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yak shaving で人生の問題の80%が説明できる問題 つい最近、 yak shaving (ヤクの毛を刈る)、という言葉を知りました (原典)。これは「一見無関係に見えるけど、真の問題を解くのに必要な問題を解くのに必要な(これが何段階も続く)問題を解くのに必要な活動」という意味の言葉です。 yak shaving は、ようするに「ある問題を解こうと思ったら別の問題が出てきて、それを解こうと思ったらさらに別の問題が出てきて…」ということが延々と続く状況を表しています。ちなみに、ヤクとは毛が長い、牛の一種です。 yak shaving は、以前に覚えた bikeshed と同じくらい便利そうな表現です。というもの、プログラムを書いていると yak shaving 的な状況がすぐに発生するためです。 たとえば、「Amazon のほしい物リストを CSV 形式に変換して Excel で読み
先日のワールドカップの日本対コートジボアール戦で、日本のファンが、試合に負けたのにも関わらず、スタジアムのゴミを拾ったことが、様々な国のサッカーファンやメディアに驚かれました。 Japanese fans stayed behind after the game last night to clean their section of the stadium. Class act. pic.twitter.com/av1hzs4eXY— World Cup 2014 (@Brazil14WC) June 15, 2014 Japanese fans cleaning near the seats where they were sitting. Such an admirable civilisation. Massive respect. pic.twitter.com/leAYPuEK
爲末大 Dai Tamesue @daijapan 「神出鬼没、縦横無尽」がモットーです。衝動性が強く、慎重さを欠くので気をつけるようにしています。 趣味は毎朝長文を書くこと、仕事は新しいスポーツをつくることです。 ご連絡はこちらまで deportarepartners.tokyo/contact/ deportarepartners.tokyo 広島市佐伯区出身の男子元陸上競技選手・400mハードル日本記録保持者で、現在はスポーツコメンテーター・タレント・指導者などで活動中。株式会社R.project取締役。 2001年世界陸上エドモントン大会・2005年世界陸上ヘルシンキ大会の男子400mハードルにおいて、世界陸上選手権のニ大会で銅メダルを獲得する快挙を達成。又オリンピックには、2000年シドニー・2004年アテネ・2008年北京と、3大会連続で出場した。身長170cm、体重66kg。
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「予定を簡単に動かさない」「100点は最初から目指さない」「安請け合いを絶対にしない」「人の不平不満に付き合わない」「便利屋には絶対にならない」など、結果を出す人には絶対的なルールがあるのだと主張するのが、『仕事ができる人の「しないこと」リスト:「見切る」「捨てる」「断る」......結果を出す人の絶対ルール』(中島孝志著、知的生きかた文庫)。 その仕事が「割に合うか、合わないか」という視点を持ち、「しないことリスト」を使いこなすことが仕事を活性化させるというのですが、では、「できる人」になるためにはどうしたらいいのでしょうか? 「<考え方>編『見切る』『捨てる』『断る』力をつけるーー23の『しないことリスト』」から、いくつかをピックアップしてみましょう。 できる人は「100点」を目指さない(14ページより) 「やらなくていい仕事をやっている」 「ここまでやらないでいいというほどバカ丁寧」
「もっとポジティブに考えなよ」とアドバイスされることはよくあれど、「もっとネガティブに考えなよ」と言われることは滅多にないかと思います。ですが、楽観的でいることが目標を達成するために最良の方法というわけではないようです。 『The Wall Street Journal』によると、楽観的でいることによって不安感が引き起こされることもあるのだとか。楽観的でいることによってモチベーションを維持できるという効果がある反面、失敗をより恐ろしいと感じてしまい、途中でギブアップしてしまう原因になることも。 最悪の事態となった場合を細かく想定しておくことで、将来への不安を減らすというテクニックがあります。心理学者Julie Norem氏によると、アメリカ人の約1/3が自分を守るためにあえて悲観主義者となる戦略を実際に活用しているのだそうです。逆に「ポジティブシンキング」は物事がうまくいくように自分を説得
