。世界でもっとも深くて古い湖でもあり、淡水湖として最大の水量を誇る。これらは周知の事実だが、この湖にはもうひとつ不思議なことがある。凍った湖面で薄い氷の柱の上にかなり大きな平らな石が絶妙なバランスで乗っかっている光景が見られるのだ。 まるで水の上に浮いているように見え、神秘的で不思議な雰囲気を醸し出している。この減少は日本庭園の石積みにちなんで「バイカル禅」と呼ばれている。 長年専門家たちがこの珍しい現象について研究しているが、その原因についてまだ意見は一致していない。
オーストラリアに生息する「カモノハシ」は、哺乳類でありながら卵を産み、アヒルのようなクチバシがあり、後ろ足の爪には毒があり、しかも性染色体が10本もあるという珍獣の中の珍獣だ。 「単孔類」という哺乳類の中でも異色のグループに属し、遺伝子レベルでも風変わりな彼らは、哺乳類の進化を研究するには格好の題材となる。 『Nature』(1月6日付)に掲載されたコペンハーゲン大学のグループによる研究では、史上初めてカモノハシのゲノムを完全マッピングし、この奇妙なグループの進化の秘密に迫った。 その結果、哺乳類、鳥類、爬虫類、植物との類似点が発見され、さらには人類とカモノハシの共通祖先が存在していた可能性もあるという。
イカの目をじっと見つめたことがあるだろうか? なんだか鏡でも見つめているようで、どこか薄ら寒さを感じるかもしれない。そのくらい人間の目と同じなのだ。 イカやタコといった頭足類は、脊椎動物とは遠く離れた生き物のはずだ。それなのに、どちらもレンズで光の焦点を合わし、鮮明な視覚をえる洗練された目を進化させた。 これほど複雑な器官であるのに、それぞれ独立した進化によってたどり着くことができた理由は、これまで生物学者にとって大きな謎だった。だが、その手がかりがついに得られたようだ。 その手がかりとは、人間をはじめとする脊椎動物の四肢の最初の形成を導く遺伝子は、イカのレンズの形成をも導いているということだ。
さあ、また新しいイリュージョンの世界に突入だ! 感覚などさして当てにならないという事実を突きつけ、確かだと思われた自分たちの世界をグラグラさせてくれる時間だ。 今回の作品は、テキサス大学のデビッド・ノヴィック教授が考案したもの。縞模様の中に浮かぶボールの色は何色だろうか? 上の画像はイメージなので全く関係ない。以下に紹介するツイッターのイラストを見て考えよう。ボールは全部で12個ある。
テレパシーのようなコミュニケーションがまた一歩実現に近づいた。今回の実験では、脳に装着するインターフェースを利用し、頭で考えるだけで、3人で協力しながらテトリスのような落ち物パズルゲームに挑んでもらった。 これは、米ワシントン大学の研究者が開発した、脳-脳インターフェースを利用したもので、3人が同時に参加し、それぞれが脳だけを使って情報を送受信できるという点が目新しいものだ。
暗いニュースは往々にして瞬く間に拡散されるものだ。それは今、世界を震撼させている感染病、交通事故や自然災害、テロや発砲事件などでたくさんの犠牲者がでるなど、誰かが不幸にあったというような悲劇的なものが多い。 SNSでも暗いニュースばかり拡散させている人がいるが、もしあなたが暗いニュースから目が離せなくなり、繰り返し浸っているのなら注意が必要だ。 新たなる研究によると、悲惨な出来事にばかり意識を向けていると「不幸のサイクル」にはまり、もっと悲惨なニュースに引き寄せられるようになってしまい、そこから抜け出せなくなるという。 更にその強い精神的なストレスは、例え状況が好転したとしても引きずってしまい、長期にわたり影響を受けるという。
人間は新陳代謝を繰り返し、細胞が入れ替わり、老廃物が廃棄されながら生命活動を維持している。そしてついに、同じような活動を自発的に行う機械(生体素材)が誕生したようだ。 アメリカ・コーネル大学の分子ロボット工学者である浜田省吾氏らによって開発されたのは、まるで生命であるかのようなDNA生体素材だ。 それは「自己集合」「組織化」「代謝」という生命に必須の3つの重要な特性を備えているという。
日本のお寿司屋さんを舞台に、キツネと恐竜の編みぐるみの愛と絆を描いた心温まるストップモーションショートフィルムが作成されていた。 タイトルは「Lost&Found(ロスト&ファウンド)」だ。 彼らは2匹だけの楽しく暮らしていたが、ある時、キツネが手水鉢(つくばい)に落ちてしまう。恐竜はキツネを救うため・・・
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