ネットを眺めていてふと気付いた。 現在、日本のメディア上では、ネットであれテレビであれ「バッシングを公認されるような過失・落度のある相手は、どれだけ叩いても構わない。その際、相手がどうなるかは配慮しなくて構わない。それが社会だ」という風景がリピート再生されている。なにか不祥事や事故があったら、法的責任が問われるだけでなく、責任者は罵倒され、土下座させられる。法的責任を追求するのとは別に、“感情を納得させる”ために罵倒すること・土下座させることを、社会正義とみなすような空気ができあがっている。もちろん、そうした罵倒や土下座に警察が口出しをすることはないし、マスメディアも何食わぬ顔で報道する*1。バッシングが公認される大義名分がある限り、責任者が唾を吐きかけられてもしようがないよねー、という不文律ができているらしい。 インターネット上での“炎上”も似ている。失言・過失・違法行為があったと判明し
あなたは「二人のセールスマンの話」というものをご存じでしょうか? あるところに、「1つ売ると、100万円の利益が出る商品」がありました。 しかしこの商品、高いので、「100人に1人」しか、買わない状態でした。 そしてAさんとBさん、二人のセールスマンが、この商品を売ろうとしています。 当然ですが、100人に1人なので、OK率は非常に低くなります。 そのためAさんは、断られることに疲れてしまい、どんどん気持ちが落ち込んでしまいました。 しかしBさんは、毎日、とても楽しそうに仕事をしていました。 Aさんは不思議に思って、Bさんに聞きました。 「どうしてこんな、100人中、99人に断られる仕事を、楽しんでやってられるんだ?」 するとBさんは言ったのです。 「だって100人に声をかければ、そのうち1人が、100万円の利益をくれるんだよ? ってことは、1人に声をかけるごとに、1万円の利益が出るのと同
よく聞く「ゼロベース思考」の意味は、「固定観念や既成概念にとらわれることなく考えましょう」というもので、ちきりんも『自分のアタマで考えよう』の中で「知識と思考の分離」と称して同じことを言っています。 ですが、「ゼロから考える」という思考手法には、もうひとつ重要な側面があります。それは、「既存制度を前提とせずに、あるべき論(あるべき姿)を考えよう」というものです。 自分のアタマで考えようposted with amazlet at 15.11.10ちきりん ダイヤモンド社 売り上げランキング: 2,304 Amazon.co.jpで詳細を見る → Kindle 版 → 楽天ブックス たとえば税制について考える時、「消費税が低所得者に不利というのはホントなの?」と考えるのが前者です。 「消費税は逆累進的だから低所得者に損な制度」というのは“常識”らしいので、それに「ほんと?」と疑問を投げかける
☆本日限りの回答☆ ○『微睡みのセフィロト』と『エスパーお蘭』につきまして。 不思議なメッセージがありました。 @ubukata_summitのタイムライン上のもので、見ると「フォロー1、フォロワー0、ツイート2」という、 ボットと同類の誰かが、ただ一言発信するためだけにアカウントを作った、何者でもない方のツイートです。 内容は以下の通りです。 「@ubukata_summit 『マルドゥック・フラグメンツ』のパクリ問題に付随して冲方先生の「微睡みのセフィロト」が平井和正の「エスパーお蘭」にそっくりでは?という問題も浮上してるようですがどうなんでしょう?」 はじめは意図がわかりませんでしたが、つまり「冲方丁も盗作をしているのだ」ということが言いたいのでしょう。 そもそも、『微睡みのセフィロト』が、徳間と早川から二度出版される過程で、何の指摘も抗議も受けていないにもかかわらず、ただの噂に対し
道徳は大切だけれど、道徳的な人間を生み出そうと思ったときに、道徳だけを教えたのでは片手落ちなのだと思う。道徳というものは、不道徳な「悪い知識」を土台にすることで、初めて堅固な力を持てる。 道徳の効用 理念や道徳というものは、「手続きに従えば簡単に扱える人間」を作る手段として役に立つ。 道徳を、道徳単体として「正しいものだ」と習った人は、道徳的に基づいて何かを促されると逆らえないし、よしんば法律に違反するようなことを命じられても、それが「道徳的なのだ」と強弁されると、高い可能性でそれに従ってくれる。 他人を陥れる方法や、欺瞞を運用して誰かに特定の振る舞いを強要する方法を教わった人は、人を操作するための手続きを見破ることができる。こういう知識を持った人は、運用された道徳から自由でいられて、結果としてたぶん、道徳や理念はどういうものが好ましいのか、自分の頭で考えられる。 どちらの人間がより好まし
世界は読むことができなかった本、見ることができなかった絵や映画、行くことができなかった場所、出会うことがなかった人、とらえそこねた好機であふれています。どんな経験豊富な人や知識人であっても、世界の99%以上は未知なのです。 この切なくも希望を感じさせる事実について、NPRに “The Sad, Beautiful Fact That We’re All Going To Miss Almost Everything” という題名のコラムが掲載されていました。 本を例にしてみよう。あなたが一週間に2冊、そして時には一週間全部を費やすペースで本を読んでいるとしたら、それでもなかなかのものだ。年100冊の本を読めたとしよう。そして仮にあなたがいま15歳だとしたら、80歳になるころまでに6500冊の本が読める計算になる。 ここで大きな簡単化をして、読む対象の本を過去250年分に限ってみよう。それは
Mitaka.rb#9「WEBエンジニア meets デザイナー」というイベントに参加しましたが、その中でヌーラボ橋本氏のLT共感しました。 株式会社ヌーラボの代表取締りである橋本さん、仕事上の肩書きは「経営者」であったり「プログラマー」であったりするのですが、演劇をやったり作曲やDJをやったりなど、芸術的な属性も持っている。コラボレーションというものは、 WEBエンジニア + デザイナー と言った肩書きでなされるべきではなく、例えば 橋本(経営者、プログラマー、役者、ミュージシャン、etc) + itog(プログラマー、Maker、旅人、etc) のように、複数の属性を持った個人同士のつながりなのです。 組織vs個僕は7年ちょっと会社員をしていましたが、会社を辞めて個人でやろうと思ったのは、個人でやっても十分勝てると思ったからです、というかもっと言ってしまうと、日本の多くの大企業の存在価
唯一の正解に向かって我慢しながら進んでいくというのが今までの一般的な考え方でした。しかしながら、正解が多様化する時代になった今では、方向性を誤ればどんなに我慢をしようが報われない現実が存在しています。そんな報われないかもしれない時代には、報われるためには我慢しなければならないと思う人が増えてきます。面白くもない仕事を我慢して続けなければならないと思い込むのはあまりにもつらく、我慢大会になれば、しなくてもいいはずの生産性のない仕事でも容認してしまいます。本気で行うに値しない仕事に縛られて、自分の好きな遊びを放棄するのは、人生のあるべき姿として正しいのでしょうか。 ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則 作者: バーバラ・フレドリクソン,植木理恵,高橋由紀子出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2010/06/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 538回こ
久しくご無沙汰しておりました。 書くネタ自体は山ほどあるんですが、本業が凄い勢いで動いているのでそっちに集中していましたです。 さて、たまには分析チックなお話を。統計でガチガチの石頭になってしまわないように、常に僕が気をつけていることの1つが「選択バイアスの罠」です。 生還した戦闘機、しなかった戦闘機 あ、ちなみに、いまきは別に統計や分析の(アカデミックな意味での)専門家ではないので、そのあたりはご容赦を(汗 時に1940年ごろ。 世界は第二次世界大戦の真っ只中です。 統計学者のエイブラハム・ワルドという方が戦闘機の脆弱性について調査していたそうです。 帰還した戦闘機の大量のデータが彼の元に届きます。 「入手したデータどれもが、戦闘機のある部分の被弾頻度が他の部分よりも過度に多いことを示していた。」 さて、ここからどういう結論を導けばいいのでしょうか? (ちょっと立ち止まって考えてから読ん
表現者は言い訳をしてはいけない、ということはさ、つまり、伝えることはディスコミュニケーションと不可分ということなんだよ。 風花のドアを開けたら、中森明夫さんの姿がまずは見えて、カウンターに近づいたら、すぐ横に東浩紀さんのグループが座っていた。それで、東さんと久しぶりにいろいろ話した。 元気で、言葉に力がある。ブンガク的な言い切りのセンスというのはなかなか世にはないものだから、東さんさすがだな、と思って聞いているうちに、ああ、そうかと気付きが訪れた。 表現者は言い訳をしてはいけない、ということはさ、つまり、伝えることはディスコミュニケーションと不可分ということなんだよ。 そうだったのだ。表現するということは、つまり、相手とのコミュニケーション打ち切りの宣言でもあり、だからこそ、表現者は言い訳をしてはいけないんだ。 なぜか、湾岸スタジオでの松本人志さんの表情がうかんだ。松本さんの顔の表情、しぐ
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